競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

チューリップ賞 2018 出走予定馬:サヤカチャン&松田想定

time 2018/02/28

チューリップ賞 2018 出走予定馬:サヤカチャン&松田想定

第25回 チューリップ賞(GII)

日程:2018年3月3日()
コース:阪神芝外1600m

チューリップ賞の出走予定・登録馬一覧

サヤカチャン(松田想定)

アルテミスステークスでは逃げの一手であわやの2着、サヤカチャンがチューリップ賞に出走予定だ。そこからのパフォーマンスが物足りないが、前走のエルフィンステークスでは流石にオーバーペースも久々に逃げられたのは収穫か。有力馬が前哨戦でけん制し合う中で、レースを主導しまんまと逃げ切ることができるか。

弥生賞がタイプ的にサンリヴァルが面白そうなのと同様、逃げ馬有利のチューリップ賞の傾向からするとこのサヤカチャンは侮れない。エルフィンSでも狙ったがあそこまで速いと苦しかった。でも今回は阪神マイルで結構楽に主導出来そう。ただし、トップスピード面は高いレベルでは戦えていないので前半のリード、ペースを上手く作っていかないとマズイし、L3最速で4角で引き上げた方が良いと思う。極端な切れ味勝負に持ち込まないようにすべきだろう。

アルテミスステークス(GIII)2着

東京芝1600m良 15頭5枠9番
1:35.0(+0.1) 47.5-47.4 M
12.4-11.2-11.8-12.1-12.3-11.4-11.5-12.2

まずはベストバウトの4走前アルテミスSから振り返る。良馬場だったがこのレースの前ぐらいから急にまとまった雨が降っていたので恐らく少し悪化している。その中でペースは平均、そこからのL3最速でトップスピードはそれほど問われずのポテンシャル寄りの競馬。基礎スピードとポテンシャル面のバランスが問われた一戦だったと思う。

6番枠から好発を切ってじわっと出して行くぐらいで楽に主導権、外からシンデレラメイクも絡んできたがそれでもこれを振り切って単独で逃げの手。3~4角では少し息を入れて進めるがそれでも後続との差をつけて2馬身差ぐらいで直線。序盤でしぶとく粘って先頭をキープも外からラッキーライラックが来る。L2ではまだ先頭に立っていたがさすがにL1で交代。1馬身差までは作らせず、3/4馬身差の2着を確保、3着以下はしっかりと封じ切った。

ここでの注目はやはりスッとハナを切れたこと、そして仕掛け自体はL3最速と早かったが踏ん張れたという点。まあそこまで速いラップをとわれなかったのが良かったかもだが、ある程度早めに仕掛けて分散してしまった方が良いタイプかなとは思う。これまでのレースからも瞬間的な切れ味で勝負するタイプではないだろう。

阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)14着

阪神芝外1600m良 18頭1枠1番
1:35.8(+1.5) 47.7-46.6 S^1
12.4-11.3-11.6-12.4-12.2-11.9-11.0-11.5

3走前のJFではそもそも逃げられなかったので評価が難しいが惨敗だった。ペースは1.1でスロー、中弛みからL3-2で11.9-11.0とギアチェンジ、トップスピードの質が問われた一戦。

1番枠からまずまずのスタートを切ってはいたが外のラスエモーショネスやラテュロスが速いので控えて2列目のBプランに。そこからコントロールしながら3角へ。3角では3列目の内内で進めていたがペースが上がらず我慢の展開で直線。序盤で進路を外に持って行こうとするが反応できずに伸びがイマイチで外差しに交わされる。ラストは少し詰まったのもあるが完敗だった。

包まれてしまったのもいたかったが、展開も噛み合ってなかった。仮に3~4角でペースが上がって内にスペースが広がっていく状況なら外のロスも大きくなるしこちらも動けたので良かったと思うが、逆にコーナー地点で緩い流れになっていたので外から前を向いて入った馬がすぐにトップスピードに乗せられた。こちらはそこでの反応でまず見劣っていたのが痛かったしギアチェンジの性能はあまり高くないのは間違いない。あとは詰まっていたので評価が難しいというところ。

エルフィンステークス(OP)11着

京都芝外1600m良 12頭5枠6番
1:38.0(+2.4) 46.9-48.7 H^2
12.1-10.6-11.6-12.6-12.6-12.1-11.7-12.3

前走のエルフィンSは逃げることはできたがレースメイクとしてはあまり良くない流れだった。力の要る馬場で入りの3Fが34.3と速かったが中盤で12.6-12.6と落としすぎたことで結局前半のあまりにも速い入りが無駄になった感じ。

6番枠からまずまずのスタート、そこから押して押してハナを主張、楽にハナを取りたかったが内の各馬が抵抗してきたので競り落とすまでに時間がかかる。そこからもペースを引き上げてハイペースを作って3角。ただ3角の上り坂から一気に減速して縦長から3角の下りまでで一気に団子になる。そのまま直線で一脚を使いたかったが余力はなく、そのまま失速した。

前半の3Fがあまりにも速いし、中盤の2Fが余りにも遅い。1000通過なら59.5なので平均ペース、後方で前中盤をフラットに入った方が絶対に良い展開だったので、はっきり言ってレースメイクの問題。まあ行き脚があまり良くなかったのが遠因にはなっているので騎手だけの問題ではないが、展開面で噛み合ってないのは間違いない。

2018チューリップ賞への展望

噛み合ってないことが多かったので噛み合えば怖い、というのはある。ただし、この馬の場合どちらかというと機動力での勝負というよりはある程度全体、そして仕掛けを早めることで分散しながらトップスピードの質をできるだけ問われない競馬に持ち込む方が良いかなと。チューリップ賞はL2最速率が高くL3でそこまで上がらない傾向なので、この傾向を崩すようなレースメイクが必要になる。ペースは平均~ややスローぐらいで良いが、L3で引き上げながら質勝負ではなくTS持続寄りに持ち込みたい(出来ればポテンシャル戦が理想だが馬場が軽いので雨でも降らないと難しい)。今回の相手関係を見た時に流石にラッキーライラックは手強いが、マウレアもリリーノーブルも現時点でそこまでTS持続力が高いとは思わない。この2頭が外枠を引いたときにこちらが積極的な仕掛けで4角最速に持ち込みコーナー地点でロスを作らせることができれば浮上するチャンスはあるかな。質的に足りない馬なので今の馬場でラッキーライラックを破るのは難しいと思うが、上手く早めの競馬に持ち込めれば枠の並び次第で3強の一角を崩すぐらいのチャンスはある。紐では引っ掛けておきたいかな。

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