競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

レパードステークス2018の予想:本命02アルクトス

time 2018/08/04

2018レパードステークスの予想

新潟11R レパードステークス(GIII) ダ1800m
馬場想定:稍~重、高速ダート想定

展開予想

馬場は土曜を見ると先週より少し時計が掛かっていた印象。ただ含水率がゴール前で1.2%と異常に乾燥していたことが大きいかな。明日は雨の可能性がかなり高いので、恐らく高速状態にはなるとみる。

展開予想だが、逃げ馬がはっきりとしないなというのはある。恐らくこのメンツだとアルクトス辺りはハナを狙ってくるかもしれない。外からフロリアヌスやビッグスモーキー辺りも前を狙うだろうがそこまで逃げる意識を持てるかだし、外のヒラボクラターシュも含めて先行争いそのものはある程度激化する。前半は速いが1角までに隊列が決まればここでペースが落ち着いて向こう正面でじわっと加速していくイメージで良いかな。前の馬はギアの上げ下げが必要で、基礎スピードを持ちつつもペースの緩急に対応できている馬を狙いたい。後ろからの馬なら緩みで取り付くチャンスが多いレースなので基礎スピードはそこまで要求されないが、要所で鋭く加速できるタイプでないとL2最速戦になりやすいこのレースで差し切るところまでは難しい、というところか。一応高速ダート想定で50秒台半ばぐらいを想定、48.5-49.5ぐらいの感じかな。

予想

◎02アルクトス
○14グレートタイム
▲06グリム
△03イダペガサス
△05アドマイヤビクター
×04ドンフォルティス09エングローサー
3連複◎〇軸▲△×流し
3連単F◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎アルクトス

アルクトスの前走猪苗代特別は時計的には平凡なレベルだが後半勝負に持ち込んで底をみせなかったという点が大きい。ペースも50.4-48.9と1.5と結構スローだったしそこからの12.9 – 12.2 – 12.4 – 12.3 – 12.0とL1で最速ラップを踏んで突き抜けている。もちろんいいスタートを切って内内をうまく立ち回れたことがラストの伸びにつながったが、前に壁を置いてしっかりと反応して直線で伸びてきて加速ラップを踏んでいるわけなので新潟への対応もできそう。また2走前の東京マイル戦では重馬場ではあるが47.5-49.1とかなりのハイの中で12.6 – 12.6 – 12.2 – 11.9 – 12.4と緩んでの再加速の中で好位外からスッと反応してしっかりと加速戦に対応したし基礎スピードも見せている。前走の感じから距離は延びていいと判断、1800で高速ダートなら質的な基礎スピードで十分戦えるし前目からの一足も使える。ダートスタートでも先行できる強み、総合力でこの馬を本命に。

○グレートタイム

相手はこの馬にした。ちょっと本命にしようか悩んでの対抗ではあったけど、高速ダートになったことで寄り基礎スピードの質的に問われたときにどうか?というのが少し引っかかった。ただユニコーンSはかなり強い競馬で47.1-47.9と0.8とややハイの流れからの12.3 – 12.3 – 11.9 – 11.5 – 12.2とL2最速11.5というかなり速いラップを要求されたし中弛みで巻き込まれて直線で不利がありながらも反応してしっかりと伸びてこれたのは大きかった。前走のJDDでも同様で大井の2000らしい展開、62.6-63.2と平均からの13.1 – 12.6 – 12.5 – 12.2 – 12.8とL3-2で加速する流れで内で包まれながらもしぶとく反応してL1では伸びてきての3着確保。この辺からもユニコーンSからも加速性能は結構持っている。外からしっかりと前を向いて直線に入ってこれればもう少し早く伸びてくると思うし、ペースへの対応もユニコーンSの感じなら。ゲートが良くないので外枠でコーナーごとにじわっと押し上げていければだがそこが道悪になると少し不安かなというところ。

▲グリム

力的には通用するはずだけど、やっぱり前走、2走前の青竜Sを見ても要所でしっかりと前を向けないと加速に対応できないのかも?というのはある。その点で若干内目の枠を引いたのがどう出るかかな。ただ内に先行勢が多いので様子を見ながら好位の外というのはできそうだし、2走前の青竜Sはシンプルにメンバー中でも1,2のパフォーマンスだと思う。東京マイルで良馬場だが47.5-49.4とかなりのハイでも12.1 – 13.0 – 12.6 – 11.8 – 12.0と中弛みからの再加速の競馬でしっかりと好位の外から直線しぶとく伸びて迫るスマハマを退けた。ただ加速地点の反応よりもL1での踏ん張りの方が目立ったかなという感じはある。前走のユニコーンSでは同じように不利を受けたグレートタイムは伸びてこちらは伸びきれなかったが、加速していく過程でブレーキを踏まされたのが思った以上に響いたかもしれないと。今回もそこは気がかりだが積極的な競馬をする内田に替わって先行、好位外から前を向いて入れれば。TS持続は高いレベルだったので距離延長自体は歓迎できると思うので。

△イダペガサス

前走の猪苗代特別ではアルクトスに完敗を喫したが、50.4-48.9とスローからの12.9 – 12.2 – 12.4 – 12.3 – 12.0と4F戦の流れで2列目外から少しロスがあったというのも事実だし悪くはない。それに後半型の競馬で良さが出たしおそらく距離に関してはもうちょっとあっても良いタイプだと思うのでこの枠でうまく先行策を取れれば不気味さはあるかな。追い切りもよかったし、一応3走前の東京マイルはハイペースでの再加速戦でしっかりと抜け出してきたからね。対応はできそう。

△アドマイヤビクター

素材的な伸びしろで言うとこの馬が怖いのは怖い。ここ2走の内容が良く特に2走前の阪神1800m戦では50.5-49.5とスローからの12.3 – 12.8 – 12.6 – 12.1 – 12.0と加速していく流れで最後まで脚を使って突き抜けての完勝。時計的にも優秀だが、それでも基礎スピードがあまり要求されず末脚の絶対量の高さを見せたことが大きいと思う。前走の中京1900でも49.7-50.1と平均も中弛みが激しかったこともあるし、道悪でペースが上がって質の高い基礎スピードが問われてどうかの不安はある。パフォーマンス的に怖さはあるけど連下までかな。

×ドンフォルティス

加速戦自体の対応はできるし、全日本2歳優駿でも50.3-51.3とややハイの流れからの13.9 – 11.8 – 12.7 – 13.9 – 12.9と向こう正面でペースアップ、3~4角ペースダウンからの直線再加速で3~4角で不利を受けて下げながらも直線でしっかりと伸びてきていて加速は問題ない。ただしJDDでの負け方が納得いかない面もあるし、伏竜Sも強かったが3F戦に特化していた。内枠で先行争いが読みにくい中で内で包まれるリスクもあるので評価するとしてもこの辺までかな。

×プロスパラスデイズ

前走のユニコーンSは正直物足りないんだけど、前走の濃尾特別で重馬場の中で48.1-49.4とハイの流れの中で12.2 – 12.0 – 12.4 – 12.5 – 12.5と後半の仕掛けも早い、という競馬で後方外から押し上げながら直線突き抜けている。後半のポテンシャルを引き出して台頭したなら血統的には読めないけど距離は1800ぐらいはあった方がいいタイプだろうと思う。淀みなく流れたほうがいいかなとは思うが、後半のポテンシャルを向こう正面での押し上げに使えればの怖さはあるかな。もしくは道悪で全体の流れが淡々としてくれればというところ。ギアチェンジ面での適性は微妙だが3着では押さえておきたい。

×エングローサー

ユニコーンSでは47.1-47.9とややハイの流れからの12.3 – 12.3 – 11.9 – 11.5 – 12.2とL2最速で11.5、中団馬群でワンテンポは待ったがそれでもスペースが空いて恵まれたほう。そこからスッと反応して鋭く伸びたように加速戦そのものの適性は高いと思う。距離延長で良さが出てきているし、高速ダートへの対応も見せたので素直に押さえておくか、という感じ。

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