競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

アーリントンカップ 2018 出走予定馬:パクスアメリカーナ&川田想定

time 2018/04/12

アーリントンカップ 2018 出走予定馬:パクスアメリカーナ&川田想定

2018アーリントンカップの出走予定馬

第27回 アーリントンカップ(GIII) 阪神芝外1600m

日程:2018年4月14日()

予想用・出走予定馬一覧

パクスアメリカーナ(川田想定)

厳しい流れの未勝利戦で勝ち上がり、前走のこぶし賞ではケイアイノーテックを撃破してきたパクスアメリカーナがアーリントンカップに出走予定だ。力の要る馬場で台頭してきただけに、阪神での高速決着に対応できるかが焦点となる。前半からペースを引き上げて強気の競馬か、それとも前走同様後方で末脚発揮か。

ケイアイノーテックは軽い馬場のほうがよさそうな感じはするが、それでも前走の勝ちっぷりのインパクトはあるし、2走前の未勝利戦でも厳しい流れを先行してねじ伏せた。どちらも力の要る馬場でのものなので、軽い馬場での決め手勝負では微妙なところかな。天気や展開次第。

こぶし賞(5下)1着

京都芝内1600m稍 14頭8枠14番
1:35.7 45.9-49.8 H^4
12.1-10.8-11.1-11.9-12.4-12.3-12.4-12.7

前走のこぶし賞がまず強かった。もちろんペースを見てもわかるように3.9で超超ハイと極端に速い流れだったのはあるが、消耗戦の中でばてずに最後まで伸びてきたのがこの馬、という感じ。

14番枠からやや出負けして後方からの競馬となる。道中も極端に速いがそれでも割と縦長にならない中で最後方の外々から3角に入っていく。3角ではペースダウンしていく中でケイアイノーテックの後ろまで一気に押し上げ、4角ではケイアイの外から先頭列まで押し上げて直線。序盤で堂々と抜け出し、最後までしぶとく伸びての完勝だった。

まあここまで極端にハイペースだと最後方で進めていてオーバーペースにならず、他がオーバーペースだったという可能性も高いので難しい面はある。それでもキッチリ流れた同日の洛陽Sが1:36.2なのでそれより速い勝ち時計の中でラストも12秒台でまとめたのは立派だろう(雨の影響で少し馬場差はあったと思うが)。ただし全く早いラップを踏んでいないのでそこが一つと、直線に入って手前を換えてなかったのは少し気になるところではあるかな。

京都芝内1600m稍 12頭8枠12番
1:34.5 46.2-48.3 H^2
12.3-10.8-11.2-11.9-12.4-12.3-11.7-11.9

2走前の未勝利勝ちはハイペースの中で先行策でねじ伏せたし相手もラセットと重賞でも結果を出した馬。2.1でかなりのハイ、ラップ推移的には3~4角で12秒台に落としてからの再加速なので速いラップを要求されはしなかったが決して単調ではない。

12番枠から好発、楽に先行争いに加わって2列目の外から入っていく。途中から促しつつ番手まで押し上げて3角。3~4角でも番手外で先頭に近い位置から4角出口で先頭に立って直線。序盤ですっと加速してしっかりと3番手以下を突き放し、唯一食らいついてくるラセットもほとんど寄せ付けずの完勝だった。

内容的にも前半の厳しい流れに乗って中弛み気味の中でコントロールしてしっかりと4角出口から加速して動いている。L1も11秒台でまとめてきたし勝ち時計も1:34.5と速くかなり優秀な内容。スローなので比較が難しいがデイリー杯2歳Sが1:36.3ということを考えても、これだけの流れでラストを11秒台でまとめたのは純粋に評価したい。前半基礎スピードを問われた中での良さというのは確かで、後半速いラップを問われない中での競馬でかなり強さを見せている。ここ2走はいずれも程度の差はあるが力の要る馬場でのハイペースだった。

未勝利3着

京都芝内1600m良 11頭5枠5番
1:35.9(+0.2) 48.7-47.0 S^2
12.6-11.7-12.3-12.1-12.3-12.1-11.1-11.5

ただし弱点もそれなりにはある。未勝利3着時がそれで、ペースは1.7とかなりのスロー。これ自体はそこまで気にしなくていいと思うがラップ推移的にみてもL3が12.1と4角前半地点ではまだ遅く、4角出口から直線入りのL2地点で11.1と最速ラップを踏んでいる。ギアチェンジの性能を高いレベルで問われている。

5番枠からまずまずのスタート、そこからじわっと出していって2列目のポケットで落ち着かせる。緩い流れでもしっかりと折り合って進めて3角。3~4角でも2列目ポケットで前が壁の状態、4角出口で前が加速したところで一気に置かれて直線。序盤で3馬身半ほど、決定的な差をつけられてしまって苦しいが、L1では巻き返して差を詰めるも3着まで。

最後は前とは2馬身差ぐらいの差まで持ち込んだが、ラップ推移的にみるとL1で前もそこまで落としていないのでこの馬も11秒前半の脚は使えていると思う。ただし、L3の4角入りの地点では12.1と遅いラップ、ここから前が一気に11.1まで上げたときに明らかに対応できていなかった。クロフネ産駒の走る馬は芝で基礎スピードとギアチェンジといった総合力を活かしてというタイプが多いが、この馬はどうもそういうタイプでは今のところなさそう。

2018アーリントンカップへの展望

新馬戦も含めてみてスローからトップスピードの質を高いレベルで求められる戦いでは苦戦しているし、特に要所の加速に難があるタイプだと思う。これは姉のホエールキャプチャとは全くタイプが違う。半面で厳しい流れで良さが出ていて、ここ2走はハイペースで力の要る馬場、前半の追走で消耗することなくしっかりと最後まで脚を使って伸びてきている。このあたりは大きいし、2走前の場合は極端なギアチェンジは伴わなかったが端緒な流れではなく息を入れての再加速ができていた。最終的にどうなるかはわからんが、今の段階では前半の基礎スピード面を問われたほうがいいだろう。それとその基礎スピードもマイルで力の要る馬場状態で、となっているので軽い馬場のマイルで質的に足りるかどうかだろう。同じ前半47秒でも高速馬場なら平均ペース、場合によってはスローもあり得る。総合的な競馬が求められて、ある程度流れても後半11秒前後のラップを踏むような競馬では今のところ強気になれないのかなと。いずれにせよ後半勝負では難しいので前半しっかりと前目を確保したいし、できればある程度突いていきたい。ゲートもそこまで安定しているわけではないし、不安は少なくないかな。ギアチェンジはそこまで問われない阪神マイルなのでそこは良い材料だが良馬場ならトップスピード面は流石に問われると思うし評価は控えめに、少し渋れば浮上させたいという感じ。

 



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