競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

天皇賞秋 2021 予想:本命05エフフォーリア

time 2021/10/31

天皇賞秋2021の予想

東京11R 芝2000m
馬場想定:良~稍、高速馬場想定
風向想定:北北西1m/s想定

展開予想

 まずは土曜の馬場考察からだけど、基本的には軽くはなっていると思う。極端ではないが先週の馬場状態との比較で考えれば2段階は軽いかなと。先週が大体標準~ややタフだったと思っているが、高速馬場に戻っている感じ。ただし、極端ではない。それと、明日は天皇賞秋の前に雨が降りそうでこれがどの程度馬場と騎手心理に影響があるかだろうね。風は北北西からで1m/s程度とさほどの影響は無いと思うが、一応4角地点が完全向かい風になる方角となる。

 展開予想だが、ひとまずyoutubeの方にアップロードしましたのでそちらを見ていただけたら幸いです。恐らくノリのカイザーミノルがハナを主張してくる可能性が高く、和生のトーセンスーリヤがそれを行かせて単独の2番手を狙ってくるかなという感じに、内からポタジェの川田もある程度抵抗するが外のエフフォーリアがどこまでポジションを狙うか。ポタジェより前かつトーセンスーリヤを意識しながらが理想かな。逆にコントレイルはこの条件だとエフフォーリアの直後が政界だと思うし、ひとまずそこを狙っていくと。それに対してポタジェやエフフォーリア本人がどういう形で入っていくか。グランアレグリアは内をそこまで狙い切るのが難しい枠の並びになったし、縦のポジを犠牲にしてコントレイルの後ろを取れる保証もない中で内に入れるのか…それとも難しい先行争いを見ながら外からポジを取っていくか。まあ色々悩ましい3強の運び方が最大の注目ポイントやね。恐らくノリが少し離して進めるが、それでもペースはそこまで上がらず59.5-58.0ぐらいで想定しておく。

予想

◎05エフフォーリア
○?(noteのみ)
△09グランアレグリア
★?(noteのみ)
×04ポタジェ06トーセンスーリヤ14カレンブーケドール
3連複:◎軸○★BOX
3連複:◎○軸△★×流し
3連単F:◎○→◎○△→◎○△★×

◎エフフォーリア

 まあ正直言ってここは何を本命に打ってもある程度成立しちゃうというのはあるので、その中でエフフォーリアを取ったのはやはり完成度の高さと素材面を非常に高いバランスで見せているというところかな。天才的な馬だと思う。

 まず前提としてエフフォーリアは東京が得意だと思っている。坂の登りでの加速でぐんとくるのは世代でも屈指だし、何よりもペースが遅ければトップスピードの質を高いレベルで引き出せる。ダービーがそうだったが、60.3-57.0と超スローバランスでも12.8 – 11.7 – 11.4 – 11.5 – 10.8 – 11.6とL2最速で10.8。後半で2段階加速の形なのでかなり分散しているのだがそれでもL2で10.8とかなり速いラップ。これで好位馬群の内目を通しつつ直線で外に出して3列目。これで追われてから坂の登りを迎えたところでぐんと伸びて一気にここで先頭に立ってサトノレイナスを交わして半馬身ほど出ている。L1はちょっと甘くなってシャフリヤールに捕え切られたんだけど、3着以下とは1馬身ちょっとの差をつけてきたからね。甘いと言っても後半5Fで分散した中でだし、11.6でまとめている中なので相手を評価しなきゃいけないだろうと。

 そのうえで、皐月賞では全く別の競馬で完勝している。稍重で時計が掛かる馬場状態、60.3-60.3で平均だが淡々としているというよりは12.1 – 11.4 – 11.9 – 12.1 – 12.3 – 12.6とL5最速で11.4と向こう正面でレッドベルオーブが掛かってペースを引き上げたことで後半はロンスパ。これで好位の内から3~4角で最短距離を通しながらうまく押し上げて直線千切ってきた。ただ、ここは結果的に外の各馬より内を通した馬の方がその後のパフォーマンスが高かった。なので映像よりも馬場差が大きかったと考えた方が良いかなというところで、その中で3~4角の馬場の悪いところを通しながら最後まで伸びてきたという点でも後半のポテンシャルで良いものを見せている。余談だけど、菊花賞に出ててタイトルホルダーをマークして進めていたら面白かったと思っている。

 まあそれはそれとして、今回はやはり府中の2000なのである程度後半で無酸素運動の競馬になる可能性が高いわけだし、その点では共同通信杯でも見せているようにとにかく切れる。東京1800で49.6-45.7と超超スローから12.2 – 12.3 – 11.9 – 11.5 – 10.8 – 11.5のラップ推移でここでもL2最速で10.8と切れている。2列目からもう仮想の段階で先頭に立ってしまってL2で2馬身半ぐらいまで広げる瞬間の加速、切れ味が違う。

 あえて言えば個人的に2000はもしかしたら高いレベルだと短い可能性はまだあると思っていて、前半の基礎スピードの質という点で59前後の競馬が未経験なんだよね。ただ、それでも本命にしたのはこの馬はダービーで後半1000を高めてきていて自身で56秒台で間違いなく上がっているというと。好位で進めていたので56秒半ばぐらいで後半1000を走れるというのは大きい。今の馬場だとそれは流石に難しいだろうが、それでも57.5ぐらいで上がってくる計算が立てば、走破時計想定で1:57.5ぐらいになるので60.0-57.5で足りると。だから仮に誰かが単騎で逃げてもそれについて行かずにリズムを保って60前後で進められれば問題ないと判断した。馬場差はあるがダービーも前半3Fは自身で35.7で入れているからね。理想は少し離れた3~4番手ぐらいで、後続の仕掛けを待てる位置。ただ土曜の府中を見ても内がかなり有利っぽいし、そこを選択して運べる立場なのは良い。瞬間的なトップスピードの質は3強の中では一番だと思うし、ギアチェンジも現役最強クラスだと思っている。とにかく3~4角で一気に仕掛けられるような形にだけはならないでほしいかな。

○?(noteのみ)

△グランアレグリア

 う~ん…めちゃくちゃ悩んだけどね。ただまあこうなった。グランの2000mそのものは個人的には不安視してない。大阪杯で4着だが、これは距離では無くて馬場とペースの問題が大きいと思う。重馬場で59.8-61.8と2秒でかなりのハイペース。ラップ的にも後半は12.1 – 12.8 – 12.2 – 12.1 – 11.6 – 13.1とL2最速で11.6。この一足をレイパパレが引き出したのに対してコントレイルとグランは前半で消耗して引き出せなかった。ただ、グランの持ち味は基本的には後半型の競馬でロングスプリント性能だけでなくトップスピードの質も高いというところにある。ヴィクトリアマイルでも45.6-45.0と平均だがこの馬は中団外で脚を温存しながら11.7 – 11.6 – 11.2 – 10.9 – 11.3のラップ推移で加速過程から違いを作ってL2で突き抜けそのまま4馬身差というのはなかなかできる芸当ではないからね。上がりの絶対値が違うようにかなり後半の素材面で良さを見せている馬。なので東京2000で重くない馬場なら後半1000を高めてくるので時計勝負になっても対応できると思う。後は枠が半端で有力2頭と比べてなかなか自分の形に持ち込むというイメージが掴みづらいというのはあるかな。それと近走はマイル戦というのを差し引いても出足が良くない。この辺を踏まえてこの枠で外から先行各馬も来る中で取るべきポジションを取れるかどうか…というところやね。

★?(noteのみ)

×ポタジェ

 基本的に3強の隙が無いので3着狙うとしたら前目に絞りたいかなというところでポタジェ。毎日王冠では46.7-46.3と平均から11.8 – 11.7 – 11.3 – 11.4 – 11.9とL3最速で基礎スピード+ロングスプリントの流れの中で積極的に先行してしぶとく粘り込んでしぶとく3着は結構立派。それと、ラストは若干ダノンキングリーとの差は詰めていたかなというところで、質より量的かなという感じ。個人的にはこの感じなら2000でもう少し前を取ってという競馬での怖さがあるし、そういう時の川田は怖い。人馬ともにこの条件でちょっと怖いなと感じさせるので押さえておく。

×トーセンスーリヤ

 前残り勢ではトーセンスーリヤも可能性があるかなという一頭。新潟大賞典を制した時が59.7-58.9とややスローで12.0 – 11.5 – 11.2 – 11.4 – 12.8と後半4F戦でL3最速11.2のロングスプリントの形。L1は失速したし好位の内目で上手く立ち回ったのもあるが、それでも完勝だったからね。今回自分の中では前に父カイザーミノルがいて、そこから少し離れての単独の2番手ぐらいが理想だと思うし、それで上手く4角からの競馬でL3最速を踏むような感じで粘り込みを図ればというところかな。

×カレンブーケドール

 逆にこちらは先行できるかどうかやね。この枠だとどうしても位置取りが難しくなる。本音を言えば3強との比較で唯一戦える馬という評価なんだけど。ジャパンカップも57.9-63.8と超超ハイでキセキが単騎で11.8 – 11.9 – 12.1 – 12.3 – 13.2 – 12.3のラップ。これを3~4角で各馬が捕まえに行くという中でアーモンドアイの直後という理想的な位置取りながら4角で外に誘導するという形になりそのまましぶとく2列目辺りで踏ん張り続けていたけど…という感じ。アーモンドアイの後ろを取ってりゃっていうのはどうしてもあるけど、コントレイルと時計差が無いってのは立派だし、グローリーヴェイズを捕えているからね。ただ、近走はゲートが悪いし、ロングスプリントの形になって外から勝ちに行ってしまうとちょっと甘い。かといってスローで直線ヨーイドンでトップスピードの質勝負ではちょっと足りない。この枠だと簡単ではないね。消すというところまではしないけど、強くは狙いにくい。

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