競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

日経賞 2019 出訴予定馬:メイショウテッコン&武豊騎手想定

time 2019/03/19

第67回 日経賞(GII)出走予定馬展望

日程:2019年3月23日(土)
コース:中山芝内2500m

予想用・出走予定馬一覧

メイショウテッコン(武豊騎手想定)

 昨年のラジオNIKKEI賞でフィエールマンを撃破しているメイショウテッコンが武豊とのコンビで日経賞に出走予定だ。前走の日経新春杯では自分の競馬に持ち込めず、途中から強気の進出も甘くなっての9着。立て直し、知命の域に達した武豊がどうレースを展開するかに注目だ。

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 昨年秋までの普通の状態であれば、正直ここは楽しみの方が多い。ただ、前走の日経新春杯が超ハイで消耗戦、強気の競馬が過ぎたとしてもちょっと甘くなったな、という印象ではある。追い切りもいまいちだったと思うし、今回も直前の追い切りをしっかりとみて判断したいかな。

ラジオNIKKEI賞(GIII)1着

福島芝1800m良 13頭2枠2番
1:46.1 46.3-47.4 H^1
12.2 – 10.4 – 11.6 – 12.1 – 12.4 – 12.3 – 11.9 – 11.6 – 11.6

 4走前のラジニケ賞から振り返る。1800m戦ではあるのだが、ペースは1.1でハイペース。そこからのL2最速でL1も11.6と落とさない、という中で先行抜け出し。後の菊花賞馬フィエールマンを撃破してきた。

 2番枠からまずまずのスタート、そこから促しているがハナには行けず、先行策までで2列目のポケットを確保する。道中も2列目で進めて前にスペースを置きつつだが少し掛かっている状況。何とか折り合わせつつ3角へ。3角で外目に誘導しながら前2頭を追いかけての2列目外、4角で楽な手ごたえで直線。序盤で追い出されてしぶとく伸びて差を詰めてくる。L1で半馬身差をしっかりととらえて抜け出したところに外からフィエールマンの強襲を受けるが半馬身差で退けた。

 ゲート良く、やや二の足は微妙ではあったがそれでもこのペースの中で2列目を確保するだけのものは見せた。かかっていたのは少し気になる所ではあるが、3~4角で外からしっかりと動く余力があって最後までラップ的にも余裕を持っていたと思う。スパッと切れたわけではないが、このペースの中でしっかりと後半に脚を使えたのは魅力が大きい。気性的には苦労していたが、ギアの上げ下げが上手いタイプにはなってくる。フィエールマンに対しては前半でペースを引き上げてリードをある程度取ったことでの押し切りなので、前半の基礎スピード面で優位性をとれた。とはいえ、フィエールマンもL1で11秒前後の脚を使ってきているからね。

神戸新聞杯(GII)3着

阪神芝外2400m良 10頭6枠6番
2:25.7(+0.1) 61.9-58.7 S^3
13.0 – 11.2 – 12.5 – 12.5 – 12.7 – 12.5 – 12.5 – 12.3 – 11.8 – 11.2 – 11.3 – 12.1

 3走前の神戸新聞杯では3着と逃げてしぶとく粘って思った以上に頑張った。エタリオウとは頭差で踏ん張っていたし、阪神外回りでL3最速でL4でも11秒台と仕掛けもかなり早かったからね。最短距離とはいえTS持続特化戦で高いパフォーマンスだったと思う。

 6番枠からまずまずのスタート、外からビッグスモーキーがカットしてくるので不利を受けたが、外から再度主張してハナを取り切る。道中も超スローで上手く縦長に持ち込んでレースを支配する。3~4角で後続がある程度仕掛けてくる中でこちらも仕掛けながらペースを引き上げて直線。序盤でしぶとく踏ん張って半馬身ほどのリード。L1で流石にワグネリアンには捕えられ、最後にエタリオウにくらいつかれるがそれでも僅差の3着。

 基本的に神戸新聞杯でL3最速戦でとなるとなかなか前で押し切るのは難しい。ましてワグネリアンやエタリオウといったTS持続タイプの馬が相手だった中で、これら相手にここまでやれたのは評価していいと思う。それにこれだけTS持続戦でやれたのであれば、距離は全く問題ない。前半ゆったり運ぶ、中盤息を入れることでしっかりと後半のTS持続につなげてきているといえるからね。距離は問題ないはず。菊花賞は2F戦で包まれて終わってしまったが、距離ではなく極端なギアチェンジ戦で不利を受ける位置で終戦だったという感じ。ああなったら苦しいのでいかにレースを作っていく側になるかがポイントだ。

日経新春杯(GII)9着

京都芝外2400m良 16頭6枠12番
2:27.1(+0.9) 58.3-62.4 H^4
12.6 – 10.7 – 10.8 – 11.8 – 12.4 – 12.6 – 12.9 – 12.8 – 11.9 – 12.2 – 13.1 – 12.4

 前走の日経新春杯はペースがかなり流れたし、自分の競馬に持ち込めない中少し強引な競馬で動いていったものの失速した。ペースは4秒近い超々ハイ、ラップ推移的に中盤で緩んだところで動いたのは流石だが、それでもL4の3角地点最速で仕掛けが早かったのは確かだろう。

 12番枠から出負けして後方からの競馬となってしまう。そこから最序盤はあまり無理はせずに後方外目で進めながら我慢。道中も後方でジッと進出の機会をうかがいつつ、向こう正面で前がペースダウンしたところで外からじわっとナチュラルに取りついていってそのままの勢いで3角捲り切る。3~4角で先頭をキープして2馬身半ほどで直線に入ってくる。序盤で徐々に差が詰まってきて並ばれる。L1で外の各馬が殺到してくる中で成す術なく、9着完敗。

 まああのスタートになってしまった段階でどこかで動くしかないし、緩んだところで動いた選択はよかったと思うが、さすがにあの馬場でとなると早仕掛けになってしまったのかなと。それと、状態面もあまり良くなかったのかなと。前半のゲート、二の足がそこまで安定する方ではないが、それでもスタートしてからもあまりいい感じで入っていけなかったからね。+10kgの馬体増で休み明け初戦、絞れていなかったのかなという面はある。なので直前追い切りで判断したい。

日経賞2019への展望

 神戸新聞杯を見てもスローからの後半TS持続戦に対応してエタリオウとはそう差はなかったし、後半型の競馬でやれたので距離自体は心配していない。菊花賞の場合は振り返らなかったが馬鹿らしいほどの2F戦、直線ヨーイドンの流れの中で包まれて動けない時点で終戦だったからね。気にしても仕方がない。とはいえ、前走の日経新春杯の内容が、苦しい展開だったことを考慮に入れても少し物足りなかったし、自分の競馬に持ち込めるかどうかも含めてポイントになる。

 幸い今回は同型で強力な馬が少なく、クリンチャーも出足は遅いので前目をとってくる可能性は低い。主導権は取りやすいメンバー構成だと思うので、まずこの馬の形を作って現状でどこまでやれるか?というのをしっかりと見せてもらいたいかな。昨年秋の出来にあれば本命で良いと思っているんだが、直前追い切りを見て判断したい。クリンチャーもそうだが、狙いたいと思う馬の状態面に疑問符が付くので、予想的にかなり難しいレースになりそう。



高松宮記念は、シルクロードステークス組に注目かもですね。

高松宮記念データ
【データ1】
18年ファインニードル→シルクロードS1着
17年セイウンコウセイ→シルクロードS2着
16年ビッグアーサー→シルクロードS5着
過去3年の勝ち馬は前走シルクロードSを5着以内だった馬が独占
【今年の該当馬】 【想定人気】
アレスバローズ   7
ダノンスマッシュ  1
ティーハーフ    13

個人的にはダノンスマッシュ、レッツゴードンキ、ナックビーナスを中心に馬券にしようかなと!
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何悪。分析note2023



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