本命03エコロヴァルツ＠皐月賞2024予想

time 2024/04/14

folder 2024重賞まとめ予想

皐月賞2024の予想

中山11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：南南西2m/s想定

馬場・風向き

　土曜は時計だけ見ると遅いんだけど、ペースが上がらず仕掛けも遅いってケースが多い。もうちょっと時計的には出るケースが多いので、補正して標準馬場としておく。風は南南西からなので３角地点が完全向かい風、HSが追い風と言っていい状況。

展開予想

　今回は展開予想動画も上げましたので、そちらもよろしくお願いします。

　ここはまずはシリウスコルトが主張するとは思う。外のホウオウプロサンゲもハナを主張してこの２頭に、アレグロブリランテの和生も絡んでくるかなと見る。この３頭を行かせつつメイショウタバル浜中は控える可能性が高いかなという判断。この辺を行かせつつ川田のジャンタルマンタルが好位を狙い、シンエンペラー辺りもある程度好位外を意識した運びになるかな。ジャスティンミラノ辺りも位置を取りたいだろうがゲートが甘いしペースも上がってくるのでそこまで、かな。

　ペースはある程度上がると思う。59.2-59.3ぐらいで1:58.5前後を想定しておく。

予想

◎03エコロヴァルツ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△09アーバンシック
△10レガレイラ
×01サンライズジパング18ウォーターリヒト
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎エコロヴァルツ

　今年の皐月賞はかなり悩んだけど、切り口としては盲点となりそうな馬で勝負したいなと。その中で、エコロヴァルツで勝負したいなという最終判断となった。

　まず前提として、朝日杯FS２着はマイル戦としてはあんまり評価していない。阪神マイルで46.1-47.7とかなりのハイ、12.0 – 12.3 – 11.9 – 11.2 – 12.3と３角辺りから顕著に緩んでのL2最速戦。これで後方内目から中、外にと誘導して直線大外。L1で前のジャンタルマンタルが結構落としてきたのでそこでなだれ込む形で２着となった。ただ前半がかなり速かったしそこで温存できたのが大きかったという感じで、ちょっと忙しいなマイルはと。まあ出負けもあったんだけど。

　個人的にはコスモス賞は結構評価して良いと思っている。札幌の1800ｍ戦で49.3-47.5とかなりのスローだが、12.0 – 11.9 – 12.1 – 11.7 – 11.8とL2最速でL1も落とさないポテンシャル戦。これで番手から３角手前で動いてそのまま前に出て、楽に突き抜けての６馬身差になる。ここの３着タガノデュードに８馬身差・1.3差なんだけど、これがミラキュラスドラマやコスモキュランダ辺りとの比較でみればそこまでは離されていない、という感じになる。なのでポテンシャル戦で優先順位をとなったときに、今年の皐月賞なら最上位でも面白いかも？って感じで見ている。

　前走の共同通信杯に関しては正直50.0-45.3で12.7 – 12.2 – 11.4 – 10.9 – 10.8だともう別の競技のレベルだし、ドスローで折り合いが難しかったという感じでこと皐月賞に関してはほとんど気にしてない。

　ここは枠の並びがまず良くて、朝日杯は出負けしたのも痛かったがまともに出れば好位は取れると思う。前にメイショウタバルやジャンタルマンタルといった動ける馬を目標に運べそうだし、個人的には2000ｍなら基礎スピード面も問題ないと思っている（朝日杯も出負けからリカバーでちょっと足を使ってから下げているしね）。ここである程度流れて有酸素運動で分散しつつという競馬ができれば面白いし、勝負所で動ける馬の後ろから通しながら直線で外にと言いう形で運べれば。イメージとしては好位～中団で良いのでメイショウタバルかジャンタルマンタルか、もしくは待たずに外から３角手前で仕掛けていくか。この辺の動きを意識しながら運んでもらえれば。

○？

▲？

△アーバンシック

　アーバンシックは悩んだけど連下にしておく。パフォーマンス的には正直世代でも屈指かなと思っているんだけど、何せロングスプリントの馬だからね。エンジンのかかりが遅いので京成杯のパターンは嫌。中山2000ｍで60.7-59.8とややスロー、12.6 – 12.4 – 11.9 – 11.3 – 11.6と緩んでのL2最速11.3。これで向こう正面で手を打たずに後方のままだったので直線での加速でジリっとL1で差し込む程度になっている。２走前の60.8-58.6とかなりのスロー、12.2 – 11.9 – 11.7 – 11.5 – 11.3とL1最速でここも後方で温存、直線で徐々にエンジンがかかって伸びてきてからL1まで脚色を維持して捕え切っている。この辺からもロングスプリント向きだろうと。中山内2000だとどうしても有酸素運動色が強くなるし、まあそこへの対応はともかく、エンジンのかかりが遅いのはこの舞台ではネックになる。パフォーマンス的には評価しているので、悩んで連下に置いた。

△レガレイラ

　追い切りが良かったのと、まあホープフルSはルメールの神仕掛けがあったとはいえラストまでしぶとく伸び切って、まともに走れた中ではパフォーマンス的に一番だったとは思う。中山2000で60.0-60.2と平均だが12.1 – 12.2 – 12.1 – 12.4 – 12.0 – 11.5のラップ推移でL1最速で突き抜けて余力はしっかりと見せていた。ただ後方からのスタートながら向こう正面で中目のスペースを上手く拾い上げて３角まで速度に乗せつつ入れたし、そこからは外目に誘導しながらしっかりと出し切って最後に突き抜けた。本仕掛け自体は遅くて４角地点では前が渋滞していたので距離ロスもあったがそれよりも惰性を削がずに運べたのが大きいという評価。自分としてはルメールの出し切る仕掛けの意識があったからこそと思っているので、北村宏司に替わって馬群の中で包まれて後手を踏む可能性は結構高いと思っている。そこを嫌っての連下やね。ホープフルS組もそこまで突き抜けているとは思っていないので。

×サンライズジパング

　後はサンライズジパングを軽めに押さえておきたい。ホープフルSでは不利を受けたのはあるが脚色自体は外のレガレイラに早くから見劣っていたので、個人的には不利が無くても３着かな…シンエンペラーを捕えるまでは？という感じで見ている。ただ、割と前半で前を取って仕掛けを受ける形になったし、個人的にはこれができるなら前目内目で収めれば結構面白いかなというのはある。前走の若駒Sは勝負所で鈍かったが、12.3 – 12.2 – 11.8 – 12.2 – 12.6とL3の３～４角が最速だし、ここで動けなかったとなると案外コーナー勝負が合ってないかなと。なので前目内目で勝負して３～４角で息を入れて直線加速ってのは合う可能性があると。軽めには押さえておきたい。

×ウォーターリヒト

　後は大穴枠で夢を追ってのウォーターリヒトかな。これは個人的にそこそこペースが速くなったときに差し込みを期待したい。出来れば内枠の方が良かったのは間違いないが…。きさらぎ賞が結構面白く、京都1800ｍで47.8-46.6とややスロー、12.4 – 12.2 – 12.0 – 11.1 – 11.3と2F戦で後方内から直線加速でスッと反応。ギアチェンジ面で良さを見せた。そのうえで、シンザン記念が46.4-48.1とタフ馬場でパワー型基礎スピード特化戦。これで12.1 – 12.0 – 12.0 – 12.2 – 11.9と12前後を維持する流れを後方から最後に突っ込んできている。タイトな競馬でも削がれなかったのは良いが、ここはマイルが短いなと感じた一戦でもある。中山2000で適度に流れれば面白いなってのと、こういう馬場でのドレフォンってのも穴目で怖いかなと。