競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

サウジアラビアロイヤルカップ 2018 出走予定馬:ドラウプニル&モレイラ騎手想定

time 2018/10/04

サウジアラビアロイヤルカップ 2018 出走予定馬:ドラウプニル&モレイラ騎手想定

第4回 サウジアラビアロイヤルカップ(GII)出走予定馬展望

日程:2018年10月6日()
コース:東京芝1600m

予想用・出走予定馬一覧

ドラウプニル(モレイラ騎手想定)

新馬戦をセンス良く先行抜け出し完勝、アスター賞でも2着と結果を残したドラウプニルがサウジアラビアロイヤルカップに出走予定だ。敗れた相手がグレイシアと牝馬クラシック候補の一頭だけに、ここでどういう競馬ができるかが問われる一戦。今回も牝馬クラシック候補のグランアレグリアが立ちはだかるが、牡馬の意地をみせられるか。

正直前走のアスター賞であまり高く評価しないほうがいいなと感じたかな。L1でグレイシアが切れたのはあるにせよ、この馬自身の伸びが物足りなかった。入り方は良かったと思うので不満かな。

新馬戦1着

中京芝1600m良 10頭8枠9番
1:36.9 49.3-47.6 S^2
12.9 – 12.1 – 12.3 – 12.0 – 12.3 – 12.1 – 11.3 – 11.9

2走前の新馬戦から振り返る。中京のマイル戦で良馬場、ペースは1.7とかなりのスローだが新馬戦としては50秒も切ってきたしそこそこ流れたほうだろう。そこからのL2最速戦で12.1-11.3と結構ギアチェンジを問われた一戦。坂の上りでの加速が重要だった。

9番枠から好発、そこから様子を見ながら控えて2列目で進めていく。道中も前2頭が少し離して進める中で楽に2列目の外で折り合って、3角手前ぐらいで取り付く。3~4角でも前がそこまでペースを上げない中で2列目の外からじわっと促しながら馬場の良い外に誘導、勢いよく直線に入ってくる。序盤の坂の上りで堂々と先頭に立つと、L1で内から食らいつくバニュルスをしっかりと離しての1馬身1/4差完勝。

レベル的には正直その後の各馬の走りを見ても微妙だと思うし、その中でL2最速ですっと抜け出す器用さを見せてきたなと。ただ1000万下でも1:33.1が出るぐらいには軽かったので、スローとはいえL2最速11.3というのをどこまで評価できるかと、L1の11.9は少し落としすぎ…という感はある。いずれにせよこの時点ではあまり高い評価はしづらいかなと。

アスター賞(5下)2着

中山芝外1600m良 8頭8枠8番
1:35.1(+0.2) 48.1-46.8 S^1
12.7 – 11.1 – 12.0 – 12.3 – 12.3 – 12.1 – 11.3 – 11.1

前走のアスター賞が正直に言えば物足りなかった。上がりこそ33.9だが、流れとしてはL1の坂の上りまでにうまくトップスピードに乗せられたかどうか?という点がポイントだったし外から勢いをつけた方が良かったと思う。それに馬場もかなり軽かったはず。11.1の地点での伸びで出遅れたグレイシアに明確に見劣ったのは不満。

8番枠からやや出負け、外枠でもあったが二の足もさほどでもなく後方に下がる。そこから促してリカバーしつつ3角。3~4角で外から徐々に促しつつスピードに乗せていく。4角で外から動いていったがまだここではペースがそこまで上がってない状況で直線。序盤ですぐにトップスピードに乗って伸びてくる。しかしL1であっさり外からグレイシアに交わされての2着だった。

まあ、3着以下は離したけど正直全体的には凡戦だと思っている。そんな中で出遅れながらL1の11.1で2馬身半ぐらいあった中で差してきたグレイシアは10秒台に確実に入っていると思う。ただ、この馬は結局L1手前で1馬身半差からグレイシアと入線時に1馬身1/4差なので結果的にみて11.1のレースラップとほぼ同じぐらいの脚を使っていることになる。なので言うほどのインパクトはないなと。グレイシアはこの競馬になって改めてすごいなと思わせたが、この馬に関しては現状2F戦で外から勢いをつけても11秒台の壁は恐らく破れていない。質的に多少は上げてきたし、坂の上りでしっかりと加速しているのは良い材料だが、まあそれでもグランアレグリアの新馬戦と比較しちゃうとパフォーマンス的には明確に足りないと思う。

サウジアラビアロイヤルカップ2018への展望

まず新馬戦のレベルが微妙で、前走のアスター賞はレースラップ的にはまずまずだが、1着のグレイシアのインパクトが強く、L1最速地点であれだけキレ負けしてしまうとトップスピードの質という観点で見てもそこまで強気には(ぶっちゃけ去年のアスター賞もラップ的には大差ない。2着ソイルトゥザソウルに期待したけどダメだったしノームコアも結局流れた中でのロンスパで良さが出た。)。今年も馬場が軽い状況で3着以下が離されたし全体的には低調だったかなという印象を受ける。この馬自身上がりを出し切っての33.9ではないのでもうちょっと詰めてきても良いが、それでも前半が緩い流れでかなりの高速馬場だったことを考えるとグランアレグリアの新馬のインパクトには明確に及ばない。あのペースから終い3Fで11秒前後で落とさなかったわけでね。瞬間的な切れ味という観点で見ても前走で底を見せたし、グランの方が素材的にみて明確に魅力がある。あとはこの馬が今回どれぐらいの位置づけになるか?というところだろう。要所では動けているし、速いラップをある程度踏めるのも確か。坂の上りで加速ができているのもL2に坂がある府中向きだろう。新馬戦では好発もアスター賞はゲート・二の足ともに物足りなかった。大きな不安材料はない。それでも積極的に狙いたいと思わせるだけの素材はまだ見せていないと思う。グランアレグリアとは結構な差があるかな。グラン以外は混戦だと思うので2着に入る可能性は十分あるけど、モレイラが乗って人気して…となると。前受けして一足を使ってという競馬が一番グランを食う可能性はあるけどね。まあ枠の並びを見ながらかな。器用さはある程度あるけどペースが上がってやれるかどうかも未知数だし、馬場の悪い中でのインパクトだけど流れた中でL2でそれなりに切れたドゴールの方が魅力を感じる。オッズ的にも結構差が出ると思うしね。

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