競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

函館2歳ステークス 2018 出走予定馬:ナンヨーイザヨイ&岩田想定

time 2018/07/17

函館2歳ステークス 2018 出走予定馬:ナンヨーイザヨイ&岩田想定

第50回 函館2歳ステークス(GIII)出走予定馬展望

日程:2018年7月22日()
コース:函館芝1200m

予想用・出走予定馬一覧

ナンヨーイザヨイ(岩田想定)

新馬戦では2番手から楽に抜け出し1:09.4の好時計勝ち、エイシンフラッシュ産駒のナンヨーイザヨイが函館2歳ステークスに出走予定だ。エイシンフラッシュ産駒として初の重賞制覇となるかに注目だ。

開幕週で比較的軽い馬場状態の中での好時計ではあるので、やはり今の時計がかかる函館1200でタフなハイペースになった時にどうか?かな。

新馬戦1着

函館芝1200m良 14頭5枠8番
1:09.4 34.4-35.0 H^1
12.0-11.0-11.4-11.8-11.4-11.8

新馬戦では1200mで函館2歳ステークスと同じ舞台だったが、ペースは0.6とややハイ程度、L3で11.8と緩んでそこからL2で0.4加速してここが後半の最速地点となった。基礎スピードをある程度問われてそこからの一足という競馬だったかな。

8番枠からまずまずのスタート、そこからまずは2列目の一角にいたがすっと取り付いて先頭列までプレッシャーをかけ、最終的に番手を確保する。3~4角では手が動いて少し反応が鈍く、2番手のまま先頭。序盤で1馬身差から並びかけてきてL1でしぶとく抜け出しての勝利。

思ったより反応が鈍かったかなという感じ。逃げて出し抜きを狙ったマノラムに対してコーナーの段階ではかなり怪しいところがあった。ただ直線に入ってからはしっかりと伸びてきたし、ラストも寄せ付けずに1馬身半差なので強かったのは確か。あとはレースレベルだが、これがいまいちで2,3着馬は芝では勝ち上がれず、上がり最速の4着馬カルリーノが芝1200で勝ち上がったが平凡といえば平凡でレースレベルとしては割と低調だったかなと。ただ同日の3歳未勝利が1:09.6なのでそれと比べるとそこまで見劣らないしラップ推移で補正すれば互角ぐらい。高速馬場状態ではあったと思うが、それでも時計的にはまずまずというところかな。

2018函館2歳ステークスへの展望

血統的にはエイシンフラッシュの仔で、母系を見ても正直距離があった方がいいんじゃないかなと感じる血統ではあると。この馬個体でみても1200の流れの中でそこまで前半に優位性を取れたというわけではないが、二の足ですっとポジションを取ってからは楽に流れに乗れた。そこからの動きというのが少し鈍かった感じはあるのでそこがカギだが、函館2歳ステークスの場合はある程度前半から上がることが多いのでそこはむしろ心配していない。力の要る馬場でハイペースとなった時に対応できるかどうかの方が血統的には少し心配材料かな。エイシンフラッシュの仔は今のところ使える脚が短いマイラー~中距離型のイメージが強いので、今は素質の差でどこまでというところかな。正直今年のメンバー構成を見る限り混戦模様なのでとりあえず面白い穴馬を見つけるところから入りたい。この馬は人気すると思うけど例年の持ち時計一番の馬と比べるとちょっと信頼しづらいところはあるかな。

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何悪。分析note2023



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