本命01テーオーケインズ＠帝王賞2023予想

帝王賞2023の予想

大井11R ダ2000ｍ
馬場想定：良～稍、標準ダート想定
風向想定：北北西1m/s想定

馬場・風向

　火曜は雨も降らず良馬場で開催終了。水曜も曇りで降らない可能性が高くなったかなという感じ。良馬場を中心に、ぱらっと降っても稍重までかな。風は北北西からなので３～４角中間地点が完全向かい風だが誤差の範囲の弱さ。

展開予想

　ここは外からプロミストウォリアが主張してくるだろうと。内のクラウンプライドはテーオーケインズよりも前を取りたいだろうなというところで川田としてはこれより前を狙う。そのうえで、プロミストウォリアを行かせる形が理想だろうからこの辺の加減をどうしてくるか。外からはプロミストウォリアより速い馬はいないので無理はせずにハギノアレグリアスも２列目ぐらいになりそうかなと思う。ノットゥルノ辺りもある程度前になりそう。

　ペース自体はそこまでは上がってこない可能性が高いかな。プロミストウォリアとしても外から自分の形でじわっと行けるのでそこまで引き上げていかないかなとも思うし、クラウンプライドも川田だとそこまでペースを引き上げてって形にもならないかなという判断。62-62ぐらいで2:04.0ぐらいで平均前後を想定。

予想

◎01テーオーケインズ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02クラウンプライド
△12ハギノアレグリアス
×04メイショウハリオ08プロミストウォリア
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎テーオーケインズ

　悩んだしあんまり相性が良くない馬だけど、ここ２走はこれまでにない脆さが無かったと思うしテーオーケインズで勝負したい。

　もともとは2000ｍぐらいで良いと思っている。帝王賞を勝った時も大井の2000で重馬場ではあるが60.8-61.9とややハイで12.5 – 12.3 – 12.3 – 12.9 – 12.0 – 12.4とL3-2でギアチェンジを求められた。これで２列目の内のスペースを３～４角で上手く詰めて最内から直線も最内に切ってすっと反応して抜けてきた。2000ｍで流れた中でのギアの上げ下げをというのがフィットしていたなという印象。

　直近だと川崎記念がそれに近いし強い競馬だったと思う。63.3-66.2と超ハイではあるが13.1 – 13.8 – 12.3 – 13.3 – 13.7 – 13.1と川崎らしいコーナー減速直線加速を繰り返す競馬。これで３番手の内目で進めていたが３角手前で外に誘導して勝ちに行く。ここで外に行ったときに後ろのウシュバテソーロに上手くそのスペースを使って３～４角で押し上げられてしまった。直線では１馬身後ろになってそこからしぶとく再加速でくらいついて３着以下を千切っているんだけど、そこで作られた差を詰め切れずに半馬身差の２着。ウシュバテソーロにラストでここまで詰めてきたのは評価せざるを得ない。

　ドバイWCに関してはそもそもかなりの激流だったし、これまでこういう競馬では崩れていたことを考えれば４着でも悪くないという判断。追い切りでCWでもしっかりと強い負荷をかけて時計・ラップ的にも良い。状態面で不安も無いという判断。内枠での不安はあるけど、それでも内での立ち回りそのものは上手い馬だし、松山なので勝負どころではある程度外を意識してくれるかなと。ウシュバテソーロのいないここでは本命にすべき馬かな。

○？

▲？

△クラウンプライド

　後はまだ読みにくいがクラウンプライドを連下で。チャンピオンズCは前目で噛み合った部分はあるが、それでも49.8-49.5と平均から12.6 – 12.6 – 12.7 – 11.9 – 12.3とL3-2とギアチェンジ戦で番手からL2ですっと抜けて先頭に立って１馬身半差ぐらいで離してきた。割とゆったりした流れで要所で動けたのは自分としてはちょっと意外だったし、この感じなら基礎スピード勝負にこだわらなくともという感じかな。JBCクラシックは盛岡の高速ダートで判断が難しいが、それでもペース自体は平均ぐらいだったと思うしその中で逃げて結構粘っていた。距離の対応力も見せているし、息を入れてのギアチェンジも持っているなら大井だと強めに警戒しておきたい。

△ハギノアレグリアス

　後はハギノアレグリアスを連下で。まあここまでくると相手関係は楽ではないけど、とにかく弱点が少ない馬。前走の平安Sはこれまでにないタフ馬場での49.6-51.6とかなりのハイで12.3 – 12.2 – 12.9 – 13.0 – 13.5とL4最速。L1で消耗する流れで中団外から進めながら直線ジリジリと伸び続けて２着は楽に確保した。ただグロリアムンディには２馬身半と完敗だったのでその辺は現実的な評価に。逆に東海Sの方が良くて、中京1800で50.2-48.6とかなりのスローからの12.4 – 12.2 – 12.1 – 11.9 – 12.4とL2最速。これで好位の外からの競馬で直線外に出してすっと伸び始めたし、L1でプロミストウォリアとの差もしっかり詰めかけていたところで空馬が内に刺さって追いづらくなってブレーキして下げての２馬身差。ここが無ければという競馬だったし、スローで後半型でしっかりと質を高めてきているのは良い材料。大井の2000で狙いたいという要素は強いし、適性面で崩れず２，３着に入り込んでくる可能性はあるかなと。

×メイショウハリオ

　後は悩んだが当て切りたいので×で２頭。メイショウハリオは保険的かな。正直大井の2000がベストの条件では本来無いとは思っている。３走前の東京大賞典が
63.5-61.5でかなりのスローで11.9 – 11.7 – 12.7 – 12.4 – 12.8とL3最速で結構きつめの仕掛け。L3-2の再加速がさほどでもなかったけど、これで好位外から正攻法で動いて行ったけどジリジリだったし、ウシュバテソーロに突き抜けられたのはまだしも、ノットゥルノにあっさり２馬身半差まで突き放されたのはちょっと嫌だなと。昨年の帝王賞は62.5-60.8でかなりのスローから11.4 – 12.0 – 13.0 – 12.0 – 12.4とL5最速。これはスワーヴアラミスが捲ったことで起こったが、この激流に乗れなかったことで逆に温存できた形。直線でしぶとく抜け出したけど、この時点でのチュウワやオメガが相手というのはあるし、テーオーケインズは捲りに巻き込まれてしまったからね。自分としては前走のかしわ記念みたいに出し切る競馬が出来た方が良いと思うので大井2000だと嵌り待ちにはなると思う。軽めの押さえまでかな。

×プロミストウォリア

　２走前の東海Ｓは結構うまく噛み合った部分はある。50.2-48.6とかなりのスローで12.4 – 12.2 – 12.1 – 11.9 – 12.4のラップ推移。逃げて直線でしっかりと伸びているが、ハギノアレグリアスに対してはL2でもジリっと詰められていたし、L1ではハギノに不利があったので離せたけど結構際どかった。ここ２走は逃げてしっかりと結果を出してきたけど、今回はかなり強敵が揃うのと帝王賞は結構逃げが難しいってのは傾向からもある。その点でここは逃げ馬としてマークされる中で、東海Sでラストでハギノの方が脚色が良かったかなということで、×での押さえまでにしたい。

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「北条直人の競馬ブログ」より