本命15ペプチドナイル＠阪神11R ベテルギウスステークス 予想

ベテルギウスステークス(L)予想

阪神11R ダ1800ｍ
馬場想定：良、ややタフなダート想定
風向想定：南南西2m/s(不安定)

馬場・風向き

　馬場は先週を見てもちょっと時計が掛っているかな、という感じ。年末でもあるがややタフぐらいで想定。風は南南西からなので４角地点が完全向かい風になる。

展開予想

　展開的には外のペプチドナイルが主張していく、これにエクロジャイトが抵抗するかどうか？というところやね。この辺が結構悩ましいところで北村友一だし行かせて番手狙いかなと。ヒロイックテイルも抵抗しそうだけど、ここはペプチドナイルがハナを取り切る可能性が高いとみる。

　ペースは読みにくいが入りがちょっと速くても阪神の場合１～２角で緩むだろう。ある程度縦長で前がちょっと息を入れる形になると思うので、イメージ的には49.5-50.5ぐらいでハイペースだけどちょっと緩む、という感じ。1:52.0前後で見ておく。

予想

◎15ペプチドナイル
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04トウセツ
△11ビヨンドザファザー
×05ミッキーヌチバナ07ホウオウルバン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ペプチドナイル

　本命はペプチドナイルにした。まあパターン的には嵌め込めるかどうかで信頼度があまり高い方ではないが、噛み合えば面白いという点で勝負に足る。

　京都は基本的に外枠は明確に不利だと思っているけど、阪神はそうでもない。1800ｍの場合１～２角がきついので、主張するなら外からの方が１～２角で半径大きく通せて速度を落とさずに入りやすいので行くだけなら行きやすい。逆に言えば内枠で外から競って来られるのは結構嫌なコースだと思っているので（京都だと１角のコーナーワークで速度を落とさず差を作れる）、エクロジャイト辺りは控えてくれる可能性が高いという読み。

　ペプチドナイルは本質的にはコントロールして勝負したい馬。４走前のマリーンSも函館1700ｍではあるのだが、48.7-48.2と平均ペースで支配して12.2 – 12.1 – 12.5 – 11.6 – 12.0とL3-2で再加速。ギアチェンジでスッと突き抜ける競馬で完勝しているように、本質は前受けで仕掛けを待って要所での競馬が良い。

　赤富士S勝ちも東京2100ｍで61.4-63.2とかなりのハイで番手追走、流れに乗って13.1 – 12.8 – 12.6 – 12.0 – 12.7とL3-2で再加速。総合力型で基礎スピード自体は持っているのでペースも上げ切らなければいい。ここ２走は京都1800で１～２角が落ちないので基礎スピード特化に近い競馬になってしまう。なので入りで紛れやすい阪神で狙いたい、という結論。

○？

▲？

△トウセツ

　後は連下にトウセツ。枠の並び的に難しいが中団ぐらいでは潜り込んでほしいかな。嵌れば３走前の灘Sの勝ちっぷりが素晴らしく、ポテンシャルは非凡。阪神1800ｍで48.9-50.4とハイペース、12.7 – 12.1 – 12.1 – 12.2 – 12.3 – 13.2と後半5Fのロンスパ。これで後方で進めながら３～４角では動けずに後方中目をちんたらしていたが、直線で大外に誘導してからのバテ差しのインパクトは素晴らしく、まとめてL1で差し切った。まあこういうタイプなので、前が支配して要所でスッとのパターンだとそこで置かれると思うしリスクはある。ただ嵌れば突っ込むという典型的なタイプだろうね。連下で押さえておきたい。

△ビヨンドザファザー

　後はビヨンドザファザーを連下にした。ここ２走がちょっと不満なので多少ギャンブル的だが三宮S３着は強い。重馬場の阪神1800ｍ戦ではあるんだけど、49.0-48.7と平均から12.3 – 12.2 – 12.3 – 12.1 – 12.1 – 12.2と後半は12前半を淡々と。これで好位の内目で立ち回って直線で外を向いたがそこからしぶとく伸びて最後は良い脚で３着まで。ここがキングズソードが相手ということを考えても、割と後半型の競馬で良さが出ているなというのはあった。もちろん馬場自体が軽かったので、年末のタフ馬場でどうかはポイントだけど、阪神でペースが落ち着けばちょっと警戒しても良いかな。ここ２走はちょっと忙しかったのも確かなので。

×ミッキーヌチバナ

　後はミッキーヌチバナを軽く。阪神1800では安定しているけど、前走の御陵Sが強かったし高いレベルではシンプルな方がいいかもしれんな、とも感じる。４走前の梅田Sだけやれれば、という感じやね。阪神1800ｍで稍重、49.4-50.1と平均ペース。12.6 – 12.7 – 12.7 – 12.1 – 12.6とL3-2で再加速。これで好位の内から直線でスッと反応して食らいついてきた。L1でジリっと伸び切れなかったが、この動きができるので安定はすると思う。前走の御陵Sが京都1800らしい48.2-50.7とかなりのハイでの12.7 – 12.7 – 12.4 – 12.5 – 13.1とL3最速、シンプルな競馬で中団内内足を温存でしぶとく差し込めた。この感じだともうちょっとタイトな方がいいかなと思うので、このレベルだと阪神1800はポイントになるかもしれんね。

×ホウオウルバン

　ホウオウルバンも軽く。ここに関しては和田に変わるのはちょっと怖いかな。基本ポジションを前向きにしてくれる騎手なので、スローの内に前目が嵌れば面白い馬だとフィットすることが多い印象（そもそもそういう理由もあって長距離向きの騎手ではあるんだが）。ホウオウルバンの場合は割と後半型の馬だと思っていて４走前の総武S勝ちなんかがドンピシャのイメージかな。51.3-49.6とかなりのスロー、13.3 – 12.7 – 12.4 – 12.3 – 12.1 – 12.8と向こう正面で上がり切らない中でのL2最速だが、これで好位の外から追走、L2で置かれるけどL1でジリジリと伸びて差し込んでくる形になる。淡々と基礎スピードで押し切られる競馬だと忙しい（マーチS・平安S）けど足は使える、というタイプ。だけど、結局位置取りの差が大きくなるので前半スローの方が戦いやすい。後は和田がここで積極的に好位ぐらいまで狙ってくれれば熱いかな。

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