競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

天皇賞秋 2018 出走予定馬:ステファノス&オドノヒュー騎手想定

time 2018/10/24

第158回 天皇賞秋(GI)出走予定馬展望

日程:2018年10月28日()
コース:東京芝2000m

予想用・出走予定馬一覧

ステファノス(オドノヒュー騎手想定)

中距離路線では大阪杯、天皇賞秋と好走しているステファノスが今年も天皇賞秋に出走予定だ。これまでキタサンブラックやラブリーデイといった強敵を相手に善戦してきたこの路線の古豪。7歳となったが前走の毎日王冠でも4着とまだまだ健在、老兵の大仕事はあるか?

基本的にトップスピード持続力に秀でている馬で、前走の毎日王冠でも前目からしっかりと長く脚を使ってきた。ただアエロリットに対して優位にと言えるほどでもなかったし、ペースも決して速くなかったからね。ただ、休み明けはあまり走らないほうでもあるし、叩いて2走目で追い切り面での変化があれば馬券的に選択肢には入ってくるかな。

大阪杯(GII)2着

阪神芝内2000m良 14頭3枠4番
1:59.0(+0.1) 59.6-59.3 M
12.3-11.1-12.1-12.1-12.0-12.2-11.8-11.7-11.6-12.0

昨年キタサンブラックの2着となった大阪杯から振り返りたい。平均ペースだがマルターズアポジーの単騎、離れた3番手のキタサンの位置で61秒ぐらいなので、まあ実質的にはスローでそこからのTS持続戦だろうとみている。

4番枠から五分のスタート、そこから押して押して好位、うまくキタサンブラックの直後につけていく。道中もキタサンブラックの直後をつける形で理想的に入って3角。3角でキタサンが外からじわっと押し上げていくが、もちろんそれに食らいついて追いかけて4角では3列目、キタサンの直後で直線へ。序盤でそこから追い出されてキタサンブラックに楽に抜け出されるが食らいついて1馬身半。L1でさらにしぶとく食らいついてきて3/4馬身差までは詰めるが完敗の2着だった。

ここでは前半は実質はスロー、キタサンが早めに3~4角で動いていて前との差も詰めていたのでこのあたりが最速に近いかなと思っている。その中でキタサンの動きに合わせてついていって、L1でしぶとく差し込めているしTS持続の高さを見せたと思う。もちろんヤマカツエースやマカヒキに対してはポジション差も大きかったとは思うけど。ただ、このレースやラブリーデイ相手にL1で差し込んできた天皇賞秋みたいに減速地点のL1で伸びてくるのがこの馬のイメージかな。

宝塚記念(GI)7着

阪神芝内2200m稍 16頭1枠1番
2:12.4(+0.8) 59.4-60.2 H^1
12.2-10.8-11.4-12.7-12.3-12.0-11.8-12.1-12.2-11.7-12.4

3走前の新潟大賞典で驚くほど完敗を喫したが休み明けを叩いて宝塚記念はいくらか挽回してきた。力の要る馬場でややハイ、時計的には馬場補正をすると結構速い、という中で少し離されたが適性的には難しかったし悪くない競馬だったと思う。

1番枠から五分には出てそこからポジション取りで悩んでいたが最終的には中団の内で我慢をする選択をとる。道中も中団馬群の後ろで内内じっとして3角。3~4角でも最内を我慢して立ち回ってロスなく、4角地点では手ごたえまずまず、直線で中目に持って行く。序盤で3列目から狭いところを捌いて2列目に近いところまで来たがラストでちょっと甘くなって7着。

もちろん完敗だが、高速馬場巧者で力の要る馬場も合わない馬だし、ペースもここまで上がって速いラップを要求されないと難しかったと思う。内容としても新潟大賞典からは大幅に上げていると思うので、そう考えるとまだまだ大きくはパフォーマンスを落としていないんだなと。まだかみ合えば第一線でも存在感を見せることはできるんじゃないかなという感じは受けたかな。

毎日王冠(GII)4着

東京芝1800m良 13頭3枠3番
1:44.7(+0.2) 47.3-45.5 S^2
12.8-11.0-11.5-12.0-11.7-11.7-10.9-11.2-11.7

毎日王冠では休み明けということを除けばこの馬の適性を引き出せる展開になったと思うし騎乗も良かったと思う。ペースは1.8でかなりのスロー、そこからのL3最速戦でL5-4のコーナー地点でも11.7とそれなりには出している。ここでの立ち回りも結構重要だったと思うし、出し切りやすい展開だったので内で我慢できたのはかなりプラスだったかな。それで4着というのをどう評価するか。

3番枠から好発を切ってそこから促しながら先行策、ハナもちらつかせつつアエロリットを行かせて上手く控えて好位でまずは入る。3角では2列目のポケットで前にスペースを置きながら楽、4角で前が引き上げていく中でも楽な感じで直線。序盤で進路で少し迷う形になったが、それでもアエロリットの外に出してからL2でジリジリとしかこず。L1では甘くなって外からステルヴィオにも差し切られ、キセキとの競り合いでもわずかに及ばず4着。

まあ実質3着キセキとはほとんど差はなかったけど、内容としては宝塚記念と違ってこの馬にとってベストの展開・条件で騎乗も良かったと思う。それでも甘くなってしまったのをどう捕えるか。アエロリットやステルヴィオの評価にもよるし、レベル的には結構高いとも思っている。休み明けでこれだけやれれば個人的には悪くないと思うし、天皇賞秋に向けては良い材料かな。ただし、いいスタートを決めた福永からオドノヒューに替わるのが果たしてプラスになるかどうかだろう。

天皇賞秋2018への展望

昨年ぐらいから今年の新潟大賞典まで少し不安定だったので下降線?かなとも思っていた。まあ確かに絶頂期と比べると物足りないけど、まだ大きくはパフォーマンスを落としていないと思う。ここ2走は全盛期と比べても悪くない内容。なので今回ベストの距離となりそうな2000mで、ひと叩きした後の上昇があれば今回も馬券圏内で警戒はしたい一頭になる。

ベストの条件は前走の毎日王冠のように少し緩い流れからL3で最速ラップを刻みつつ、早めに減速基調に来ることだろう。TS持続力が高くトップスピードに乗ってからの惰性で差し込んでくるバテ差しタイプだ。ペースはあまり速くないほうがいいし、スローになればそれだけ仕掛けの意識が強くなる、というパターンの方がチャンスはあるだろう。その点でも今回はメンバー構成的にそこまで引っ張る馬もいないので、スローの状態から誰かが早めに動いてくれればその間隙を突いて最後にというイメージは出てくる。雨でも降らなければ基本的には良い条件だろう。

あとは相手関係。トップスピードの質に関して言えば全盛期でもトップレベル相手には見劣っていて、ラブリーデイやリアルスティールクラスには瞬間最大の切れで見劣ってL1の減速地点で差し込んできていた。今回はそこまで究極レベルで切れる馬は意外と少なくて、どちらかというとTS持続で良さが出る馬が多い印象はあるかな。敢えて言えばやはりスワーヴがダービーでも10秒台の地点で差を詰めていたのでこれが一番厄介。毎日王冠と比較するとキセキ辺りとの比較になってくるが、どちらも2000の方がいいとは思うしキセキも先行策をとれた、今回も同じ川田なので厄介かな。他にも強敵はそろっているので、もちろん今年の出来のステファノスだと強気には狙いにくい面もある。アルアインなんかも2000で基礎スピードを活かしてくれば簡単ではないしね。スローだとしても3,4番手ぐらいの評価なので現時点では×辺りでの押さえまでで考えておきたい。条件は良いが同タイプの強敵が多いのは確か。毎日王冠からどこまで追い切り面で上昇してくるかでもう少し上を考えるかな。それでも良くて連下まで。

 そこでご紹介したいのが日本ダービージョッキー大西直宏「ワールド競馬WEB」。先週の菊花賞も◎フィエールマンからの馬連23.8倍で23万8000円を回収し絶好調!
 大西騎手はG1レースに何度となく騎乗していて、G1レースでの騎手心理など騎手ならではの観点で勝ち馬を見抜けるのだという。ましてや天皇賞秋の東京2000Mは美浦所属騎手として2コーナーシュートの形状など熟知した舞台。今週もかなりの自信があるという。
 曰く、、「今年の天皇賞秋は絞って狙える!買うのはこの3頭だけでいい」とのこと↓↓
「買うべき3頭」がこちら↓
G1ジョッキー大西直宏自信の
天皇賞秋(G1)
「絞りに絞った3連単1点」
↑無料で今すぐ教えます↑
根拠が明確・詳細なので
安心できるサービス内容↓
先週:菊花賞G1(2018.10.21)
本命馬フィエールマンの話

有力馬を多く抱えるノーザンファーム(サンデーレーシングの馬だけで4頭使っている)が、ラジオNIKKEI賞から直行というローテで菊花賞にこの馬を送り込んできたのも、そのポテンシャルに期待してのことだ。

手塚師も相当な手応えを感じているようで、「輸送、距離、GⅠ。とにかく初めてのことだらけでマイナスしかない」と前置きしながら「それを覆すだけのポテンシャルも感じている」と断言。勝てる、と言える状況ではないが、勝っても全く不思議には思わない、関係者達は皆そのような心情でレースを見守るようだ。なお、ルメールはこの馬を選んでいる。

結果
1着フィエールマン
2着エタリオウ
馬連23.8倍
×10,000円
23万8,000円回収!!
天皇賞秋も自信あり!
↓↓↓↓↓↓
※メール送信後、返ってくるメール記載のURLをクリックで登録完了。

何悪。分析note2023



Links

%d