競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

マーチステークス 2018 出走予定馬:ディアデルレイ&勝浦想定

time 2018/03/20

マーチステークスの出走予定馬展望

第25回 マーチステークス(GIII)

日程2018年3月25日()

コース阪神芝外1800m

予想用・出走予定馬一覧

ディアデルレイ(勝浦想定)

3走前の福島民友カップ、2走前の師走ステークスとオープン特別を連勝したディアデルレイがマーチステークスに出走予定だ。昨年のマーチステークスでも2着と善戦しているように適性面は問題ない。今回は相手も強敵が揃うのは確かだが、持ち味の基礎スピードを活かして後続の脚を削ぎ切りたい。

ハイランドパークは強いと思うんだけど、唯一隙があるとすれば基礎スピード面だと思う。その点でこのディアデルレイはある程度基礎スピード面に特化したところはあるので楽しみはあるかなと。

師走S(OP)1着

中山ダ1800m良 16頭2枠3番
1:52.0 49.7-49.7 M
12.6-11.6-12.6-12.9-12.6-12.6-12.3-12.1-12.7

まずは2走前の師走Sを振り返る。ここでは好時計で圧勝しているが、ペースは平均で中盤はコントロールされている。そこからのL2最速12.1なので割と前後半のバランスが問われた一戦。

3番枠から好発を切ってハナを主張、外から絡んでくる馬もいたがそれをしっかりと制して進めていく。向こう正面でも平均ペースでコントロール、この辺りで息を入れて団子状態で3角に入っていく。3角でスッとペースを引き上げて馬なりに近い形で少し引き離す。4角でも楽な手御たえで1馬身弱の差で直線。序盤で食らいついてきたシャイニービームを2馬身差ほどに広げる。L1でも後続の追撃は問題とせず、差を広げての4馬身差完勝。

基礎スピード的にはここではそこまでペースを引き上げたわけではないが、それでもある程度時計がかかる中山の1800で49.4というのは結構速いし2着以下は千切っている所からも他の馬はこのペースで後半をそこまで伸ばせなかった。サンライズノヴァなんかは1800がちょっと長かった可能性はあるがそれでも強敵。かなり強い競馬をしているはずで、前半のポジショニング、基礎スピードとコントロールしてそこからの後半のポテンシャル面でも上がり最速が示す通りといっていいはず。

東海S(GII)9着

中京ダ1800m良 16頭5枠9番
1:53.5(+1.7) 49.5-50.3 H^1
12.7-11.1-12.9-12.8-12.0-12.2-12.7-12.4-13.0

前走の東海Sでは0.8とややハイなんだが敗因はそこではなくて多分L5最速のポテンシャル戦に特化したところだと思うペース自体速いように感じるけど12.9-12.8と3-4Fではかなり落としているし、後半4Fが遅いのは5F勝負になった面もあるからね。ロンスパになったという見立ての方が大きいと思う。

9番枠から坂スタートで五分のスタート、そこからテイエムジンソクに対して無理に競っては行かずに番手で進めていく。道中も番手で進めていたが向こう正面でペースが上がって3角。3~4角でも息が入らないまま番手外で食らいつくもやや後退気味で直線。序盤で早々に下がって3列目。L1では失速して9着完敗。

前半のペースはそこまで速くなかったはずだし、それよりも後半の仕掛けが非常に早かった、というのがこの馬としては痛かった。2走前の師走S勝ちもL2最速で仕掛けを待っていた面はあるし、要所で一脚を使うタイプだと思うので向こう正面からロンスパする様な長距離型の競馬では難しかったかなと。この馬が飛んでコスモカナディアンが来たというのもその辺が大きいと思う。ペースバランスからは分かりにくいけど後半のポテンシャルを高いレベルで要求されたのが敗因かなと。

マーチステークス(GIII)2着

中山ダ1800m稍 16頭8枠15番
1:52.1(+0.1) 48.7-51.3 H^3
12.7-11.7-12.2-12.1-12.0-12.7-12.3-12.5-13.8

昨年のマーチステークスが内容的に面白い2着。2.6で超ハイに突入していて道中の淀みも少しだけあるが前半はかなり速い。L1が13.8と消耗しているように基礎スピード特化で消耗戦といっていいだろう。

15番枠から五分のスタート、そこから押して押して先行策を取るが全体のペースがこの時点で速い中で内には入り切れず、1~2角は外目で進めていく。そのまま最終的に少し離れた2列目の外でレースを進めていく。3角の緩みで徐々に取り付きつつ4角で激しく手が動いて2列目の外で直線。序盤でしぶとく粘るアスカノロマンにジリッと差を詰めてくる。L1で内からインカンテーションに抜け出されるがしっかりと2着を確保した。

基礎スピード的にかなり高いレベルのものを問われた中で、しっかりとついていって最後までばてなかったように単調な基礎スピード戦で高いレベルのパフォーマンスを見せられたといっていい。ただし、この時は55kgのハンデ、今回は57kgに増えるので昨年より楽ではないとは思う。基礎スピード面では良いものを見せているというのは武器だが。

2018マーチステークスへの展望

2走前の師走Sはかなり強い競馬だったし、ハイペースにこだわる必要もないとは思うが、対ハイランドピークで考えた時にこちらの方が高いレベルで基礎スピードを見せているのでそこは強み。師走Sは平均ペースからしっかりと一足を引き出して突き抜けていて相手関係もサンライズノヴァやここにも出てくるクインズサターン、コスモカナディアンら強敵が揃っていた。中山1800での信頼度で考えればこの馬が一番かな。いずれにせよ後半のポテンシャル戦では前走の東海Sや5Fのロンスパとなった昨年の総武Sの負け方からも良くはないだろう。極端なハイまではともかく、ある程度のペースでは進めたい。49秒ぐらいでは入って1秒程度のハイぐらいのイメージで進められれば57kgでも勝ち負けできるかなと。本仕掛けを遅らせたい。

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