本命02マテンロウレオ＠目黒記念2025予想

目黒記念2025予想

東京12R 芝2500ｍ
馬場想定：良～稍、ややタフな馬場想定
風向想定：北3m/s想定

馬場・風向き

　馬場はダービーのところで書いた通り。土曜はかなりタフだと思っているが、日曜は馬場造園課の本気が発動、それでも標準までは難しいかな、ややタフぐらいまでで想定。風は北からなので３～４角中間地点が完全向かい風。

展開予想

　逃げ馬がはっきりとしないのがダービーと同じではある。坂スタートになるのである程度巧拙は出そうだが、内からマテンロウレオが普通にポンと出ちゃうかなと。これがどこまで主張するかちょっと読めんが、外からはマイネルカンパーナ、スティンガーグラス辺りが前目を取ってくるかなというぐらい。外のマイネルウィルトスが逃げる可能性も考えるがシュタルケがそういう競馬をできるかどうかは一つあるし、ダービーほどではないがかなり展開予想自体が難儀ではある。

　ある程度幅を持たせるが、そこまでは上がらない。61.5-59.2ぐらいで見ておく。2:32.2ぐらいで想定。

予想

◎02マテンロウレオ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△08スティンガーグラス
△10アドマイヤテラ
×07マイネルカンパーナ16ハヤヤッコ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎マテンロウレオ

　本命は悩んでマテンロウレオにした。この馬結構追いかけているけど、個人的に印象的なのは３走前の中日新聞杯３着かな。

　中京2000ｍで58.8-59.6でややハイをデシエルトが刻む競馬。11.6 – 11.8 – 12.2 – 11.7 – 11.8 – 12.1と中盤でも速いラップを踏んでいてこれで中団内目から上手く立ち回っているとはいえ直線中目を捌きつつジリジリと伸びてラストで２着争い、外のロードデルレイにアタマ差の３着は結構立派だと思う。ここでコスモキュランダを撃破できているし、案外左回りでの有酸素運動の競馬が良いなと。まあもともと中京2000のきさらぎ賞で強かったからね。

　２走前のAJCCではダノンデサイルに0.1差と踏ん張ってコスモキュランダを二度撃破しての２着。中山芝外2200ｍで11.9 – 11.7 – 11.3 – 11.8 – 12.2 – 12.6とL4最速11.3、コスモキュランダが向こう正面で動いたのもあるがロンスパになっている。まあある程度速いラップをL4で踏んだとはいえ３列目の内から３～４角で２列目が壁で待たされつつも直線しぶとく内から伸びてきた。この２走はここまでの相手関係を見ても今回なら最上位だと思う。

　日経賞ではいつも甘い印象だが、63.0-61.3とかなりのスローで12.1 – 12.0 – 12.3 – 12.2 – 12.7とL4最速で12.0とラップ的にも相当遅い。これで仕掛けが強い中でちょっと甘くなったと。一昨年も良い形で単騎で逃げながらも向こう正面で後ろが動いて早仕掛けになったのもある。ノリが逃げるとそれで正解と思って後ろが動いてくるのが難儀だが、ここは内枠で坂スタートも上手いのである程度楽に前を狙えると思う。中山内回りはちょっと会ってない感じはするのと、左回りで坂での動きも結構良いのでね。この条件なら。

○？

▲？

△スティンガーグラス

　ん～悩んだけど、連下までにした。馬場が重くて有酸素運動要素が強い方がいいと思っていたので土曜の馬場は歓迎。前走の湾岸Sが中山2200ｍで64.1-61.3と超スローからの11.9 – 11.6 – 12.1 – 12.6 – 12.3 – 12.7とロンスパポテンシャル特化で中団外から正攻法で突き抜けた。エンドウノハナ相手に２枚上ならポテンシャル面は重賞でも通用して良さそうかなと。ただ直線右手前でってのがここ３走続いていて、ちょっと右手前依存が強い。４走前の新潟2400ｍ戦は圧勝だけど高速馬場の割にスタッツは地味なので、左回りでコーナーからロンスパになって左手前コーナリングで負荷がかかってどうかとか、１，２番人気になるわけだしその辺を気にしてかな。

△アドマイヤテラ

　連下にアドマイヤテラ。悩んだけど馬場が思ったより重くなりそうなのでこれなら基礎スピードの質不足は解消できそうではあると。ただそれでもちょっと人気先行な感じはある。前走の大阪ハンブルクCは綺麗に競馬したけど62.9-59.6と超スローで12.2 – 12.2 – 11.7 – 11.5 – 12.0とL2最速。２列目内からスムーズに競馬して勝ち切ったけどブレイヴロッカーに0.2差をどこまで評価できるかやね。まあ阪神外で出し切ったブレイヴロッカーは結構手ごわいとは思うんだけど、今回人気薄の古豪がそんなに楽かな？ってのはある。菊花賞の感じからも本質は後半のポテンシャル色が強い馬だと思うし、ここでいい位置を取れるかも結構怪しいところはあるのでね。連下まで。

×マイネルカンパーナ

　後は軽めにマイネルカンパーナを。前走のメトロポリタンSでは中団内から進めて進路確保に苦労してL1出て手ごたえ以上に来たのを評価。61.6-58.8と超スローからの11.9 – 11.7 – 11.9 – 11.8 – 11.5 – 11.6 – 12.0とロンスパでポテンシャル色が強い。これも良かったと思うが、直線で進路に苦労しつつもL1でジリっと伸びてクビ差まで詰めてきた。この感じならパフォーマンス的には通用するし叩いて２走目での上積みという点でも警戒。

×ハヤヤッコ

　ちょっと下げた。展望の途中で感じたけど、この馬案外2500は上限の距離かもなと。左回りの方がいい馬だとは思っているんだけど、３走前のアル共は強烈に突っ込んできた。ただこれは高速馬場で59.6-60.0と平均で流れての11.6 – 11.7 – 11.8 – 12.1 – 12.3 – 11.8 – 12.0とロンスパではあるが全体で流れてのもの。この馬自身は最後方付近でついていけずに外から突っ込んできた形ではあるけど、全体で見れば流れてある程度各馬消耗しているというのはある。まあ中山内2500はアンマリ良くない馬なので仕方ないとして、４走前のタイランドCが札幌2600ｍの稍重の平均で伸びあぐねている。2000ｍは短いようでタフ馬場で流れるとつ込んでくると。2500ｍだと道悪で時計が掛かる馬場ではちょっと下げるべきかも？という判断やね。ちょっと罠っぽい感じはする。押さえまで。

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「里見正人の競馬ブログ」より