本命08ダンディズム＠七夕賞2024予想

七夕賞2024予想

福島11R 芝2000ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：西3m/s想定

馬場・風向き

　明日はちょっと所用がありますので（というか今日も含めて今月はちょっと忙しいことが多いです）できる限り前日にやっていきます。

　馬場は土曜を見る限り、予想外に時計が掛かっているんだけどなあ…という感じ。標準馬場ぐらいまで落としておく。風は西からなので３角地点が完全向かい風になる。

展開予想

　展開的には外が主体的に。バビットがハナを主張、外からフェーングロッテン、セイウンプラチナも積極的に主張してきそうで前半は上がりそう。これらを行かせて内からボーンディスウェイやレッドラディエンスが好位を狙う。キングズパレスも好位の外目辺りでこれが向こう正面から３角で仕掛けていく形になりそうかなと。

　ペースは上がると思う。58.5-59.8ぐらいで1:58.3前後としておく。基礎スピード面を求められるというのと、後半キングズパレス松岡が仕掛けることを想定して早めの仕掛けもイメージしておく。

予想

◎08ダンディズム
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04レッドラディエンス
△11キングズパレス
×05カレンルシェルブル06アラタ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ダンディズム

　本命はダンディズムで勝負したい。ここはちょっと展開を決め打っての予想にした。

　まず基本的に基礎スピードに依存するタイプなので、ハイペースで前が流れて全馬消耗している中での差し込みが武器。典型的なのが昨年の福島記念２着。ペースが59.5-61.4とかなりのハイ、12.4 – 12.3 – 12.2 – 12.3 – 12.2 – 12.4と淡々と。これで後方外から押し上げながらしぶとく差を詰めてホウオウエミーズにハナ差。３着カレンルシェルブルに対して１馬身差としっかり先着出来ていて、個人的にはここで物差しとして使っているカレンに強い競馬ができているというのは大きいかなと。やはりバランス的に基礎スピード面が求められたオフが良いなというのも感じた一戦。

　馬場が仮に軽くても流れちまえば問題ない。小倉2000ｍの関門橋Sで結構印象的な競馬ができている。56.6-61.3と極端なハイをレッドベルオーブが暴走単騎で刻んだ一戦。これで中団外から進めて直線しぶとく抜け出しかけたがディープモンスターに内から捌かれて、という形の２着。基礎スピード色が強い中で勝負所で動けている、時計的にも1:58.2と出せている中でなので、個人的には流れてしまえば安定する馬だという認識。

　今回は展開的には流れて仕掛けも強い、という可能性が結構高いと思うのでそこに振って予想すれば本命は基礎スピード色が強いダンディズムでということになる。三浦も腕を上げてきたし今年は飛躍してもらいたいので。

○？

▲？

△レッドラディエンス

　後はレッドラディエンスを連下で。ちょっと重い印も悩んだけど、突き詰めると距離自体はもうちょっとあった方が良いタイプだと評価しているので。面白いのは個人的には日本海S。新潟内2200ｍで60.5-58.9とかなりのスローからの12.0 – 11.9 – 11.7 – 11.7 – 11.7 – 11.9とロンスパで5F戦。これで番手でホウオウエクレールを追いかけながら直線しっかりと抜けていた。ただドゥレッツァにラストは捕え切られた形になる。子のポテンシャル戦でやれているので有酸素運動勝負でも対応は可能。ただここもスローではあったし、現状のレースも後半の素材面での良さをある程度良い位置で運べてというのがあるからね。今回は前半の位置取りという点では一寸難しくはなると思うのと、シンプルに2000で58レベルまで上がったら忙しい可能性が高い、というところ。パフォーマンスは評価するが連下までにしたのはその辺やね。

△キングズパレス

　まあ適性面での不安は小さい馬だが、どうしてもこの枠の並びで松岡だとペースに関わらずに３角で勝負を仕掛けていくだろうからそれを目標にした何かに差されるリスクは結構高くなりそう。２走前の美浦Sは勝ち切れたが中山2000ｍで59.4-59.3と平均から11.9 – 11.6 – 12.2 – 11.8 – 11.8とL4最速。これで中団外からしっかりと動いて直線コスモフリーゲンをしぶとく捕えてきたが突き抜けきれなかった。まあこのペースで崩れていないし、もともと基礎スピード＋ポテンシャル戦でやれていた馬なので適性面の幅は見せているが、前走の新潟大賞典が良かったし現状はトップスピード戦の方が良いかなという思いもある。まあそれでもカバーできる範囲なので後は、勝ちに行って押し切れるかどうか…でちょっと甘くなる方に賭けるという感じ。

×カレンルシェルブル

　後は物差し馬カレンルシェルブルを３着辺りに。枠の並び的にも中団内内でというのが狙えそうだし、流れてもスローでも崩れない馬なので噛み合えば好走して良いレベルだとは思うが、正直これより良い馬が多い中で６番人気とちょっと穴人気している感はある。昨年の福島記念でも59.5-61.4とかなりのハイで12.3 – 12.2 – 12.3 – 12.2 – 12.4のラップ推移。後方中目で我慢しながらL2でしぶとく伸びてきたが、L1でダンディズムに対して差を詰められなかったし我慢した分の伸びが見られなかったので自分としてはここはひとつ差をつけておきたいポイントにはなる。まあ今回は枠も良いし、噛み合えば圏内という期待は持てるので軽めに押さえたいが、前走の福島民報杯で敗れたリフレーミングやボーンディスウェイといったところもいることを考えると、そんなに優先順位は上ではないかな。

×アラタ

　追い切りはまずまず良かったがもうちょっと目立てばってところはあるかな。押さえておく程度に。ただ過去を見ても基礎スピード戦である程度対応しているので警戒は必要。２年前の福島記念でも58.4-60.8とかなりのハイで流れたし、12.4 – 12.2 – 12.0 – 11.9 – 12.3のラップ推移でL2最速11.9程度と後半は上がってこない中で中団内から直線外に出してなだれ込んできた。枠も良いので軽めには、という感じで。

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「里見正人の競馬ブログ」より