競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

七夕賞 2018 出走予定馬:マイネルサージュ&津村確定

time 2018/07/05

七夕賞 2018 出走予定馬:マイネルサージュ&津村確定

第23回 七夕賞(GIII)出走予定馬展望

日程:2018年7月8日()
コース:福島芝2000m

予想用・出走予定馬一覧

マイネルサージュ(津村確定)

前走の福島民報杯で強烈な差し切りを見せ、福島適性を示したマイネルサージュが七夕賞に出走予定だ。一時期のスランプは脱出し、今年は安定感ある走りを見せてきている。小頭数で混戦模様のローカルGIII、上り調子を武器にここいらで一気に壁を突破したい。

前走の福島民報杯は相当極端なハイペースだったし、ばてた馬が多かった中で最後方で脚を残していたら、という感じもあったと思う。3走前の白富士は悪くないのでそこまでこだわらないけど、基本的にはある程度渋って時計がかかった方がいいんじゃないかなと。他のマイネル軍団2頭に基礎スピードで押し切られるような馬場だと難しいタイプだと思う。

福島民報杯(OP)1着

福島芝2000m良 16頭5枠10番
2:00.8 58.1-62.7 H^5
11.9-10.6-11.1-12.2-12.3-12.4-12.3-12.8-12.4-12.8

前走の福島民報杯から。ペースが極端で、4.6とH^5レベルで極端にハイペース。後半ラップ的にはL2で再加速しているようにそこまで消耗しきっているというほどではないが、その中で最後方近くから脚を残して炸裂させた。

10番枠から出負けして後方からの競馬。無理せずに前を無視して最後方近くで進めて行く。道中も前がぶっ飛ばす流れの中で後方2番手で3角まで動かず。3角で外からじわっと進出、4角で一気に中団列まで取りついて直線。序盤でそこから伸びて2列目付近、L1で思ったほど突き抜けなかったがそれでもしっかりと脚を使ってねじ伏せた。

相手がマイスタイルだが、マイスタイルはどちらかというとスローにコントロールして良さが出るタイプだし、雨の影響も残っていて時計も結構掛かっていたとはいえ、飛ばして2:00.8という時計の遅さをどう判断するかだろう。前にとってはかなりのオーバーペースだったと思うが、この馬の位置ですら3-3Fで36.2-36.0とようやくフラットな入り方になっていると。展開的にかなり特殊なのでこの一戦はあまりあてにはしないほうがいいかもしれない。もちろん当日でタフな馬場になれば話は別だが。

白富士S(OP)3着

東京芝2000m稍 10頭3枠3番
1:59.2(+0.2) 59.9-59.1 S^1
13.1-11.4-11.5-11.7-12.2-12.3-11.9-11.4-11.3-12.2

個人的にはこの白富士Sの3着が結構やれたなという印象。東京2000でペースは0.8とややスローも平均寄り。ラップ推移的にもL2最速だが11.3とそこまで速くないしL1は12.2とかなり落としている。そこまでトップスピードの質は問われず、TS持続の方が重要だったと思うしそれも前半そこそこ流れたので基礎スピード面もある程度問われていると思う。

3番枠から出負けして後方からの競馬となったが枠順が良く、リカバーしながら最終的には中団やや後ろぐらいで落ち着く。道中も前3頭が飛ばす中で中団馬群の内内で我慢しながら3角へ。3~4角でも内内で進めて直線で中目。序盤ではまだ進路が甘くさばいている状況、L2の坂の上りでもじりじりでL1でバテ差して3番手まで上がってきた。

速いラップの地点では捌いていたというのはあるにせよ伸びあぐねていた。ただしL1の減速地点では狭いところを通しながらもしっかりと伸びてきたし、TS持続力はある程度高いレベルにある。またそれを基礎スピード面をある程度問われた中で引きだせたのも好感だ。どちらかというとこの一戦の方が評価は高いかもしれない。時計的にも1:59.2と稍重馬場の中で詰めてきているしね。ただやはり渋って減速ラップを踏む形の方が合っているのかなというのも実際のところ。またゲートが拙かった中で東京2000の内枠がいいポジションまでリカバーできた要因であることも確か。

中山記念(GII)9着

中山芝内1800m良 10頭1枠1番
1:48.1 47.7-48.4 M
12.8-11.7-11.7-11.5-11.5-11.8-12.2-11.9-12.5

中山記念では9着といってもブービーではある。ペースは平均だがこれは前2頭のもので3番手以降でみて実質的にはスローロンスパというところかな。

1番枠から坂スタートでまずまずのスタートを切ったが二の足が遅いのは変わらず後方からの競馬。向こう正面で前2頭が差を広げていくという中で後方集団の内内で我慢して3角へ。3~4角でも後方内内で進めてがっぽり空いた内のスペースを拾いながら直線。序盤でそこから進路を外に誘導するが右手前のままでなかなか動けない。ラストは狭くなったのもあるが伸びきれなかった。

ここは全体のレベルも高かったと思っているし、その中で後半勝負のポテンシャル戦に特化した形で内内をロスなく立ち回った割に直線での伸びが物足りなかった、というのが率直な感想。もちろんペルシアンナイトやヴィブロスといったところでも伸びきれなかったわけだし、全体のメンツを見渡してもかなりハイレベル。それでもディサイファあたりに完敗しているように、やはりあまり高く評価できるものではない。後半勝負に特化すると物足りない、ポテンシャル面はさほどでもないなという感じ。

2018七夕賞への展望

福島民報杯は極端なハイペースとなった中で最後方近くで脚を使わず、他が甘くなったので後半のポテンシャル面であれだけ目立った。ただ結局は前半の基礎スピードが問われた一戦でその流れに乗った馬の脚が削がれた結果の末脚で、相対的なものだと思う。逆に中山記念では前2頭だけが飛ばしただけで、実質スローロンスパ、各馬に余力があった中での末脚勝負ではタイトに立ち回っても甘くなっている。また高いレベルまでくると前述の白富士S3着に加えて準OPオリオンS勝ちもそうだがある程度は速いラップを踏んでからのTS持続戦でL1でしぶとく延びるという形が目立つ。昨年の丹頂Sもそうだがポテンシャル戦では物足りないところもあるので、その辺をどう考えるか。今の段階ではある程度は基礎スピードが問われたほうがいいとは思うが、流石に58秒台の決着に対応できるかは疑問。またゲート・二の足も甘いので後方からの競馬をベースに考えるべきで、1周コースでとなると内枠で相当うまくかみ合わないとというところかな。白富士Sはそこが枠的にかみ合ったのが大きい。あとは馬場次第。軽い馬場よりは渋って時計がかかる位の方がいいと思う。今回は前傾の消耗戦になっても強い馬が何頭かいるし、前走がかみ合ったことを考えても、今回は狙いを下げるべきかなと感じる一頭。

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