競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

天皇賞秋 2018 出走予定馬:アルアイン&北村友一騎手想定

time 2018/10/23

天皇賞秋 2018 出走予定馬:アルアイン&北村友一騎手想定

第158回 天皇賞秋(GI)出走予定馬展望

日程:2018年10月28日()
コース:東京芝2000m

予想用・出走予定馬一覧

アルアイン(北村友騎手想定)

昨年の皐月賞馬ながらもここ最近は善戦どまりとなってしまっているアルアインが天皇賞秋に出走予定だ。今年も大阪杯で3着、京都記念ではレイデオロに先着する2着と結果を残したがあと一歩が足りず。皐月賞と同じ2000mの距離となる天皇賞秋で何としても勝利をもぎ取りたい。

レイデオロに対して優位性を作るには良馬場だと基礎スピード面で仕掛けていくしかないと思う。前半がスローからの後半のポテンシャル戦ではオールカマーで見事に捕えられたしね。大阪杯ではドスローのTS持続特化でうまく立ち回ったがL1が甘くなるし、現状後半要素を高いレベルで問われては難しい。上手くタイトな流れに持ち込んでどこまでやれるかに賭けたいところ。

皐月賞(GI)1着

中山芝内2000m良 18頭6枠11番
1:57.8 59.0-58.8 M
12.1-10.8-12.2-11.7-12.2-12.4-11.9-11.4-11.4-11.7

昨年の皐月賞を振り返るべきだろう。超高速馬場でペースは平均だが中盤でそれなりには緩む。3~4角でファンディーナの早めの仕掛けでL3最速タイ、という中でタイトに立ち回ってしぶとく勝ち切った。レイデオロやスワーヴリチャードをここでは破っている。

11番枠から五分のスタート、軽く促して楽に厳しい流れの中に入っていく。最終的には好位の中目で我慢し、しっかりと流れに乗って3角へ。3角でファンディーナが外から動いていったことでペースもじわっと上がっていく流れで好位馬群の中を立ち回って直線。序盤で中目からしぶとく伸びて先頭列、L1で内から伸びようとするペルシアンナイトをしっかりと競り落としての勝利となった。

レベルは結果的にみても高かったはずで、2着ペルシアンナイト(マイルCS)、5着レイデオロ(ダービー)6着スワーヴリチャード(大阪杯)。ダンビュライトやウインブライトあたりも古馬になってGIIを制しているように全体のレベルが高かった中で平均ペースと前半の基礎スピード面も問われた流れで最後に伸びて勝ち切った。この時点から基礎スピード色が強かったと思う。

大阪杯(GII)3着

大阪芝内2000m良 16頭4枠8番
1:58.4(+0.2) 61.1-57.1 S^4
12.8-11.3-12.4-12.4-12.2-11.8-11.2-11.1-11.4-11.6

そこから今年の大阪杯まで一気に進むが、結局スローで決め手勝負では苦しんでいる。ペースは4秒で超超スローと極端。スワーヴが一気に引き上げたので後半はかなり早めの仕掛けになってコーナーで速いラップを連続する形に。上手くは立ち回ったけど。

8番枠からまずまずのスタート、そこから様子を見ながら好位の中目に持って行くという形。道中もドスローの流れの中で馬群に包まれて動けず我慢。そうこうしているうちに外から一気にスワーヴがポジションを上げてきて、ペースが一気に上がったところで好位の内目を立ち回って直線。序盤でスワーヴの直後をとって追われるがそれ以上の脚は使えず。L1で2番手には上がったもののここからが伸びきれず、外から一気にペルシアンに交わされての3着完敗。

ドスローでペースが上がり切る前にスワーヴに先に前を取られてしまったわけで、そこからの5F戦では末脚の絶対量で明らかに見劣る。ポジションが悪かったが、その中でしっかりとTS持続を引き出してきたし、一定の評価はできるが、それでも後半勝負に特化しての競馬になるとペルシアンにも差されるように限界がある。こうなってしまうと詰めが甘くなるのは必定、という感じかな。コーナー最速の流れで内目で器用に立ち回れたので良かったが、府中でこんな感じだと難しいと思う。

オールカマー(GII)2着

中山芝外2200m良 12頭1枠1番
2:11.2(+0.0) 60.5-59.0 S^1
12.6-10.6-12.7-12.3-12.3-11.7-11.8-11.9-11.8-11.5-12.0

オールカマーは極端なスローではなかったがラップ推移をみてもわかるように後半のロンスパ勝負。6F戦だしその中でL2最速ともう一段の脚を要求されている。極端ではないが後半勝負のウエイトの方が大きい競馬ではあった。

1番枠から好発、楽に先行して外のマイネルミラノを行かせて番手で進めていく。道中もミラノを行かせて少し離れた3番手で進めて3角。ペースがすでに上がっている中でミラノに対して少しスペースを保った状態から4角で外に出して仕掛けを待って直線。序盤でしっかりと先頭に立つが、レイデオロが内からスルスルと伸びてくる。L1でレイデオロに競り落とされての2着も3着以下は完封。

この展開でレイデオロにうまく立ち回られたのはあるが、それでも後半のポテンシャル戦で見劣った。京都記念では重馬場でレイデオロに先着したが、高速馬場の中ではレイデオロに分があったと考えるべきだろう。といってもこの馬自身かなり強い競馬をしているのは間違いないし、3着のダンビュライトにここまで差をつける形になったのは大きいかな。まあダンビュライトは自分の競馬ができなかったこともあるが。

天皇賞秋2018への展望

前提として府中の直線勝負では少し分が悪い。3F勝負だとほとんど直線での競馬になるので、コーナーでうまく立ち回っていきたいこの馬としては、やはりコーナーで勝負という形になりやすい内回りの阪神・中山の方がいいと思う。なので良い条件とは言いづらい。

ただし、基礎スピードは高いレベルで持っている馬で、皐月賞で強敵相手に勝ち切れたのも前半のペースが速く59.0-58.8と平均で流れていることが大きかったと思う。セントライト記念から前走のオールカマーまで、ほとんどのレースがスロー(菊花賞だけ例外だがド不良馬場)だったので、皐月賞で強さを見せた基礎スピード面をみせられない展開だったのもある。天皇賞でも例えばジャスタウェイが勝った時のような展開になれば浮上してくる可能性が高い。

相手関係を考えるともちろんスワーヴリチャードが安田記念でああいう競馬をしてきた以上、これはかなりの強敵になる。トップスピード面ではどうしても勝ち目はないし、全体のペースを引き上げたとしても今のスワーヴは対応してくるとみるべきか。逆にレイデオロなんかはスローで良さが出ている感じは強いし、前走も3~4角での立ち回りが良かった面もある。平均で流れてしまえばアルアインにもチャンスはあるかな。サングレーザーやヴィブロスなんかも流れてよさそうな感はあるのでその辺りとの比較でどこまでやれるか。スローでは明らかに厳しいと思うし、ペースが上がる前提でないと狙えないところはある。後は誰が引っ張るかだが、もう自分で逃げるぐらいのつもりで入った方がいいと思うんだけどね。59秒前後でも多分今の馬場だとスローになる可能性が高い(56秒ぐらいは出ても驚けないぐらいには軽いし先週ぐらいの馬場なら平均で58.5-58.5がベースにある)。誰かが引っ張ればいいけど、スローから10秒台の脚を要求されてはキレ負けは必定。この辺をしっかりとフォローできる騎乗を北村友一ができるかどうかだね。正直その辺は不安が大きいのでスローになると難しい以上重い印は打ちにくい。

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