競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

共同通信杯 2021 出走予定馬:エフフォーリア&横山武騎手想定

time 2021/02/09

第55回 共同通信杯(GIII)出走予定馬展望

日程:2021年2月14日(日)
コース:東京芝1800m

予想用・出走予定馬一

エフフォーリア(横山武騎手想定)

 新馬戦、百日草特別と連勝、無傷のエフフォーリアが共同通信杯に出走予定だ。府中でも鋭さを発揮しているのは他馬との比較で大きなアドバンテージ。クラシック戦線はいまだ混戦模様と言って良いだろうが、その中で頭一つ抜けた存在となれるかどうかに注目だ。

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 まあここが試金石やね。前走はゲートがあまりよくなかったしそのうえで小頭数だからというところもあった。府中の上がり勝負は個人的には合っていると思うし、ペースも遅い時は極端に遅い傾向だから、そういう競馬ならというのはあるが、位置取りはこのレベルだと重要になってくる。

新馬戦1着

札幌芝2000m良 7頭6枠6番
2:03.3 61.8-61.5 M
13.1 – 11.2 – 12.1 – 12.7 – 12.7 – 12.9 – 12.7 – 12.4 – 11.5 – 12.0

 新馬戦から2戦見ていきたい。札幌の2000m戦でペースは平均。中盤で中だるみが生じていてのL2最速で11.5。そこまで速いラップでは無いが12.4-11.5とギアチェンジは求められていたし、そこでしっかりと良い脚を使ってきたのは好感かな。

 6番枠から出負けして後方からの競馬となってしまう。そこから軽く促してはいたのだが好位列ぐらいから1角にかけてまで長く追いかけて2列目の外につける形。道中も前のアウトストラーダの後ろで4番手で進めながら3角まで我慢。3角でもまだペースがさほど上がらない中で外に出してアウトストラーダを目標に進出。4角では楽な手ごたえでアウトストラーダに並びかけて逃げ馬を交わして先頭列で直線。序盤でこのアウトストラーダを交わして3/4差ほど出る。L1で外から来るエスコバルの追撃を3/4差で振り切っての勝利。

 まあひとまず後半は良いものを見せたかな。4番手から3~4角で外からじわっと。動きたいところで外から仕掛けられてスッと加速してギアチェンジを見せてきたし、ラップ的にも加速度が高い中で優位性をしっかりと作れていた。この要所の機動力は一定の評価が必要だろうと思う。ただし、ゲートは下手だった。出負けしていたしそこからのリカバーという点でも少し時間がかかったからね。小頭数だったので良かったけど、正直先行できたのは運が大きかったと思う。メンバー構成を見てもそこまでの強敵が不在だったのも確かで、2着のエスコバルも勝ち上がってはいるが…だし、3着以下も平凡だった。素材的に圧倒するというところまでは持っていけなかったが、要所のギアチェンジは一定の評価というところかな。古馬1勝クラスの2000m戦が牝馬限定で2:00.4だし(まあレベルは結構高かったと思うが)時計的な価値も高くない。

百日草特別(1C)1着

東京芝2000m良 8頭6枠6番
2:02.3 63.4-58.9 S^4
13.2 – 11.7 – 12.3 – 13.0 – 13.2 – 13.0 – 12.2 – 11.1 – 11.3 – 11.3

 前走の百日草特別ではドスローの流れの中で、府中で鋭さを求められても対応できたのは大きな収穫だったかな。ペースは4.5なのでS^5に肉薄するレベル。ドスローと言って良いだろう。そこからの3F勝負で直線だけの競馬と言ってしまって問題ないだろう。L3最速なので本仕掛けは早かったが直線での鋭さが求められた。

 6番枠から五分には出ていたが外に寄れて接触しながらの競馬になった。そこからは掛かり気味にコントロールしつつ2列目の外で進めていく。道中もドスローなので折り合いで苦労していたが4番手ぐらい。外から3角で動いたレインフロムヘヴンのおかげで少しペースは上がったがそれでもまだ手綱を引っ張って直線。序盤で進路がない状況で待たされていたが、L2でレインの内から進路が出来たので追われるとスッと伸びてきてここで一気に先頭に立ってくる。L1で半馬身差を広げに掛って1馬身1/4差の勝利。

 2着がレインフロムヘヴンで、これに対して直線進路ができたL2以降でしっかりと差を作ってはきた。ただ決定的に突き放せたわけではないし、3着のヴェローチェオロでも33.5を引き出せていると。2着のレインフロムヘヴンが単騎気味に離して勝負に行ったとはいえ東スポ杯でさっぱりだったわけで、レースレベル的な面では強調できないなと。同日ドスローだった新馬戦でも勝ち馬のが上がりが33.3だし最速10.9のラップを踏んできていると考えても、正直この一戦でそこまでの素材を秘めているとまでは感じなかったかな。ただ、ここも包まれて進路が開いた瞬間でしっかりと反応が出来ているように加速性能は良かったし、坂の登りでそれが求められても対応できたというのは良い。まあL3の段階で速いラップを踏んでいるので比較的仕掛けが早かったのもあったかもしれないが、それでも11秒台前後のラップを3Fで踏み続けてきたという点での評価はしたいところ。

共同通信杯2021への展望

 現時点で何頭かクラシック候補に挙げたい馬がいる中で、エフフォーリアは完成度、もしくは素材面でもうワンランク上がってこないと難しいかなとは思っている。素材面は良いものを持っているが突き抜けたパフォーマンスを見せているわけではない。前走の百日草特別の感じなら正直言えばL1でもっと離してほしかった感はある。ギアチェンジは良いものを持っている反面でゲートが安定しないし前走の百日草特別では外にふらついていた。あの形だと頭数が今回は増える中で枠次第では入りで苦労するだろうなというのはどうしても不安としては出てくる。

 ただ、馬群の中で包まれて坂の登りでの動きが求められてもある程度対応すると思うので、エンジンをかけ切れずにというリスクは小さい。進路が全くなければ別だが、多少待たされても置かれるような感じもなかったし動きたいタイミングでタイムラグなく動ける強みは確かにあると思う。L1で化け物じみたものは無いので位置取りが後ろ過ぎると届かないリスクは結構出てくると思うので、現時点では押さえまでの評価としておきたいところかな。場合によっては消すかもしれない。パッと見渡してもいい馬が結構多いからね。

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