2019/02/02
第53回 デイリー杯2歳ステークス(GII)出走予定馬展望
日程:2018年11月10日(土)
コース:京都芝外1600m
予想用・出走予定馬一覧
アドマイヤマーズ(M.デムーロ騎手想定)
新馬戦、中京2歳ステークスと中京のマイル戦で連勝を果たしたアドマイヤマーズがデイリー杯2歳ステークスに出走予定だ。新馬では後の新潟2歳ステークス覇者ケイデンスコールを撃破し、前走中京2歳ステークスは完勝。このまま順当に3連勝で重賞初制覇を狙いたい。
新馬戦ではしっかりと反応して伸びてきたし、中京2歳Sでは流れた中で強さを見せてと、ひとまず現時点での完成度の高さは見せている。あとは他との比較だが、正直今回はこれといったライバルはいないし突破してしまいそう。
新馬戦1着
中京芝1600m良 8頭7枠7番
1:37.7 50.8-46.9 S^4
12.9-11.7-12.8-13.4-13.2-12.0-10.7-11.0
新馬戦から見ていきたい。中京マイルで開幕週、超高速に近い馬場といっていいだろう。ペースは4秒近い超超スローで新馬戦らしい緩い流れ。L3で12.0と一応少し加速したがそれでもハロン12レベル。そこからの2F戦とみていい。ギアチェンジとトップスピードの質が問われた一戦。
7番枠からまずまずのスタート、そこから押して様子を見ながら最終的には2列目の外ぐらいで進めていく。道中ドスローなので流石に少し前向きな気性を見せているがコントロール。3~4角でもペースがそこまで上がらない中でじわっとしかけつつ2列目外で直線。序盤で楽な感じで伸びてきてここで先頭に立つが外からケイデンスコールの手ごたえが良く一旦前に出られそうに。そこからL1でしぶとく抵抗して勝ち切った。
前を向いて入りながらとはいえギアチェンジそのものはまずまずいいものを見せたと思う。ただ瞬間的なトップスピードの質という点ではケイデンスコールの方が上だったかな。もちろんそこからL1で差し返し加減なように、しぶとくトップスピードを維持することはできた。2F戦なので何とも言えないが、内容的には3着のヤマニンマヒアと比べればTS持続で最後まで余裕があったし評価していいと思う。もちろん上位3頭の中では一番前をとれたことも大きいが。
中京2歳S(OP)1着
中京芝1600m良 7頭6枠6番
1:34.7 47.2-47.5 M
12.3-11.3-11.6-12.0-12.3-11.8-11.4-12.0
前走の中京2歳Sでは他を圧倒した。ペースが上がって平均、特に前後半ともに47秒台と2歳戦としてはなかなかのペースとなったが、時計的にはそこまで評価はできない(1000万下長久手特別が1:33.1で普通に高速状態。ハイレベル戦だったが)が、L2最速である程度の流れからしっかりと加速出来ていたレースではあると。
6番枠からやや出負け、そこから促してリカバーしつつ、スピードに乗って先行争いに入っていくが最終的には2列目外で折り合わせる。3角でも2列目外で仕掛けを待ちつつ、4角では中団に取り込まれるような感じで直線となる。序盤で外からスッと反応して先頭列に、L1でエイシンゾーンらを突き放して楽、流しての完勝だった。
新馬戦も良いがこちらも内容的には強い競馬。ペースが上がった中でしっかりと取りに行く、ペースが落ちてから仕掛けを待って直線L2の坂の上りでしっかりと反応して先頭に立てたしL1で余裕をもって突き放してきた。このレースのレベルはまだ疑問符が付くところはあるけど、厳しい流れになったことでそこまでトップスピードを問われず、脚を削いで鋭く反応できているところからも結構基礎スピード色が強い印象はある。最終的には1400が合いそうな感じはするかな。
デイリー杯2歳ステークス2018への展望
トップスピード面ではひとまず10.8のラップを出せているようにドスローで高速とはいえ高いレベルにはあると思う。ただし、ヤマニンマヒアとは瞬間的な速度で少し見劣っていた印象はあるし位置取りの差で抑えた面もあるだろう。スローの決め手勝負の場合はそこまで抜けてないと思う。ただし、ペースが上がった時に前走の中京2歳Sでは流れて各馬が脚を削がれている中でもすっと反応して伸びてきた。L1も余力があったし、基礎スピードが高くある程度ペースが速くなっても脚をそこまで削がれない、というのが強みにはなると。
現段階の評価としては完成度は高い、総合力を持っているけど素材的にはさほどでもないと思っている。2歳限定戦でメンツ次第では重賞でも勝てると思うしここもチャンスがあるというのはその点。ただ、今の段階のパフォーマンスではクラシック戦線はもちろんだがNHKマイル路線で、という観点で見てもまだ足りないと思っている。今回はヤマニンマヒアやダノンジャスティス辺りが相手になると思うが絶対とは思わないかな。シャドウエンペラー辺りもスローで追走が楽になればどこまでやれるかというのもある。総合的にみて1,2にはいるけど、スローだとポジショニング次第では何かにやられる可能性は十分にあるレベル。全体である程度流れたほうがいいと思うね。
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<第43回 エリザベス女王杯>
アーモンドアイ不在で
浮上する穴馬とは!?
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3冠馬アーモンドアイはジャパンCに参戦のため不在で混戦模様のエリザベス女王杯。3歳馬VS古馬勢の戦いとなるが、過去10年の成績では、3歳馬(4勝)、4歳馬(4勝)、5歳馬(2勝)となっており古馬勢が一歩リードしている。
過去10年、1人気で勝ち上がったのは11年スノーフェアリーのみ。人気馬の成績では、1人気[1.4.2.3]、2人気[1.2.2.5]、3人気[2.0.1.7]と人気馬が総崩れするケースはないが、16年は12人気シングウイズジョイが2着し3連単では15万馬券、09年には11人気クイーンスプマンテが1着、2着にも12人気テイエムプリキュアが入り馬連10万馬券、3連単150万馬券の特大馬券が出ているように大波乱になるケースもある。
ステップレースでは秋華賞組(3勝)、府中牝馬S(2勝)、オールカマー(2勝)、京都大賞典(1勝)となっている。3歳馬は秋華賞、古馬は府中牝馬Sからのローテが主流となっているが、オールカマー組からの優勝馬が2頭出ているように牡馬混合戦を戦って来た出走馬にも注目。
3歳馬VS古馬勢の戦いとなるエリザベス女王杯。秋華賞上位組からミッキーチャーム(2着)、カンタービレ(3着)、紫苑Sを勝ったノームコアなど3歳馬3頭がスタンバイ。古馬勢からは昨年の覇者モズカッチャン、昨年のヴィクトリアMを勝ったアドマイヤリードやリスグラシュー、ミスパンテール、スマートレイアーが参戦。
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