競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

桜花賞 2019 出走予定馬:グランアレグリア&ルメール騎手想定

time 2019/04/01

桜花賞 2019 出走予定馬:グランアレグリア&ルメール騎手想定

第79回 桜花賞(GI)出走予定馬展望

日程:2019年4月7日(日)
コース:阪神芝外1600m

予想用・出走予定馬一覧

グランアレグリア(ルメール騎手想定)

 昨年2歳新馬戦では衝撃的なデビューでのちのGI馬ダノンファンタジーに完勝したグランアレグリアが桜花賞に出走予定だ。ただ、そこからは期待通りとまでは言えず、サウジアラビアロイヤルカップは順当に完勝も、果敢に挑戦した朝日杯フューチュリティステークスでは3着完敗。仕切り直して牝馬同士の対決、成長を見せられるか。

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 新馬の段階ではオークスまではこの馬かなあと思ったもんだが…。サウジ戦も強かったが時計・ラップ的には新馬戦から大きく変わってこなかったし相手に恵まれた面もある。そして朝日杯では相手が手ごわかったにせよ、思った以上に完敗だった。2度目の関西圏への輸送で幾らか慣れてくれればいいが。

新馬戦1着

東京芝1600m良 15頭8枠14番
1:33.6 47.9-45.7 S^2
12.6 – 11.6 – 11.8 – 11.9 – 12.1 – 11.3 – 11.1 – 11.2

 新馬戦から見ていったほうが良いだろう。東京のマイル戦、この時の府中も超高速馬場だったがそれでもこの時点の2歳新馬戦としては破格のパフォーマンスだったといっていい。実際後のGI馬ダノンファンタジーを圧倒しているわけでね。ペースは2.2でかなりのスロー、そこからの3F勝負で最速ラップはL2の11.1とそこまででもないがL1まで11.2とほとんど落としていない。トップスピードの持続力が非凡だったなと感じた。

 14番枠からまずまずのスタート、そこから促しながら好位につけていくという感じでそこまで二の足は速くない。そこからじわっとスローの段階で前に上げて2列目の外で3角。3~4角でも2列目外から先頭列に並びかけて入りで先頭に立ってしまう。そのまま軽く促すだけでL2で突き抜け1馬身半ほどの差を広げる。L1でさらに広げてダノンを完封の2馬身差。

 この競馬で強いなと思ったのは確かに間違いない。クラシック戦線で中心になるはずだと。その考え方自体は間違ってなかったと思うし、実際完封した2着のダノンファンタジーが2歳女王になったわけでね。ただし、突き詰めればマイル寄り長いほうが良い、オークス向きの馬になるんじゃないかとは思っていた。理由としては、新馬としてはある程度流れたほうだがそれでも二の足はそこまで速くなくてスローの内にポジションを上げたという点が一つ。もう一つは瞬間的な切れ味よりもそれを維持するトップスピードの持続力の方が目立ったという点。L1まであの状況で差を広げたので末脚の絶対量が高かったとみるべきだろうと。

サウジアラビアRC(GIII)1着

東京芝1600m良 8頭4枠4番
1:34.0 48.3-45.7 S^3
13.1 – 11.8 – 11.9 – 11.5 – 11.6 – 11.3 – 11.1 – 11.7

 2走前のサウジ戦では圧勝を果たしたが、相手関係を考えると結果的に見てもかなり低調なメンバー構成だったので目立ったという感じ。この時は良馬場でも少し渋った状態だったので超高速馬場では無かったがそれでも各レースで速いラップ、時計も出ていたしメインの時点では普通に高速状態ではあったと思う。その中でペースは超スローだが中盤以降はそこそこ流れていてL2最速11.1とそこまで速いラップを要求されない競馬になった。

 4番枠から出負けして最後方からのスタート。そこから外に持ち出してからスーッと押し上げていって番手外の位置に収まる。そのままペースをじわっと引き上げながら楽な手ごたえで3~4角も番手外で直線。序盤で馬なりで先頭に並びかけ、L2で追い出されて一気に勝負を決める伸び。L1で外からドゴールが伸びてはいたが2着争い、まったく関係なく3馬身半差の完勝だった。

 後半を45秒台でまとめてきているようにこの部分はかなり高いパフォーマンスだったとは思う。新馬戦と比較してとなると微妙で、そこまで上げてきているかはわからないが、叩き台ということを考えればある程度納得していい内容だったのかなとも。ただし、ゲートが甘く出遅れてしまった。そこからのリカバーができるスローの小頭数という条件ではあった。これが多頭数で内枠で出遅れてしまうとなかなかポジションを上げていくのは難しい。この辺りは課題として出てしまった感じ。

朝日杯FS(GI)3着

阪神芝外1600m良 15頭2枠2番
1:34.3(+0.4) 47.7-46.2 S^1
12.7 – 10.9 – 11.7 – 12.4 – 11.8 – 11.3 – 11.2 – 11.9

 前走の朝日杯FSでは牝馬として牡馬に挑戦する立場だったが、1番人気に応えきれず3着に甘んじた。相手も強かったが内容的には完敗だったと思う。ペースは1.5でスロー、そこからの4F戦である程度分散したことでL2最速は11.2という程度。この時は標準馬場ぐらいだったと思うし、その中でちょっと甘くなるのが早かった印象。

 2番枠から五分のスタートからある程度促しつつ楽に先行、外のイッツクールが行き切ったのを行かせて単独の2番手で進めていく。3~4角でもイッツクールを目標にしながら仕掛けを待ちつつ、徐々に加速していく流れとなっている4角でも最短距離で理想的に直線に入ってくる。序盤で外から一気にアドマイヤマーズが仕掛けて前に出てきたので追い出されるのだが内から反応がいまいちで伸びきれない。L1でアドマイヤに離されて最後は外からクリノガウディーにも詰められての3着だった。

 この3着をどう考えるか。一つはこの馬自身がパフォーマンスを落としている…もう一つは、意外と朝日杯のレベルが高かった。個人的にはまだ何とも言えない面もあるが、少なくともこの馬にとってはこれまで結果を出してきたパターンでの競馬で完敗なので、上位2頭相手には普通に見劣ったと思う。ただし、外から強い競馬をしてきたとはいえファンタジストがスプリングSでも2着と結果を残せているし、アドマイヤマーズも共同通信杯でダノンキングリーと互角に近い競馬をしてきていると。この辺りを踏まえるとこの一戦だけで評価を下げるというのは怖いかもしれない。今年の牝馬戦線はこれといって抜きんでいている馬は不在だからね。それと、軽い馬場でパフォーマンスを上げてきている印象で、前走はある程度流れた中で脚を使って甘くなった感じもある。マイルは流れちゃうとちょっと短いかも?

桜花賞2019への展望

 陣営はスピードを活かしてといっているが、個人的にはマイルで平均まで上がってしまうとあまり前半で脚を使わないほうが良いタイプのように感じる。新馬戦もサウジ戦も前半が遅い中でのリカバーでよかったが、前走の朝日杯は結構悪くない入り方をしながらも前目で少し甘くなるのが早かった感じ。なので平均ペースまで上がると脚を削がれる可能性はあるかもしれない。それと、ゲートをしっかりと出られるかもポイントになる。今回の有力馬はほとんどどこかで出遅れているので、その点でもなかなか信頼を置きにくい。この馬もそこが鍵。

 後は相手関係だろう。新馬戦のパフォーマンス通りならダノンファンタジーより一枚上でクロノとの比較でも前目から押し切れていいだけのTS持続を見せている。ただし、この馬は自身走破ラップでみて10秒台にはまだ入れられていないので、仮に今週急に馬場が高速化してトップスピードの質を要求され、10秒台まで入ってしまうとどうかなというところ。これはダノンにも言えることで、クロノとの比較ではここが一つ不安材料に。朝日杯は相手が強かった可能性を考えないといけないと。今年の牝馬路線は最上位は意外と混戦なので、スローで前目で運べるようならやはり前残りは警戒必要か。押さえるべきかどうかでちょっと悩んでいるが、馬場状態・追い切りで最終的に判断すべきかな。


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