競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

アーリントンカップ 2018 出走予定馬:インディチャンプ&岩田想定

time 2018/04/10

アーリントンカップ 2018 出走予定馬:インディチャンプ&岩田想定

2018アーリントンカップの出走予定馬

第27回 アーリントンカップ(GIII) 阪神芝外1600m

日程:2018年4月14日()

予想用・出走予定馬一覧

インディチャンプ(岩田想定)

強烈な末脚を武器に挑んだ毎日杯では最後方から届かず3着、何とか賞金を加算したいインディチャンプがアーリントンカップに出走予定だ。500万下勝ちでは後方から強烈な末脚を披露し台頭を予感も、前走の毎日杯ではなかなか追い出せずに脚を余す形で賞金を加算できず、皐月賞への道は断たれた。NHKマイルカップからダービーへ、何としてもここで賞金加算できるか。

後半特化の競馬に持ち込んで結果が出てきたのは確かなのであまり前半無理をしないというのは正しいと思うが、やはり出し切ってなんぼのタイプだと思うので、前走みたいに後ろでまごついてしまうと難しい。それとこのれーしは前半それなりに流れる可能性が高い。ここ2走がゆったり目で脚を引き出しパフォーマンスを上げてきたことを考えると基礎スピード面でどうか?というのもポイントになる。前走時から比べると条件は微妙になるかなと。

新馬戦1着

阪神芝内1400m良 14頭8枠14番
1:23.2 35.7-35.4 M
12.7-10.9-12.1-12.1-11.5-11.7-12.2

まずは新馬戦から順を追って。阪神1400m戦でペースは平均とそこそこ上がってのL3最速戦。仕掛けが早めでトップスピード面もあまり問われず、後半のポテンシャルと前半の基礎スピードのバランスといったところだが時計・ラップ的にみると極めて平凡。

14番枠から五分のスタート、そこから二の足で楽に先行していくがコントロールしながら最終的には好位の外で進めていく。3角では2列目の外につけ4角で一気に楽な手ごたえで先頭列に並びかけて直線。序盤で追い出しを待つ余裕を見せ、追い出されてしっかりと抜け出しを図るが外からアモーレジョディーに詰められてクビ差で凌いだ。

4角最速でここで勝ちに行って勝ち切ったという点では評価できるがあくまで未勝利のそれも水準レベルにあるかどうか?というレベルでの話。2着馬も含め上位は勝ち上がれていないし、低調なメンバー構成の中で強い勝ち方をしたというだけで時計・ラップ推移的にはこれといって目に付くものはない。悪くはないとしても、少なくとも平均ペースの流れに乗って強かったとは言い難い。

500万下1着

京都芝内1600m良 10頭2枠2番
1:37.2 49.6-47.6 S^2
12.8-11.9-12.0-12.9-12.8-12.5-11.3-11.0

2走前の500万下では別馬のようなパフォーマンスだったと思う。標準には時計が掛かっていた淀の内回りマイル戦。ペースは2秒とかなりのスローだが後半が遅く出し切っていないのがラップからも明白なので実質的にはもっと遅い。直線ヨーイドンの競馬。

2番枠から出遅れて後方からの競馬となる。道中もある程度リカバーしようとしていたが前がドスローの団子なので位置取り的には最後方は変わらないまま3角へ。3~4角でも団子状態でペースが上がらない中で最後方で内でも外でもという感じ。4角で徐々に外に誘導しながら直線でレッドサクヤを目標に後方。序盤でそこから一気に伸びてレッドサクヤを抜き去り、L1でもまだ加速するという中で流しての完勝だった。

ここで驚いたのはL1で流しての加速という点。L2の地点でも11.3なのでもちろんここで10秒台の脚を使っていると思うし、実質で見れば若干減速しているかもだが、抑えてこの馬場で11.0というのはかなり非凡。実際同日準OPの新春Sがスローの決め手勝負で最速ラップが11.2だし後半勝負という点だけで見れば準OP以上のパフォーマンスといっていい。つまりクラシックでも戦えるレベルにはあるとこのレースを見て感じた。ただ、もちろんだが新馬から明らかに上げてきた、その要因がドスローの後半特化で末脚を鋭くしてきたという点にあるわけなので、ペースが上がった時にどうなのか?というのは当然出てくると。

毎日杯(GIII)3着

阪神芝外1800m良 10頭3枠3番
1:46.8(+0.3) 48.0-46.2 S^2
12.9-11.6-11.5-12.0-12.3-12.1-11.5-11.1-11.5

毎日杯では悪く無い脚を使って最後は伸びたが結局そこまでの持って行き方がまずかった。ペースは1.8でかなりのスロー、ラップ推移的にもL2最速だがL1が11.5とあまり落ちていないのでそこでの差し込みがなかなか難しかった。

3番枠からやや出負けしていたがそこから二の足で取り付いて好位で入っていたが最終的には下げながらで最後方に下がってしまうあまり良い入り方とは言えない流れ。3角まで下げながらで進路のイメージも持てないまま最内を立ち回るが前も4角までそこまで上げきらず団子で直線。序盤で前がすっと加速する中で最後方に近い位置からスペースがない中進路を探る羽目に。それでもL2でギベオンの後ろから外に持ち出し何とか伸びてきたが2着を確保できず、賞金を積めなかった。

最後方でも3~4角で外から動く形ならまだもうちょっと伸びてきたかなと思うが、直線のL2地点でもまだ進路がいまいち確保しきれておらず、L1の手前で確保したけどここで伸びてきたといっても前も11.5と落としていないので差し込むには難しい。有り体に言えば脚を余した格好なのは否めないだろう。ここでは前半そこまで悪くない位置を取れていたにもかかわらず終始下げながらになったのも響いたし、ペースも遅かったのであの位置でもやれた可能性は十分にあった。かみ合わなかったなという印象。

2018アーリントンカップへの展望

この馬の評価のポイントはやはり500万下、毎日杯で見せたスローの中でのトップスピードの質の高さ、持続力の未知数さ、というところだろう。TS持続に関してはまだまだ高いレベルで未知数で前半無理せず運んで後半特化にもちこみどこまで長く切れる脚を使って来るのかというのは興味がある。ただし、新馬戦はここ2走と比べるとレベル的にも時計・ラップ推移的観点で見ても明らかにパフォーマンスが低い。現時点ではスローのほうがいいと思うし距離もマイルは本質的には短い可能性が高いと思う。なので今回そこそこ先行勢が揃ったことと、ペースを引き上げたほうが良さが出そうな馬が結構いるという中でマイルの流れになった時に対応できるのかが焦点かな。前走毎日杯時は楽しみの方が大きかったが、今回はそこに不安があるので強くは狙いにくい。ゲートが下手で出していくには折り合い面での不安が多く、音無師だし多分折り合い重視で後方からの競馬になると思うが、この馬の適性的には前半無理をしないほうが今のところは良いと思う。それでも現実的な位置にいないと、なかなか後方一気が決まるレースではないと思うので。連下~3着ヒモ、消す可能性も考えておきたい。今回マイル戦としてみると結構レベル高いと思うんだよなあ。

 



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何悪。分析note2023



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