競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

函館記念 2021 予想:本命02ハナズレジェンド

time 2021/07/18

函館記念2021の予想

函館11R 芝2000m
馬場想定:良、ややタフな馬場想定
風向想定:西南西5m/s想定

展開予想

 まず馬場だが土曜を見る限りパンパンの良馬場でも時計が掛かっている。現時点でもややタフな馬場ぐらいの出方かな。なので標準よりは重いと判断しておきたい。風は西南西からなので4角地点が完全追い風になる形。BSでは左前方からの向かい風に近い形になる。

 展開予想だが、逃げなければという確たる逃げ馬が不在でそこが難しい所。ひとまずトーセンスーリヤがハナを主張できそうなメンバー構成。これを外からマイネルファンロンが番手外を狙ってというところ。内からはこれと言ってだが、豊のワールドウインズ辺りはこの条件でハナを主張してくる可能性はあるし、トーセンが控えたいなら逃げる可能性も出てくると思う。カフェファラオも芝でのスタートは結構上手いので場合によっては内の2頭の出方次第でペースが決まる感じかな。向こう正面で上り坂と向かい風が待っている感じなので中盤はそこまで上がらないかもいずれにせよ、現時点では60-60ぐらいで考えていて、中盤は12秒台前半~半ば、3~4角で加速の一足を求められるイメージで全体の総合力をベースに考えたい。

予想

◎02ハナズレジェンド
○?(noteのみ)
▲?(noteのみ)
△01カフェファラオ
△15バイオスパーク
×03ワールドウインズ07ドゥオーモ
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ハナズレジェンド

 まずウインイクシードが除外になった時点でかなり混戦になるだろうなと思っていたし、ある程度本命馬の幅を広げようとは思っていたと。それと、土曜を見たときに想像以上に時計が掛かっていた。加えて注目していた風だがどうも西向きでBSが向かい風になりそうと。こうなると向こう正面での上り坂でペースが上がってという可能性はちょっと下がった。その辺を踏まえて総合的に浮上させるべき馬は?と考えてハナズレジェンドを本命に。

 まず個人的なハナズレジェンドのイメージとして噛み合ったときの一足の鋭さが素晴らしいし、これを引き出せればローカル重賞レベルならどこかで仕事ができる馬だろうという評価。芝ダート兼用だが洋芝も問題ない馬で札幌実績が多い馬だがSTV賞が面白い。札幌の1800m戦で良馬場、ペースが48.3-47.4とややスローから12.1 – 12.0 – 11.7 – 11.6 – 12.1と向こう正面でそこまで上がらず4角でじわっと加速というような競馬。その中で後方で足を温存しつつ、4角加速の流れで後方馬群の内目、スペースを拾いながら進めて置かれず直線中目に誘導してからしぶとく伸びきって3/4差。

 また初富士Sでもここで上位人気のトーセンスーリヤ相手に急追する3着。50.2-47.1と超スローだが稍重で12.1 – 12.3 – 11.8 – 11.1 – 11.9とL2最速11.1とトップスピードを求められるレベル。これで後方で足を温存、3~4角でも後方馬群の中目を通しながらだが直線で加速で流石に反応しきれないもののL1でぐんと伸び始めてここで一気に突っ込んでくる脚。こういう要所の動き出しが求められての器用さが強み。

 個人的には少し時計が掛かる馬場でも加速が求められて良さが出るし、馬場が重い方が相対的に速いラップを踏めるタイプという認識。高速馬場だと質で優位に立てないうえにどうしてもロングスプリントできない弱さが出てしまう。芝で狙うならタフな馬場なのと、ロンスパにならない方が良いタイプなので向こう正面で向かい風に近い形でそこまで上がらない可能性の方が高い、というのは途中で加速のラップが欲しい。洋芝で内枠で向こう正面向かい風寄りでとハナズレジェンドとしては最高の条件かなと。もうちょっと人気が無ければいうことなかったが。できれば中団ぐらいには入ってほしい。

○?

▲?

△カフェファラオ

 ん~まあ正直切ってもいいかなという馬ではあるが、まずウインイクシードがいなくなった割に思ったほどには人気していないというのと、全体のレベルが低いのも間違いないと。そのうえで芝での追切を見ても意外と動きたいところでスッと反応していていい加速度のラップをたたき出してきていた。この感じなら芝でダメって感じはしないし、スタートだけなら芝の方が良いからね。東京マイルがベストの馬なので基礎スピードの質を求められてこそというのは感じるし、ダートでも中距離的な競馬でのパフォーマンスは低い。あまりギアの上げ下げが得意な感じでもないので滅茶苦茶悩ましいけどこの状況なら連下で様子見で良いかなという判断をした。

△バイオスパーク

 この枠のバイオスパークに連下を打つぐらいには結構難しいレースだなとは思う。ただ、バイオスパークは割と要所での加速はできる馬なので、向こう正面向かい風から3~4角で加速していく流れは個人的には面白いかなという感覚やね。前走の新潟大賞典は3角まで長い長い向こう正面で追い風が吹いていたのでも57.1-62.2と極端なハイペースを誘発したし、ここまで速いとちょっときつかったが崩れたわけではない。ベストは自身ではややスローぐらいだと思うし、福島記念を勝った時が59.6-60.0を自身では中団内内で温存してスローバランス。11.8 – 11.7 – 12.0 – 12.1 – 12.4と向こう正面からの競馬でL4最速3角地点で上手く内を通してというのが噛み合ったにせよ強い競馬。ポテンシャル戦だけでなく都大路Sでも重馬場で47.8-48.0と平均、12.4 – 12.4 – 12.1 – 11.4 – 12.1のラップ推移で先行策から内目を取ってスッと反応している。後半は結構総合力を持っている馬で、昨年の函館記念も悪くなかったが単調な競馬よりはギアの上げ下げがあった方が良いかなというところで連下で押さえたい。これが内枠なら強い印を打っても良かった。

×ワールドウインズ

 まあ悩ましいところだけど、巴賞の負け方はそんなに気にならない。それよりも、東南東からの風が比較的多い函館記念の中で、今年は西南西だから西向きで向こう正面からの競馬にならないかもなあという点を嫌った。巴賞勝ち馬が本番で合わないのは結局向こう正面からの競馬になりやすい、タフな競馬で求められる部分が違うというのはある。巴賞を見ても49.6-46.5と超スローから11.9 – 11.3 – 11.6 – 11.3 – 12.3と後半ロングスプリント的な感じでなかなか前との差を詰められずという競馬だった。後半型の競馬よりは関門橋Sを勝った時のように59.4-61.0と厳しい流れで後方で温存しつつ11.9 – 12.1 – 12.2 – 12.0 – 12.8とポテンシャル戦で外差しという有酸素運動的な競馬の方が良い。ただ風の問題もあって今年は向こう正面で上がらない可能性を考えないといけないと。そうなると正直ペースが速くなっても要所の加速で置かれるリスクはあるかなと。宇佐特別がそういう競馬で悪くないので押さえてはおくが、正直4番人気か…という感じ。

×ドゥオーモ

 あとは追い切りが良く感じたドゥオーモを拾う。昨年の2着馬だが昨年は58.8-60.9とかなりのハイ、11.8 – 12.0 – 12.1 – 12.4 – 12.6と単調な流れで最後方から押し上げながらポテンシャルでズドンのパターン。小倉大賞典2着時もそうだが基本的にシンプルな競馬の方が良いのは間違いないのと時計が掛かる方が良いのでその点でも今の函館は良い。ただ風向き的に?というところ。それでも単調な流れに振れたときに追い切りや適性面で一番怖い馬だなと感じたので押さえておく。

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