競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

チューリップ賞 2019 出走予定馬:シェーングランツ&武豊騎手想定

time 2019/02/27

チューリップ賞 2019 出走予定馬:シェーングランツ&武豊騎手想定

第26回 チューリップ賞(GII)出走予定馬展望

日程:2019年3月1日(土)
コース:阪神芝外1600m

予想用・出走予定馬一覧

シェーングランツ(武豊騎手想定)

 アルテミスステークスでは強烈な末脚でビーチサンバを差し切った実力馬シェーングランツが武豊とのコンビでチューリップ賞に出走予定だ。本番の阪神ジュベナイルフィリーズでは4着と前とは少し離れた位置になったが、桜花賞に向けてここで勝負を意識できる競馬に持ち込みたい。

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平場~特別のワイド予想も始めました。

 アルテミスSは噛み合った面が強い反面、JFは少し恵まれない中でよく頑張って4着まで来た、という感想かな。クラシック戦線の中でも展開が嵌れば面白い馬だと思うが…。

アルテミスS(GIII)1着

東京芝1600m良 15頭2枠3番
1:33.7 46.2-47.5 H^1
12.3 – 10.4 – 11.2 – 12.3 – 12.5 – 11.8 – 11.4 – 11.8

 アルテミスS勝ちから振り返りたいが、このレースが典型的な前後半が速く中盤が緩い中弛みの競馬となっている。前半3Fが33.9と非常に速く、中盤で12.3-12.5と緩んでからの3F勝負なのでL2最速でも11.4とそこまで速いラップを要求されていない。後ろから前半あまり無理せず入ったほうが楽な展開だったと思うし、その点で噛み合ったなと。

 3番枠から出負けして後方からの競馬となる。前半は前がかなり飛ばす流れで、その割にはみんなついていく、という感じ。その中で後方の内目から無理のない範囲で取りついていって3角。3角で中目から進め、4角で中目から外に誘導して直線となる。序盤では前を向ききってなかったので反応が少し遅い。しかしL2の地点で伸び始めて中団、L1でしっかりとまとめて差し切った。

 中弛みで押し上げるところまではいかなかったが、前がしんどくなったことと先頭との差は詰めて直線に入ってきたというのは大きかったと思う。L3で直線に入った段階ではまだ外に出し切れてなくて、外に出してからのエンジンのかかりが微妙だったのはその辺もあるが、そこからL2以降はしっかりと前との差を詰めてきた。L1では2馬身半ぐらいは前との差があったと思うが、それを11.8で詰め切ったので11.4ぐらいは使ってきているだろうと思う。L2でも詰めてきたし、ここ2Fではいい足を使えたかな。ただ、流れとして考えたときに前半からある程度流れに乗って進めていたビーチサンバのほうが厳しい展開だったと思っているし、この段階では中弛みで展開面の恩恵が大きかったと判断していた。

阪神JF(GI)4着

阪神芝外1600m良 18頭2枠4番
1:34.4(+0.3) 47.0-47.1 M
12.2 – 10.7 – 11.9 – 12.2 – 12.1 – 11.0 – 11.8 – 12.2

 前走の阪神JFでは4着と上位2頭からは少し離された4着ではあったし、3着のビーチサンバにも逆転を許す形になった。ペースは平均だが中弛みは生じていた。それでもアルテミスSほど極端ではなかったし、そこからのL3最速TS持続戦なので内目でもある程度脚を出し切りやすい展開ではあったと思う。

 4番枠から五分のスタート、そこからある程度促してはいたが徐々に後方に下がりながら、という感じ。3角でも後方中目だがスペースがない状況で直線。序盤で中目の狭いスペースをついてしぶとく伸びてくるがまだ進路確保できず。L1手前で外2頭が伸びていた直後をとって追撃開始も及ばず、4着まで。

 まあ4角でロスなく立ち回れていたのはあるんだが、それでもL1まで前2頭に対して食らいつく足を見せていたのは強さかなと思う。内枠で下げ切るまでに苦労していて進路確保も苦労、狭いところを通しながら上手く外まで誘導できたがそこまでに下がってしまったからね。ゲートは普通だったと思うが、二の足が遅かったのでこの辺がどうしてもマイルではカギになってくる。この感じだと外目の枠を引いたほうが序盤は入りやすいかもしれんね。素材的には通用すると思うし、この展開でビーチサンバに最後は差を詰めてきたからね。クラシック戦線でも上位には入ってくるはず。不器用な面があるのでそこをクリアできないといけないが。素材だけでどうにかなるレベルではないと思う。

新馬戦5着

札幌芝1800m良 10頭1枠1番
1:54.9(+0.7) 54.3-47.1 S^7
12.6 – 12.9 – 14.7 – 14.1 – 12.8 – 12.5 – 12.0 – 11.3 – 11.3

 新馬戦の負け方をもう一度振り返っておきたい。基本的にはこのイメージは持っておいたほうが良いと思う。多少はよくなっているにせよ、加速性能が低いのでこうやってレース全体の仕掛けが遅くなると要所で置かれてしまうという感じ。まあこの時よりは明らかに成長しているとは思っているが。

 1番枠からやや出負け、そこから促しながらだが前には行けず、後方からまずは入っていく。道中も促しながら追走しつつ、2角過ぎぐらいで外に出してから追撃態勢で中団外に近いところ。3~4角でさらにそこから外目を追走しつつ仕掛けを待ち、4角で手が動くがここで反応が鈍い状況、置かれて直線。序盤で鞭も入るが反応が変で手前をころころ換えている感じ。ふらついてそこからL1でジリジリとという感じ。

 向こう正面で上がっていったが上がり切っていたわけではなく3~4角でもまだペースが遅い状況、そこからの2F戦で加速しないとというところで急激な仕掛けになったことで馬が反応できずに戸惑った感じの走りだったかな。実際ここまでのレースを見ても要所での反応で苦しむことが多かったし、ここまで極端にというのは走り慣れた今はないと思うがそれでも要所の反応が鈍いというのは確かだろうと。

チューリップ賞2019への展望

 桜花賞に向けてここは何とか結果を出したいところ。条件的には良いと思うし、反応があまりよくない馬だがJFを見る限りだと坂の下りでスピードに乗せていくとそこまで悪くない印象なので、阪神外回り適性は高いと思う。しっかりと外から前を向いて入れれば、JFでもビーチサンバには差を詰めてきたしここに入っても2、3番手というところまで考えてもいいかなと。

 ただ、この馬もこれまでのレースを見て瞬間最大の切れ味はまだ10秒台まで入れられていないと思う。このあたりを考えると、スローの決めて勝負で仕掛けが遅れればL2で出し抜かれてというパターンは考えられるし、その点ではダノンファンタジーと同じ不安が少しある。あとは他との比較になってくるが、今の段階ではダノンの方を明確に上と取りたいし、瞬間の切れ味はメイショウショウブの方が上なのでスローならばメイショウが上位だと思う。連下ぐらいで押さえとしたいところかな。



G1馬5頭相手に中山巧者ウインブライト差し切り連覇。大阪杯も期待できそうですね。
馬券師軍団は、中山金杯に続き、中山記念8点で3連単的中。
今年重賞は平均10点ぐらいで的中させてきてますね。
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ー重賞2019ー
中山記念/3連単8点159,670円
クイーンカップ/3連複10点9,100円
京都記念/3連単6点153,540円
根岸ステークス/3連単8点113,580円
愛知杯/3連複10点45,050円
日経新春杯/3連単9点52,650円
フェアリーS/3連単8点383,180円
シンザン記念/3連単9点677,400円
中山金杯/3連単12点865,480円
ー先週の的中一部ー

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何悪。分析note2023



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