京阪杯2018の予想

京都12R 芝内1200ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定

展開予想

土曜を見ると馬場はちょっと軽くなりつつある。一応やや高速ぐらいとしておくが、７秒台に入ってきてもいい馬場かな。

展開予想だが、逃げるのは多分外のワンスインナムーンになると思う。３角までに上り坂があるのでそこで委縮しなければだが、やはり二の足が速いのでこのメンツなら外から内に入り込んでいき切ってしまいたいだろう。ただし、行くなら前半からある程度のペースには入れざるを得ないので、33秒台の入りにはなってくると思う。そこから３角の下りでどういう意識を持ってくるか。もちろん可能性の話で、他にもオールポッシブルは積極策を狙ってくるだろうし、ダイアナヘイロー辺りも枠が半端なので思い切ってという意識もあるかもしれない。ワンスも大野なのでへ垂れる可能性はあるし、あまり決めつけないで幅を持たせたいかな。基本イメージは33.8-34.0ぐらいをベースに1:07.8ぐらいを想定、そこから多少前後させるかな。ややスロー～ややハイぐらい。

予想

◎04アレスバローズ
○16ワンスインナムーン
▲02フミノムーン
△03ダノンスマッシュ
△10カルヴァリオ
×11ダイメイフジ13ベステンダンク
３連複◎〇軸▲△×流し
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎アレスバローズ

まあ今回は結構悩んだんだけど、枠の並びと馬場状態を考えたら内枠狙いはどうしても仕方がないなと。その中で現実的にペースの幅が読みにくいので基礎スピードをある程度持っている中で。トップスピードの持続力が高い馬を狙いたいと。その中でバランス的にアレスバローズが一番かなと。

前走のスプリンターズＳでは33.0-35.3と超ハイまで速くなってしまったしタフな馬場で好位にポジションを取りに行って前半で脚を使う形になって崩れたという認識。一方で２走前の北九州記念では小倉で32.4-34.2とかなりのハイペースだが超高速馬場で33.1-33.5と自身走破のバランスでは平均でまとめてきていると。この辺が恐らくペース的には限界だと思う。

その北九州記念では11.6-10.2-10.6-11.2-11.3-11.7のラップ推移で菱田が上手く乗ってダイアナヘイローが外を通した瞬間に上手く内のスペースを拾って狭いところを突き抜けていた。それでもＬ１まで伸び続けているし、２着のダイメイプリンセスが結果的にみてもスプリンターズＳで強い競馬での４着。またＣＢＣ賞でも32.7-34.3とかなりのハイだが自身では33.8-33.2とややスローのバランス、11.9-10.3-10.5-10.9-11.5-11.9とコーナーで10秒台を踏む中で外目から最後までトップスピードを維持してきた。ＴＳ持続はトップレベルにある。あとは状態面だが追い切りはまずまず良かったし、内枠でダノンスマッシュあたりを目標にできそう。この馬かな。

○ワンスインナムーン

京都1200で外枠ってのは今の馬場状態では基本的に嫌なんだけど、この馬は二の足が速いのでこのメンツならばハナを取り切れる可能性はかなりあると思う。それでも思い切って行けるかどうか、という不安はあるので対抗にという感じ。

この馬の良いところはＴＳ持続を持った逃げ馬という点。昨年のスプリンターズＳでは33.9-33.7と平均でコントロールする形に持ち込んだが11.9-10.8-11.2-10.9-11.1-11.7とＬ３最速で仕掛けが早い展開に。それでも結構しぶとく粘って３着。1200では基礎スピードで押してというタイプではないと思っていて、前半多少のハイならいいけどオーバーペースは避けたい。

その点でも函館スプリントＳ、ＣＢＣ賞は前半で無理があったと思う。1400だと基礎スピードで優位に立てるので朱鷺Ｓでは33.5-34.8とハイペースで進めて後続の脚を使わせつつリードを保った。京都1200でハナを取り切って上手くコントロールできれば。１秒程度のハイは踏ん張ってくれるのであとは内有利馬場で粘り込みたい。

▲フミノムーン

京都1200巧者で出し切れれば通用する。今年のシルクロードＳが京都1200である程度時計がかかる馬場、34.0-34.3と平均からの 12.2-10.9-10.9-11.1-11.5-11.7というラップ推移、内枠だったが結局後方中目から外に出して直線正攻法で大外一気。カラクレナイをしっかりと差し込んでいる。噛み合いきっていないし、トップスピードに乗ってからのＴＳ持続力はここでも屈指の実力馬。

ここ２走はペースが速すぎたし、この馬はＣＢＣ賞が悪くなかったので下り坂で勢いに乗せていくパターンが合うんだと思う。単勝最低人気は流石に舐め過ぎで、休み明けでも今の坂路を考えると全体では結構出してきているし悪くない。内枠で前にナインテイルズやダノンスマッシュといったところもあてにしやすいのでこの辺りを見ながらは入れれば一発。

△ダノンスマッシュ

枠がいい。バランス的には恐らく２，３列目を平均ぐらいで撮れると思うので、２走前の函館日刊スポーツ杯だけやれれば好勝負かな。34.3-34.1と平均からの12.1-10.8-11.4-11.4-11.3-11.4と後半まで落ちないという中で２列目外からしっかりと抜け出して最後まで余裕。相手もアマルフィコーストだし、前走のキーンランドＣは完敗だが33.7-35.7とかなりのハイに対応はしてきた。ワンパンチ足りないので何かにやられるリスクは結構あると思っているけど、２，３着では拾っておきたいかな。

△カルヴァリオ

スローでも流れても良いと思うが、外目の枠で今の馬場だと外差しが正攻法で利き切るかどうか。連下に下げた形。ただ前走のみちのくＳでは福島の1200で33.3-34.5とかなりのハイ、ラップ推移的にも11.9-10.5-10.9-11.6-11.4-11.5とＬ３で落ち込んだところで外々から押し上げつつ直線で炸裂。一頭だけ33秒台、しかも33.2が示す通りかなりのインパクトで、Ｌ１でも11.5の地点で２馬身半はあったかなというところを詰めてきた。11.1~11.2ぐらいで上がってきていると思うしペースが上がった中でしっかりとトップスピードの持続力を見せた。馬場は不安もこの実力は侮れない。

×ダイメイフジ

まあカルヴァリオを狙うのでダイメイフジをどうしようか…というところでは確かにあるんだよね。馬場は内目が頑張れるし、ダイメイフジは緩めの流れからトップスピードを持続するのが得意。ただ軽くなったといってもそこまで高速状態ではないし、オーシャンＳの感じからある程度なら流れても差し込める。押さえておきたいかな。

×ベステンダンク

キャピタルＳでグァンチャーレが勝っちゃってちょっとショックが大きいんだけど、意外とスワンＳは良い内容だったのかなという感じはする。この馬の場合は反応ではグァンチャーレに見劣ってＬ１で詰めてきたという形になる。34.7-35.5とややハイをしっかりと二の足の速さで２列目を確保してそこからしぶとく。11.2-11.3-11.9-11.5-12.1のラップ推移でＬ２の最速地点ではいまいちもＬ１で差し込んできた。この馬は結構ＴＳ持続を持っている馬だし、前走でややハイとは言えある程度ポジションをとって脚を使ってきた。京都1200でワンスインナムーンを行かせつつ番手外を取れれば理想、悪くとも２列目外ぐらいを取ってややスロー～平均ぐらいなら。

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