本命02クリノプレミアム＠中山金杯2023予想

中山金杯2023の予想

中山11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、ややタフな馬場想定
風向想定：北北西4m/s想定

展開予想

　馬場はホープフルSの当日でややタフぐらいだし、それぐらいで想定。Cコース替わりになるので少し軽くはなるとしても標準ぐらいまでで幅を持たせるぐらい。風は北北西からなので４角地点が完全向かい風。

　展開予想だが、ここは外からエヴァーガーデンがとりあえずハナを主張しつつ様子を見ていく。内からはフェーングロッテンも前目を狙ってこの２頭に中目のコスモカレンドゥラがどう絡むか。基本的にマイネル軍団が主体的にという感じだし、フェーングロッテンも逃げの手を打つと言ってもハイペースで飛ばすタイプではないからね。落ち着く可能性の方が高いと思う。61.5-59.0ぐらいで2:00.5ぐらいとみておく。

予想

◎02クリノプレミアム
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△07アラタ
△11ラーゴム
×03ラーグルフ04レインカルナティオ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎クリノプレミアム

　本命は悩んだけどクリノプレミアムで勝負したいかな。2000ｍまでどうか、タフ馬場でポテンシャル戦でどうか？というところの不安も無くはないが、それでも中山牝馬Ｓの勝ちっぷりが良かった。

　中山1800ｍ戦で48.4-46.6とかなりのスローから
11.8 – 11.6 – 11.5 – 11.7 – 11.8とL3最速。ただここは上位勢は結構速い上がりを出しているし、３～４角でかなり外から押し上げてという競馬だがロングスプリントに近い。この形で中団外からしっかりとアブレイズを目標にしながらしっかりと捕え切ったし、ミスニューヨークが内で上手く立ち回っていたことを考えてもここは結構強い競馬だった。馬場はそこまで重くないが、それでも標準馬場ぐらいだったし、その流れで後半の素材で違いを作ってきたからね。その点でも距離自体はもうちょっとあっていいかも？とは思う。

　ただ、前走のエリ女が重馬場とはいえ60.3-60.4と平均で12.2 – 11.8 – 11.9 – 12.3 – 12.2とL4最速で後半はポテンシャル戦。中団の内で温存しつつ進めていたが直線で少し伸び切れずにラストで甘くなってしまったので2200ｍはちょっと長かったと思う。流れに乗って行けた中でコントロールして中団だったし、2000ｍで怖がらずに好位を取ってくれれば…という思いはあるかな。

　今回は枠の並びは良いと思うし、マテンロウレオやフェーングロッテン辺りを目標にしながら好位の内目で上手く立ち回ってくれば。ペース自体は落ち着くと思うし３～４角でロンスパ気味にある程度速いラップを求められたところで上手く立ち回れればもう一段パフォーマンスを上げてきても良い。適性的にもマイルよりは中距離型なのは確かで、このレベルなら通用して良いと思う。

○？

▲？

△アラタ

　後はまあ適性的に、というアラタ。正直パフォーマンス的にはここで上位人気になるほどではないとは思うし、怪しい部分もある。福島記念２着も59.4-60.8とややハイで12.4 – 12.2 – 12.0 – 11.9 – 12.3とL2最速だが基礎スピードを求められた中でのもの。これで中団から進めつつ直線もジリジリでばてずになだれ込んでという形での３着。ただユニコーンライオンには完敗だったし正直全体のレベルとしてみても？というのはある。有酸素運動の競馬では安定しているし、基礎スピードはあるので前半のポジション取りで積極性のある武史とは合うと思う。その点で少し押し上げたが、正直重い印は最初から打つ気なかったかな。

△ラーゴム

　穴目でちょっと面白いかなと感じるのがラーゴムかな。ダートばかり最近は使っているが、直近では一昨年のアンドロメダS勝ちがある。これが阪神2000で62.1-58.7と超々スローで11.9 – 11.7 – 11.5 – 11.4 – 11.6 – 12.5と後半はL3最速11.4とある程度早いがポテンシャル戦に近い。これで中団の外から正攻法で捕え切っている。ここの２着が上手く立ち回ったボッケリーニなので、個人的にはこれならもうちょっとやれて良いかな、というのはあるかな。ダート路線である程度先行できているというのは良い材料だし、このメンツで好位ぐらいを取れれば面白いかな。

×ラーグルフ

　後はラーグルフを軽く押さえておきたい。この世代のレベルを考えるとセントライト記念はちょっと物足りないがそれでも押さえておくべきかと。中山2200で60.3-59.2とややスローで12.2 – 11.7 – 11.6 – 11.5 – 12.2とポテンシャル戦。これで中団の内目をうまく通しながら直線ジリジリで特に伸び切れなかった。正直これで馬券的には微妙かなと思っているんだけど、アスクが菊花賞を勝っているわけだし、有馬記念は２段階加速とはいえ３歳馬のワンツー。微妙なところだけど世代レベルでちょっと補正してヒモで軽く押さえたい。

×レインカルナティオ

　できればもうちょっと外枠が良かったかな。ポテンシャルは結構侮れないものを見せているけど、この枠でゲートが甘いので後ろからになり過ぎると…かな。ただ追い切りも良かったし不気味さはあるので軽めにヒモ穴で押さえたい。五稜郭Sが60.8-60.6と平均から12.1 – 12.1 – 12.2 – 12.1 – 12.1と淡々とした流れの中で中団外から追走しながらジリジリと伸び続けて前のスタッドリーはしっかり捕えてきた。フィオリキアリに差されはしたがアタマ差で僅差のところだし、割とポテンシャル面で良さが出たと思うし、２走前のムーンライトHではスローの流れで後方からで鋭く伸びてきたので、思ったよりも後半型かなと。スローの流れの中でポテンシャルを出し切れれば。

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「北条直人の競馬ブログ」より