競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

秋華賞 2018 出走予定馬:ミッキーチャーム&川田騎手想定

time 2018/10/09

秋華賞 2018 出走予定馬:ミッキーチャーム&川田騎手想定

第23回 秋華賞(GI)出走予定馬展望

日程:2018年10月14日()
コース:京都芝内2000m

予想用・出走予定馬一覧

ミッキーチャーム(川田騎手想定)

初勝利はオークス後の7月、そこから3連勝を北海道の地で成し遂げたミッキーチャームが秋華賞に出走予定だ。ここまで1800mで3勝しており2000mへの延長は当然今回の課題となる。北の大地で力をつけ、満を持して秋の淀で花開かせたい。

1800が合っている感じはするんだけどね。2000で長く脚をという形だと微妙な感じ。アエロリットやダンスインザムードなんかもそうだけど基礎スピードが勝ったタイプの馬は秋華賞では結構苦戦しがちなんだよね。基礎スピード自体はもちろん必要だけど、一番はポテンシャル面・TS持続面。ここがどうかだね。

藻岩山特別(10下)1着

札幌芝1800m良 9頭1枠1番
1:46.5 47.1-47.9 H^1
12.4-11.2-11.8-11.7-11.5-11.7-11.8-11.8-12.6

まずは前走の藻岩山特別から。開催2週目で洋芝といってもまだ軽めの馬場。標準ぐらいの馬場状態でペースはややハイからのL5最速戦。仕掛は早いが全体でタイトに進んでいるので、特化まではいかないが基礎スピード面が強く問われた一戦かなと。

1番枠から好発を切って内枠でもあり楽にハナを取り切る。そのままペースを淡々と刻んで縦長に持ち込んで3角。3角でも2馬身半ほどのリード、4角でも後続の追撃を最内で我慢しながら直線追われて再度突き放し3馬身差ほど。L1まで突き抜け3馬身半差の完勝。

基礎スピードの違いで押し切った競馬になると思う。1角までの距離が極めて短い札幌1800で最内枠でポンと出れたのも楽にレースを支配できた一面ではあるが、それでもそこで緩めず基礎スピードで押し切った辺り前半要素は高いレベルのものを見せたとみていい。ただしL1は12.6と大きく落としているように、後半はこの馬自身も決して高いレベルとはいいがたく、前半の4F47.1から緩めずに1:46.5と好時計で走り抜けた点を評価しないといけないだろうと。よどみなく基礎スピードで、という点でも2000への延長が少し懸念される内容だったかなと。レースレベルもそこまで強調できない。

500万下1着

函館芝1800m良 10頭8枠10番
1:48.3 50.0-46.2 S^4
13.0-12.1-12.4-12.5-12.1-12.0-11.4-11.1-11.7

500万下勝ちも印象的には結構面白い競馬をしていたなという感じ。今年の函館は最終週近くになっても時計がそこまでかからなかったので、思ったより速いラップを踏んでいるのもその辺はある。ただ3.8と超超スローからの3F、後半のトップスピード勝負に特化している。

10番枠から五分には出た、という程度だが二の足が速くすっと先頭に並びかけてしまう感じ。コントロールしようとしていたが少し掛かり気味で2角でも我慢。道中もハミを噛みつつも我慢して3角。3~4角でじわっと促しながらコスモレリアに並びかけて4角では楽な手ごたえでクビほど出て直線。序盤で追い出されてしっかりと抜け出し1馬身差、L1で千切って3馬身半差の完勝。

ここでは後半特化の競馬で折り合いに苦労しつつも3角以降でしっかりと動いて鋭く加速して突き抜けている。標準馬場で後半4Fを46.2でまとめてきたのはドスローという点を差し引いてもなかなかで、こういう競馬ができるんだな、というのは強みとしてはあるかな。ただし、秋華賞よりは折り合い面を無視すれば瞬間のギアチェンジを問われやすいエリ女向きの競馬ではあるので、ポテンシャル面はまだ課題としては上げられるのかなと。

未勝利2着

中京芝2000m稍 18頭8枠18番
2:04.2(0.1) 63.8-60.3 S^3
12.8-11.8-13.4-13.4-12.4-12.3-12.4-12.1-11.6-11.9

4走前の2000m戦では2着に敗れている。成長前だったとも思うが、2000でスローから後半は12秒前半、さらに直線で11秒台にというような2段階加速的競馬の中で我慢しきれなかった。

18番枠からまずまずのスタートだが坂スタートで大外枠と難しい感じ、それでもコントロールしながら2列目の外でまずは入っていく。道中もドスローなので折り合いにやや苦労する。3~4角でも我慢しながらでかなり鞍上も引っ張って直線で追い出される。序盤でしぶとく一足を使って反応良く抜け出すが外から唯一アロハリリーに食らいつかれ、L1で競り落とされての半馬身差2着。

後半勝負の流れの中でかなり我慢しながら直線に入ってすっと反応した。ただそこからの踏ん張りは並で、決して強敵とは言えないアロハリリーに差されている。ここからも、このレースはあまり後半のポテンシャル面を期待できない要素にはなるのかなと。ただし、この時点で馬体重を見ても436kg。これがここ3走で450kg台と体を成長させてパフォーマンスも上げてきたといえなくもない。実際ドスローでも2走前の500万下では勝てているからね。そういった不気味さは当然ある。

秋華賞2018への展望

まあ今の段階では京都の2000で、それもタイトな流れになった時にどこまでやれるのか?というのは懐疑的なほうが強い。今の段階では前半の基礎スピードを活かす形での逃げ切り、スローでトップスピード戦も大体3F戦ということになる。トップスピードに乗ってからの持続力というよりは加速していく過程の反応がいいイメージ。ただし、ここ3走は馬体増加でパフォーマンスも上げてきているので、単純に成長している可能性は高いと思う。4走前の2000mではスローからの2段階加速でポテンシャル寄りの競馬に苦労していた印象だが、今ならもうちょっと違う競馬になるかな。このレースはディープ産駒が相性のいいレースだが、どちらかというと差し馬でトップスピードに乗ってからの素材型が強い。この馬は前半の基礎スピードをうまく活かしてコントロールしながら要所でスッと、というのが基本パターンではあるので強気には狙いづらいかな。カンタービレとの比較で悩むところだがこの馬も同様に内枠で上手く前半ポジションをとって、3~4角で仕掛けていく過程でロスなく立ち回りたい。現時点ではヒモ候補の一頭にはいるけど重い印を打つには追い切りや枠がかみ合って、というところかな。成長前とはいえ4走前の2000mの内容を見ると後半の素材型を破るところまでは。雨が降っても面白いので総合的な部分で最終的に判断したい。

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