競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

NHKマイルカップ 2018 予想用ラップデータ:平均~ややハイ、仕掛けはL3最速になりやすいレース

time 2018/04/29

2018NHKマイルカップの予想用ラップデータ

NHKマイルカップの過去10年ラップデータから予想、分析していく。

NHKマイルカップのペース傾向

まずは全体のペースだが、基本的に極端にはなりにくい、ということだけ覚えておくといいかもしれない。過去10年でみて平均、ややハイが4度ずつで最も多く、ややスロー、かなりのハイが1度ずつ。なので平均~ややハイと現実的に基礎スピードが問われるという前提は必要だが、極端に流れるというほどのレースではない。イメージ的には46秒台前半ぐらいで入ると考えるとやりやすいかな。

NHKマイルカップの仕掛け傾向

仕掛けは結構顕著に偏っている。L3最速が7度で最も多く、率としてもかなり高い。次点でL2最速が2度、L4最速タイも1度あるように全体的に仕掛けが早い傾向が強めに出ている。それと、中だるみがたびたび起こる府中のマイル戦だが、このレースに限ればあまり無い、といえるかも。特にここ5年は遅くともL4地点で12.1なので、そこまで顕著に3~4角で息が入るということはない。最速ラップでみても過去10年で1度だけ11.1を刻んでいるが、例年11.3ぐらいで収まるのでそこまで質的に高いレベルでのトップスピードは要求されにくい。どちらかというとL3最速率が高いようにTS持続力が求められると思う。

NHKマイルカップの脚質傾向

結構極端で、逃げ馬が3勝、追い込み馬が3勝しているようにそういう競馬での勝利が多いのは確か。ただ全体的にみるとある程度の位置にいたほうがいいというのは東京マイルらしい傾向で、勝ち馬も追い込み馬は3勝だが7勝が好位以上のポジションになる。2着は差し馬も食い込んでくるが、流れる中でしっかりと競馬ができる先行、好位勢が軸にはしやすいかなと。ただ大きな傾向があるわけではないのでそんなに気にしなくていいと思う。

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