競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

紫苑ステークス 2020 出走予定馬:パラスアテナ&武豊騎手想定

time 2020/09/09

第5回 紫苑ステークス(GII)出走予定馬展望

日程:2020年9月13日(土)
コース:中山芝内2000m

予想用・出走予定馬一覧

パラスアテナ(武豊騎手想定)

 カーネーションカップでは中団から鋭く伸びて完勝したパラスアテナが武豊とのコンビで紫苑ステークスに出走予定だ。前走のラジオNIKKEI賞では稍重で時計が掛る1800mという舞台、中団外から伸びきれずの4着と重賞の壁に阻まれた。秋華賞に向けて権利確保が絶対条件、突破できるか。

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 前走は1800mで外枠でと少し難しい競馬になったかなと思う。また全体のレベルとして見ても結構ハイレベルだったと思っているのでそこまで気にしていない。未勝利戦の勝ち方も良かったし、2000mぐらいの距離で高速馬場で見てみたいというのはあるかな。パフォーマンス的には良いものを見せているので。

カーネーションC(1C)1着

東京芝1800m良 8頭2枠2番
1:45.9 46.7-47.0 M
12.6 – 10.9 – 11.4 – 11.8 – 12.2 – 12.4 – 11.9 – 11.3 – 11.4

 2走前のカーネーションC勝ちから振り返りたい。東京の1800m戦だが結構流れていて平均ペース。ただし、これは単騎逃げのもので実質的には明確にスローだったと思う。L2最速で11.3だがL1でも11.4と落ちなかった。

 2番枠から五分のスタートから無理せず軽く促しながらで結局中団やや後ろ。道中も後方馬群の中目で我慢しながら進めて単騎逃げ馬から離れたところで3角。3~4角で前を追いかけに2列目以降が差を詰める中で後方馬群の中目から直線。序盤で追い出されて伸びはじめ中団、L2で先頭列付近までしぶとく伸びてくると、L1までしぶとく差を広げ続けて1馬身3/4差完勝。

 超高速馬場ではあったものの後半のロングスプリント性能の高さをはっきりと見せてきたかな。ここでは後方馬群の中目からの競馬だったし、その中で単騎逃げ馬を追いかけに3~4角で差を詰めていたからね。割と末脚の絶対量を求められた一戦だったと思う。後半で速いラップを連続して時計を引き上げてきたというのは良い材料やね。高速馬場で効率よく速いラップを踏み続けられたのはここに入っても大きな武器ではある。

ラジオNIKKEI賞(GIII)4着

福島芝1800m稍 12頭7枠9番
1:48.2(+0.9) 47.3-47.7 M
12.0 – 10.8 – 12.6 – 11.9 – 12.3 – 11.9 – 11.9 – 11.6 – 12.3

 前走のラジオNIKKEI賞では4着と1番人気を裏切る結果となってしまった。ただ時計的にも勝ち馬のバビットを高く評価すべきかなという感じ。平均ペースで流れた中で外枠から追走というのも難しい条件ではあった。

 9番枠から五分のスタート、コントロールしながら中団馬群の後ろで進めて序盤は後方中目から入っていく。道中も後方で脚を温存しながら進めて徐々に取り付きながら3角で外。3~4角で中団外から進めてルリアンの後ろを追走、4角まで押し上げながら中団で直線。序盤で底から追い出されるがジリジリとした伸び。L1で2番手争いから伸びきれずに一列遅れての4着完敗。

 まあ勝ったバビットとの差は圧倒的だったが、2着のパンサラッサ比較で見ればそこまで悪くはない。1勝クラスでも勝ち時計が1:48.5なのでこれを上回っているというのは一つの材料ではあるかな。ただ、1800でここまで全体で流れる形だとちょっと忙しいかなというのは感じた。カーネーションCも平均ペースだったが単騎逃げだったし後方からゆったりスローバランスだったからね。悪くはないけど、1800は若干短いかも?という評価。

未勝利戦1着

福島芝2000m稍 16頭3枠6番
2:02.7 61.8-60.9 S^1
12.4 – 11.2 – 12.0 – 13.1 – 13.1 – 12.6 – 12.2 – 12.3 – 11.8 – 12.0

 3走前の未勝利戦では福島の2000mで稍重と時計が掛る馬場状態でも問題なくラストまで余裕あるラップで千切ってきた。ペースはややスロー、そこから徐々に加速しながら4F戦に近い形でのL2最速11.8という程度。流してL1も12.0というのは良いね。

 6番枠からまずまずのスタート、そこから軽く促しながら結構楽に先行していたが無理せず好位馬群の中に入れていく。道中も好位の中目でしっかりと折り合って楽に追走し、3角で外に誘導する。そのまま2列目外から4角で先頭列に並びかけるような感じで手が動いて直線。序盤で粘り込むエルバーチェを競り落としてクビ差、L1で突き放しての5馬身差完勝。

 ここではタフな馬場でそれなりに流れていたんだが、それでも絶対的には61.9と62秒を切る程度だった。ここまで緩いと前半で楽には入れるのかなというのはあった。雨が降っていたので判断が難しいが、3歳未勝利でも1:51.4なので時計がかなり掛かっていたしその点では優秀。実際パラスアテナが5馬身千切った2着馬でも未勝利を勝ち上がって1勝クラスでも3着しているからね。これに5馬身差ならパフォーマンス的にも結構高いと言って良いと思う。

紫苑ステークス2020への展望

 個人的には1800m2走を見たときに、やはり前半部分で少し忙しかったのがネックになってしまっているなとは感じた。カーネーションCの場合は単騎で進めていたので自身では後方で無理せず入りながら後半のロングスプリントで時計面を詰めることが出来ていた。この点からも本質的には後傾型の馬だと思うし、前半そこまで無理せず温存して後半勝負で質的なものも高めていきたいと。その点でカーネーションカップで見せたように速いラップを連続できるし、高速馬場の方が合っていると思うし、2000mならもう少し余裕をもって前半を進められるかなと。

 相手関係だけど、正直今年の3歳勢は古馬相手に苦戦している世代だと思っていて、重賞戦線でそれなりにやれていても1勝クラスでもなかなか苦労している馬が多い。正直そこまでクラシックの上位勢、特にグループBレベルの馬を高く評価するのは危険かなと思っているところもある。高速馬場での2000m戦という条件で考えれば十分戦えると思うので、再度強く狙いたい一頭かな。

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