競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

セントウルステークス 2018 出走予定馬:ダイアナヘイロー&武豊騎手想定

time 2018/09/04

セントウルステークス 2018 出走予定馬:ダイアナヘイロー&武豊騎手想定

第32回 セントウルステークス(GII)出走予定馬展望

日程:2018年9月9日()
コース:阪神芝内1200m

予想用・出走予定馬一覧

ダイアナヘイロー(武豊騎手想定)

今年は阪急杯で強敵相手に押し切る強さ、二けた着順に沈む脆さと両方を見せているダイアナヘイローが武豊とのコンビでセントウルステークスに出走予定だ。今年は不安定過ぎるところもあるが、前走の北九州記念でも少し物足りない結果となった。やや下降線だが得意の阪神内回りに変わって復活となるか。

阪神1200や1400で問われやすい基礎スピードとそこからの一足というバランスがかみ合うと強敵相手でも強い競馬ができる。一方でペースが上がりすぎたり、落ち着いても仕掛けが早くなると?というのはこの馬の脆さの要因となっている感じ。好走スポットが狭い印象だけど、阪神1200適性はその点で高いので怖さはやっぱりある。あとはしっかり状態面を上げてきてほしいね。

阪急杯(GIII)1着

阪神芝内1400m良 18頭7枠13番
1:20.1 34.2-34.6 M
12.3-10.7-11.2-11.3-11.4-11.2-12.0

阪急杯勝ちから振り返る。やっぱり後になってみてもモズアスコット、レッドファルクスといった強敵を撃破しているわけで、しかもそこまで嵌ったというわけではない。ペースは平均では流れていたし、L3-2で加速とこの馬の得意なパターンではあるがL1は落としているからね。他の馬の脚もある程度削ぐぐらいにはペースを作ったと思う。前後半の総合力の高さで勝ち切った一戦。

13番枠から好発を切ってそのまま2列目でまずは様子を見ながら入っていく。ただ途中でニシノラッシュが落ち着けたところで外からすっとハナを取り切って上手くレースを主導する。3~4角でも手ごたえの良い状態をキープしながら4角出口で促して1馬身ちょっとの差で直線。序盤で鞭が入って一足、しっかりと加速ラップを踏んで2列目にリードを詰めさせない。L1は甘くなったがそれでも外差しの強襲を退け、2列目勢にいた先行馬は問題とせずの勝利だった。

基礎スピードの高さでうまく平均ペースに持ち込み、3~4角でも大きくは緩めないけど後続に対してしっかりとリードをとってそれでいて直線でしっかりと加速ラップを踏んできた。ある程度厳しい流れの中でも加速するだけの脚を温存できるのがこの馬の良いところで、その代わりそんなに長く脚を使えないからできるだけペースを引き上げてリードをとって本仕掛けを待つことができたのが良かったかなと。このバランスが重要になってくる馬で、崩れると結構もろい…特に最近は。

高松宮記念(GI)18着

中京芝1200m良 18頭5枠10番
1:09.9(+1.4) 33.3-35.2 H^2
12.0-10.3-11.0-11.4-11.5-12.3

3走前の高松宮記念では強気の競馬もオーバーペースとなって失速した可能性が高い。少し馬体を減らしていたのでその辺の影響もあるかもだが、それでも崩れたのは力の要る馬場での消耗戦となったことがおおきいかな。特化して加速する余力がないと崩れるのが早くなる。

10番枠から好発を切って促しながら先行策、内のセイウンコウセイに対して外から主張、一旦はハナを切ったかに見えたが3角でセイウンコウセイも盛り返してきたのでペースも落とせず促しながら2つほど外、馬場の良いところを回すがここで星雲に1列前に出られる。直線に入った段階で驚くほど伸びず、逆噴射で下がっていった。

この辺がこの馬の脆いところで、ハイペースでも超高速馬場で少し息を入れられればいいんだが、この宮記念のようにタフな馬場で他の抵抗を受けてペースを引き上げ切ってしまうと一気に甘くなる。ハイペースも適度なら問題なく、加速する余力を持っているときは強いけど、そうでないと崩れるケースが多い。そういうタイプの馬だと思う。

北九州記念(GIII)7着

小倉芝1200m良 17頭5枠10番
1:07.3(+0.7) 32.4-34.2 H^2
11.6-10.2-10.6-11.2-11.3-11.7

前走の北九州記念は内容的に物足りない面が多かった。もちろんかなりのハイペースだが、超高速馬場だったしもうちょっと頑張ってほしかった。よどみない流れになったのは昨年の北九州記念とは微妙に違う展開で溜めが利かなかったかなとも思うし、3角でスペースが詰まってブレーキ気味だったのもあるがそれでも苦しかった。

3番枠からやや出負けしてそこからリカバーしつつ内のスペースが空いていたのでうまく好位の内までリカバーしていった。3角前で詰めすぎたのでブレーキしつつ外目に誘導しながら直線。序盤で捌けてはいたが伸びあぐねて最後までジリジリ下がっての7着完敗だった。

スピードに乗って3角に入って前が下がったところで外への誘導と同時に少し惰性を削ぐ形になったのは痛かった。とはいえ馬場は良かったしこの馬としてはこの条件でしっかりと一足を使ってほしかったがそれができなかったのは不満かな。函館スプリントSは詰まったのが響いたのでもうちょっとやれるかなと思っていたけど、北九州記念の内容は良くないと思う。力の要る馬場で消耗したならともかく、もうちょっと踏ん張ってほしかった。

2018セントウルステークスへの展望

好走スポットが狭いタイプで、このレベルまでくると基礎スピードもペースを引き上げられると難しい。一方でスローだと早めに仕掛けられてシルクロードSや昨年のスプリンターズSみたいになってしまう。ただしかみ合えば阪急杯でもGI級を撃破しているわけで怖さは抜群。1200だと結構特殊な展開にならないと、というところだがセントウルステークスという条件は良い。一つはやはり3角が鋭角なのとそこまでの距離も短いのでコントロールがしやすい。もう一つは基本的には超高速馬場でそれなので3角過ぎで落ち着きやすく、小倉ほどに極端なハイになる、というケースは珍しい。なので外目の枠からじわっと3角で行き切って内に切り込めれば主導権を取り切りやすい。そこから3~4角中間で息を入れつつ4角出口ですっと引き離す、という競馬は狙いやすいといえる。今回はそこまで同型が協力ではないというのはあるが、レジーナフォルテ辺りが飛ばすなら無理せず番手外でも良いし、ネロなんかは多分今のこの馬で超高速馬場だとそうそう前に行けないと思う。好走するだけの絵は浮かぶのだが、あとは状態面だろう。正直前走の北九州記念は微妙な感じ。多少ブレーキを踏まされたにせよ進路確保からの伸びがもうちょっとほしかったし、高速馬場ならある程度のハイには対応できていた馬だからね。阪急杯のイメージは良いんだけど、今のこの馬で1200でそれをやりきれるかどうか。適性的には一発警戒だけど、豊が乗っているし人気が落ちないタイプだからなあ。押さえまでかな。悪化しきらなければ少し渋って意識が下がって息が入った方がいいと思う。

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セントウルS
指数1位ファインニードル 結果:1着
ローズS
指数1位リスグラシュー 結果:3着
セントライト記念
指数1位アルアイン 結果:2着
神戸新聞杯
指数1位レイデオロ 結果:1着
オールカマー
指数1位ステファノス 結果:2着
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スプリンターズS
指数1位レッドファルクス 結果:1着

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