競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

クイーンステークス 2018 出走予定馬:リバティハイツ&北村友想定

time 2018/07/25

クイーンステークス 2018 出走予定馬:リバティハイツ&北村友想定

第66回 クイーンステークス(GIII)出走予定馬展望

日程:2018年7月29日()
コース:札幌芝1800m

予想用・出走予定馬一覧

リバティハイツ(北村友想定)

3歳勢からはもう一頭、フィリーズレビューでしぶとく抜け出し重賞初制覇を成し遂げたリバティハイツがクイーンステークスに出走予定だ。前走の桜花賞でも好位からしぶとく立ち回って6着に粘った実力馬。1800mへの距離延長で古馬をまとめて撃破できるか?

ツヅミモンと違ってこちらは1800適性には少し疑問がある。ただ桜花賞の内容はなかなか良かったと思うし、平均ペースぐらいで流れて内目で我慢ができれば?の怖さは少しあるかな。

フィリーズレビュー(GII)1着

阪神芝内1400m良 18頭5枠10番
1:21.5 33.7-36.1 H^3
12.3-10.3-11.1-11.7-12.0-11.9-12.2

まずはフィリーズレビュー勝ちから振り返る。阪神1400らしい流れで2.4と超ハイから後半は12秒前後を連続する形でやや消耗。一応L2で誤差程度の再加速はあるが基本的には前半の基礎スピードを問われたとみるべきだろう。

10番枠からまずまずのスタートを切ってそこから軽く促しつつだが前が速いので無理せず好位で進めていく。道中もある程度促していたが無理には追走せず前からは少し離れた好意列の中目で3角へ。3~4角でも好位列の中目で仕掛けを待ちながら中団に下げる形で直線。序盤でそこからじりじりと伸びて2~3列目中間まで伸びる。L1でそこからしぶとくバテ差しての勝利となった。

ここでは前半でかなり流れたことで後半の末脚の質を問われたわけではなかった。しっかりとついていってばてずに食い込めたかどうかで、やはり前半の基礎スピードを最優先に問われたと思うし1200の競馬に近い感じだったかなと思う。少なくとも1周コースの1800でここまで質的に基礎スピードを問われることが無いので、何とも言い難いかな。またここはレベル的にも微妙ではあり、1200路線の馬は別だが1400以上で走っている馬はアンコールプリュにせよデルニエオールにせよアルモニカにせよ、あまり結果が出ていない。

桜花賞(GI)6着

阪神芝外1600m良 17頭2枠3番
1:33.8(+0.7) 46.6-46.5 M
12.3-10.7-11.5-12.1-12.1-11.5-11.3-11.6

前走の桜花賞は結構頑張ったなという感じ。まあツヅミモンと違ってこちらは少し離れた好位で前半は少し楽ができたとは思うが、それでもしぶとく最後まで伸びてきたのは一定の評価は必要かなと。ペースは平均だが前半が速く中弛み、そこからの3F勝負という感じでそこまでトップスピードの質的には問われなかった…まあ1,2,3着馬は別次元だが。

3番枠からまずまずのスタートを切ってそこから様子を見ながら軽く促しつつも好意の内内。前のラッキーライラックが下がってきたのでその後ろでスペースを保ちつつ3角に入っていく。3~4角でも3列目の内内でラッキーの後ろ、仕掛けを待ってロスなく立ち回って直線。序盤で追い出されての伸びは地味だが逆にラッキーが伸びてくれたのでその後ろのスペースを楽に取る。L1でもじりじりと伸びて下がってきたツヅミモンを捕えての6着。

まあ個人的にはこの桜花賞で強い競馬をしたのはツヅミモンの方だとは思っているんだけど、この馬もマイルにある程度めどを立てる競馬をしてきたなとは思う。全体で流れた中でちょうどバランス的にいい位置で進められたこと、3~4角のロスも全くなかったのでそこもかみ合っているとは思うんだが、ハイレベルだった桜花賞の中でしっかりと掲示板争いに加わるレベルにはいることを証明できた。ただし、マイル戦で前後半でもフラット、基礎スピードを問われた中での決め手勝負ではあるので、これが1800に延長することでどこまで引き上げることができるのか?となると少し懐疑的。

500万下2着

京都芝外1400m良 13頭7枠11番
1:24.6(+0.1) 36.8-35.0 S^2
12.4-11.7-12.7-12.7-12.2-11.3-11.5

スローの決め手勝負で一定レベルはやれているといってもここに入って?というのはある。3走前の京都1400m戦でペースは1.8とかなりのスローからの2F戦。この時は結構力の要るタフな馬場状態だったが、それでも決定的な脚を引き出したわけではないし、相手関係もさほどでもないので…。

11番枠からまずまずのスタート、軽く促しつつも無理はせずに後方に近いところで進めていく。道中もペースが遅い中で後方外目で折り合いながら3角。3~4角でもペースが上がらない中でいち早く仕掛けて4角では中団に取り付いて直線。序盤でそこから追い出されての反応がいまいちで先にデルニエオールに抜け出されるがそれでも2列目に近いところまで。しかしL1ではなかなか詰められず、半馬身差というところまでで2着。

デルニエオールが府中の1400相模湖特別でいまいち伸びきれなかったし、3着プリュスが500万下を勝ちあがって入るが、レベル的には正直平凡だったかなと。その中で2F戦、つまりコーナー地点ではまだペースが上がってない中でしっかりと外からエンジンをかけてミルコが直線までうまく入ったと思う。それでも伸び始めが遅かったしL1でミルコも勝てないと悟っていたかあまりまじめに追わなかった面もあるが半馬身差から詰まりそうな感じもなかった。今となっては後半勝負ではあまり期待できないのかなというのもある。

2018クイーンステークスへの展望

桜花賞の内容から1800はギリギリやれるかな?というぐらいの感覚。桜花賞もかなり流れた中でのものなので基礎スピードをかなり問われて良さが出ているなというのはある。どちらかというと強みは前半にあると思っているので、個人的には1800で好走するならツヅミモンと同じように前目でレースを支配して、かつそこそこレースを引っ張って流れる形、基礎スピードを要求させた方がいいと思う。少なくとも後半勝負ではトップスピードの質で足りないし、TS持続も3歳同世代のトップレベル相手には全く歯が立っていないので、このレベルではおそらく甘くなる可能性が高くなる。フィリーズレビューはレベル的にもさほどではないと思っているが、桜花賞でも大きく崩れなかったようにやはり前半の基礎スピード面に頼った方がいいかな。仮にペースをコントロールされてツヅミモンの競馬になるとそれより後ろからの競馬ではちょっと難しいと思っている。距離適性に関してはツヅミモンの方が上の可能性が高いのはツヅミモンの記事の方で書いているのでそちらで。現時点では強くは狙いたくない一頭かな。枠の並び、陣営のコメントから強気のレースメイクとかならちょっと考えるけど、中団ぐらいから決め手勝負でとなると強敵が多いしここでは微妙だと思っている。

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