競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

阪神牝馬ステークス 2019出走予定馬:ダイアナヘイロー&武豊騎手想定

time 2019/04/03

阪神牝馬ステークス 2019出走予定馬:ダイアナヘイロー&武豊騎手想定

第62回 阪神牝馬ステークス(GII)出走予定馬展望

日程:2019年4月6日(土)
コース:阪神芝外1600m

予想用・出走予定馬一覧

ダイアナヘイロー(武豊騎手想定)

 1200~1400m路線で結果を残してきたダイアナヘイローが阪神牝馬ステークスに出走予定だ。マイル戦となるとエルフィンステークス以来となるが、2着と強敵相手に結果を残している。名手武豊がこの距離で新味を引き出せるか?

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 エルフィンSを見ても使える脚はやっぱりマイル路線ではちょっと短いと思う。全体のペースをどの程度上げていけるかだが、正直マイルでやれたとしても府中とか京都とかで仕掛けを待てた時じゃないかなと。阪神マイルだとどうしても4角からの競馬になるので難しい気がする。

阪神カップ(GII)1着

阪神芝内1400m稍 16頭2枠3番
1:21.1 34.8-34.9 M
12.4 – 11.1 – 11.3 – 11.4 – 11.3 – 11.5 – 12.1

 2走前の阪神カップ勝ちから振り返りたい。年末の阪神で稍重、標準より時計がかかっていたかな、ややタフぐらいの馬場状態だったと思うが、その中でペースは平均、淡々とした流れでL1は12秒台。阪神1400らしい基礎スピード優先の競馬となっている。

 3番枠からまずまずのスタート、二の足良く楽々とハナを取り切る。道中も下手にペースを落とさず上手く作って3角。3~4角でもラップを維持するような感じで軽く促しながら進め、4角出口でパンと合図をして直線。序盤で追い出されてしぶとく踏ん張るがここではミスターメロディが伸びてくる。L1の坂の登りでこれを振り切って半馬身差の勝利。

 基本的には前半の基礎スピード面でしっかりとレースを平均に持ち込んで、淡々と進めて後続に足を使わせて粘りこんだ形になる。後半の最速ラップはL3の11.3とトップスピードを要求されない形に持ち込んで粘りこんでいるし、この馬のイメージ通りに前後半のバランスの良さを見せてきたと思う。阪神1400だとこれぐらいの感じで楽に主導権をとれるし、トップスピードが問われにくい、適度に息も入れられるのが良いのかなという感じ。ただこの時の阪神は内が顕著に残っていた印象で、実際上位はほぼ3~4角で内を立ち回っている。この辺りをどう判断するか。

阪急杯(GIII)6着

阪神芝内1400m良 18頭7枠14番
1:20.8(+0.5) 34.4-34.6 M
12.3 – 10.9 – 11.2 – 11.3 – 11.3 – 11.3 – 12.0

 ダイアナヘイローは基本的なイメージとして平均ペースで上手く息を入れられれば強い、という認識だがもう一つ、たまに大きく崩れることがある。正直前走の阪急杯は6着だが上手くレースを支配していたのになぜここまでラストが甘くなったのかよくわからないレベル。平均ペースで淡々と進めているし馬場を考えても良いペースだったと思うんだがなあ。

 14番枠から好発、押してハナを主張も内のラインスピリットが少し絡んでくる。それでもそれを楽に制してハナを取り切り主導権。道中も楽な感じでラップを落としすぎず淡々と11秒前半を刻んでいく。3~4角でも楽な感じで進めて直線。序盤で1馬身ちょっとのリードを作っていたがL1の坂の手前で甘くなり始める。L1坂の登りで踏ん張れずに最後は下がってしまった。

 休み明けで走るほうではないので少し間隔が開いてしまったのも痛かったかなとは思うんだが、ほぼ理想的にレースを支配しながらもL1の甘さは引っかかったかな。本来ここで踏ん張ってくる馬だからね。ただこの時はやはり坂路から時計・ラップともにあまりいい形で入れていなかったので状態面の可能性の方が高いかなと思っている。

エルフィンS(OP)2着

京都芝外1600m良 11頭3枠3番
1:36.4(+0.2) 49.4-46.8 S^3
12.2 – 11.6 – 12.5 – 13.1 – 12.7 – 11.6 – 11.2 – 11.3

 かなり遡るが3歳時のエルフィンSで2着しているのでそれを。これが結構好メンバーで、本格化前とはいえ勝ち馬がレッドアヴァンセ、3着馬がワントゥワンであると。ペースは超スローでL3から11秒台に入りつつL2最速。ここで上手く出し抜きを狙ったが…という感じ。標準ぐらいの馬場ではあったが、その中で決め手の差が出たかなとは思う。

 3番枠からまずまずのスタートを切ってそこから楽に番手を確保。ペースが遅いなかで前半は少し掛かり気味になりながらも番手で追走。3~4角でも逃げ馬にプレッシャーをかけながら促して直線。序盤で追い出されてここでジリジリとした伸び。L1で先頭に立ったところで外から一気にレッドアヴァンセにかわされ、最後にワントゥワンにも詰められたがこれは封じた。

 上位2頭も本格化は遅かったし、名前に惑わされるのはよくないかなとは思う。それでもこの2頭と比較したときにL1のTS持続の甘さは確かにあったし、最速地点のL2でもさほど伸びていたわけではない。位置取りの差で踏ん張っていたが、決め手の質量はマイルでは足りないんじゃないかなと思っている。もちろんここはドスローだったので、今のこの馬でマイルでもペースを引き上げてどこまでやれるかというのはあるかな。

阪神牝馬ステークス2019への展望

 まあマイルでとなるとさすがに不安の方が大きいが、前走の阪急杯は追い切り面でも物足りなさが残っていたのでまず追い切りをしっかりとみてから、というところだろう。あまり上がってこなければ狙えないかな。仮に坂路で良い動きができたとして、やはりマイルでも基礎スピードを活かしてそこで全体のペースを引き上げ後続の脚を削ぐ形は必要だと思う。仮にスローとなるとどうしても4角からの競馬になるしそこで各馬が仕掛けてくるとトップスピードの質でも疑問があるし何よりTS持続は足りないと思う。ヴィクトリアマイルに向けてマイルを試すにせよ、府中なら余計にペースを上げる必要はあると思う。その点を踏まえて豊がどういうレースメイクをしてくるかには注目したい。ただ現実的には簡単ではないかな。ラッキーあたりはペースを引き上げても問題ないタイプだしなあ。

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