平安ステークス 2020 予想：本命11ヴェンジェンス

平安ステークス2020の予想

京都11R ダ1900ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：東3m/s

展開予想

　雨は降らず、金曜の段階でも良馬場なので恐らく良馬場か降っても限定的だろう。標準ダート想定。風向は東から吹くので京都の場合は直線向かい風となる可能性が高いと思う。3m/sなのである程度は影響するかもしれないがそこまでは気にしない。

　展開予想だが、ひとまずスマハマが主張するだろうが、その外から先行勢が多くダンツゴウユウやスワーヴアラミス、マグナレガーロ辺りは積極的に競う。スワーヴはあまり二の足が速くないのでどの程度前を取れるか？というのはあるが外が主体となって先行していく可能性が高い。内からはアシャカトブやヒストリーメイカー辺りも先行するし結構前掛かりになりそうな感じはするかな。48.5-49.5ぐらいで前半は少し流れるかも？という意識を持ちたい。ややハイ～平均ぐらいを想定する。中弛みは少し起こるかな。

予想

◎11ヴェンジェンス
○？
▲？
△10スワーヴアラミス
△12マグナレガーロ
×06ヒロブレイブ07ゴールドドリーム
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ヴェンジェンス

　個人的には距離は問題ないと思っているのと、シンプルにポテンシャルが高いうえにハイペースでも良いというのは強い。個人的には東海Ｓの２着を評価していて、重馬場だがそこまで高速状態ではない一戦。49.3-48.5とややスローから12.4 – 12.3 – 12.0 – 11.9 – 12.3とＬ２最速戦。割と後半型の競馬になったんだが、ここで中団外から正攻法で脚を使って２着まで確保してきた。インティが好位外から動く後ろから正攻法で差してきた点は評価できると思うし、割と後半のポテンシャル面を高いレベルで見せられたのは大きいなと。

　もちろんみやこＳの内容も忘れていない。京都1800だが46.6-50.1と前３頭ほどがふざけているレベルの暴走ペースを刻む中で後方で脚を温存したのはあるにせよ、12.4 – 12.5 – 12.4 – 12.2 – 13.0のラップ推移で３～４角で外からスーッと動いて一気に捲って押し切った。ここの３着がウェスタールンドだし、外を回したのがフィットしたといっても前がそこまで顕著に落としていたわけでもない中でポテンシャルにものを言わしてきた。またペースが上がってもこれを引き出せているからね。

　今回は外の各馬が先行すると思うのでそれらを行かせながら中団外ぐらいを取れそうだし、中弛みが生じればそこで外から動けるのも魅力。また鞍上が替わらず幸が継続して乗るというのもコロナの件で移動が制限されて鞍上が変更しまくっている他の有力馬と比べて有利に働くと思う。本命はこの馬に。

○？

▲？

△スワーヴアラミス

　出足がちょっと遅いので外枠に入ったのは良いと思う。それと、ポテンシャル自体はかなり高く、３走前のポルックスＳの内容が良い。ここが中山1800で51.5-49.1とかなりのスローだが13.1 – 12.1 – 12.2 – 12.4 – 12.1 – 12.4と後半５Ｆ戦で速いラップを維持し続けて突き抜けた。マーチＳも強い競馬で基礎スピード面もある程度見せてはいるが、後半ポテンシャルの非凡さは間違いない。逆に２走前のアルデバランＳみたいに49.7-48.6とスローでも12.6 – 12.3 – 12.1 – 11.8 – 12.4とＬ２最速の流れでロードレガリスに切れ負けしていたように、後半で仕掛けが遅くなってＬ２でスパッととなるとちょっと難しい。いい馬だけど、目標になるというのはあるし京都らしく４Ｆ戦となると高いレベルでは切れ負けのリスクがあるのでその辺。

△マグナレガーロ

　新興勢力を押さえておきたい。結構面白い馬が多いしこのマグナレガーロもペースが速い中でのパフォーマンスは見えない所だけど、前走の舞鶴Ｓは強かった。50.5-49.1とスローからの13.3 – 12.2 – 12.4 – 12.3 – 11.9 – 12.5と５Ｆ戦に分散しながらＬ２の鋭さをしっかりと見せてウインユニファイドの食らいつきをＬ２で振り切れているのが良い。スワーヴと比べて要所の鋭さはうえだと思うけど、ペースの幅はスワーヴのほうが上かな。難しいところだがどちらも連下で。

×ヒロブレイブ

　後は穴目で面白いヒロブレイブを拾いたい。この馬は距離自体は問題ないのと、個人的には京都の下りで惰性が欲しいタイプだと思っている。顕著に阪神が合ってないのでコーナーが急な阪神だとスピードを出しにくいタイプかなと。京都はフィットしていて直近では５走前の東海Ｓでも49.3-48.5とスローの流れで12.4 – 12.3 – 12.0 – 11.9 – 12.3と後半型の競馬、ここで後方から外外正攻法でＬ１までジリジリと来ていた。京都だと３～４角で結構良い感じだし、多分下りからのポテンシャル戦があっていると思う。距離は問題ないし昨年のアルデバランＳでもピオネロやカゼノコ辺りとは僅差の４着まで食い込んできているからね。こういうタイプの馬で京都ダートで国分恭介というのも個人的には３着辺りで警戒したい材料かな。

×ゴールドドリーム

　悩んだけど、まあ地力を警戒。今回は新興勢力でポテンシャル型の強敵が多いのでどこまでやれるかだけど、この馬もかしわ記念で50.0-50.2と平均、13.0 – 12.2 – 11.8 – 12.6 – 13.6と４Ｆ戦でＬ３最速、という中で中団外からインティを目標にしながら進めてしぶとくＬ１で伸びて突き抜けた。この感じからもインティと比べるとポテンシャル面では優位に立てる馬だと思う。前走のサウジカップは恐らくアメリカンなゴリゴリの競馬になっていて、そこで後方から３～４角で上手く内をすくって一瞬見せ場はあったけど、という感じ。これ自体は良いけど、反動があるかも？というところに検疫明けで帝王賞が目標だろうと考えると…という感じかな。押さえ。

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