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菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

ファルコンステークス 2018 出走予定馬:テンクウ&田辺確定

time 2018/03/15

ファルコンステークス 2018 出走予定馬:テンクウ&田辺確定

ファルコンステークス2018の出走予定馬展望

第32回 ファルコンステークス(GIII)

日程:2018年3月17日()
コース:中京芝1400m

予想用・出走予定馬一覧

テンクウ(田辺確定)

6月に勝ち上がり2歳重賞戦線でも好走を続け、前走ジュニアカップで2勝目を挙げたテンクウがファルコンステークスに出走予定だ。ジュニアカップでは先行して楽に抜け出し完勝、サウジアラビアロイヤルカップでは強敵ダノンプレミアム相手に外からしぶとく伸びて4着と悪くない競馬だ。初めての1400m戦でペースはカギだが、ここでも末脚を炸裂させられるか。

サウジ戦はかなり流れていたしその中でロスもあって脚も使ってきた。血統的にもヨハネスの仔だし短距離色が出そうな感じで、本質的にはある程度流れても対応しそうかなと。

ジュニアカップ(OP)1着

中山芝外1600m良 8頭4枠4番
1:38.2 50.7-47.5 S^3
12.6-12.1-12.8-13.2-13.2-12.3-11.0-11.0

まずは前走のジュニアカップを。ペースは3.2で超スロー、ラップ推移的に見ても2F戦で極端なトップスピード勝負。またL3-2で1.3の加速ラップとなっているようにギアチェンジを相当高いレベルで問われている。

4番枠からまずまずのスタート、そこから下げて2列目の外目で我慢。道中も前の2頭を行かせながら掛かりつつもコントロールして3角へ。3~4角でも2列目の外から先頭列に馬なりで並びかけていく形で直線。序盤で追い出されてスッと反応して先頭に立つ。L1で抜け出し後続の追撃を振り切り完勝。

ここまで極端に遅いと判断が難しいが、少なくともトップスピードの質の高さとギアチェンジはここでは力が違ったかなと。L1が坂の上りでここで減速していないという点でも評価できるし、比較的力の要る馬場状態だったからね。ただあまりのドスローなのであまり中京の1400の舞台では当てにしづらいというのも確かだろうと。

サウジアラビアRC(GIII)4着

東京芝1600m稍 18頭7枠14番
1:33.5(+0.5) 46.1-46.9 H^1
12.3-10.6-11.4-11.8-12.2-11.5-11.5-11.7

流れた中で脚を引き出せたのがサウジアラビアRC。ただ決定的に切れたステルヴィオと比較すると物足りないのは確か。ペースは0.8でややハイ、中盤少し息は入ったが後半は速いラップを要求されることなく。基礎スピードを高いレベルで問われたし、そこからの直線勝負でそこまでのトップスピードは問われず。また要所の反応もL3最速タイなのであまり重要ではなく割と出し切れたかなと。

14番枠からまずまずのスタート、そこからある程度様子を見ながら好位で進めていたが最終的には下げて中団の外、前半は無理せず3角へ。3~4角でも後方外外で進めて中団で直線。序盤で外からしぶとく伸びてきてL2の地点で好位列、3番手争いに加わる。しかしL1では甘くなって最後はステルヴィオにグンとこられて4着完敗。

もうちょっと前で進めることもできたと思うんだが、やはり外枠で壁を作れずというのもあったし意識的に控えての勝負になったと思う。そのうえでしっかりと脚を引き出すことができたし、この馬のバランスで見ても35.3-34.2とややスロー程度のバランスで脚を引き出し好時計。基礎スピード面でもまずまず高いレベルのものを見せているのかなと。ダノンプレミアムやステルヴィオとの比較で見ればこのレベルなら適性面はともかくとして地力は重賞で通用するはず。

新潟2歳ステークス(GIII)3着

新潟芝外1600m良 15頭2枠3番
1:34.7(+0.1) 49.3-45.3 S^4
13.1-11.2-12.3-12.7-12.3-11.4-10.4-11.2

新潟2歳Sでは緩い流れからスッと反応してしっかりと脚を使おうとしていた。流石にここまで極端に遅い中でL1も11.2となると難しいし、そう悪くはない内容。ギアチェンジやトップスピードの質もだが前半のポジション取りの影響が大きかった。

3番枠から五分のスタート、そこからじわっと出して行って先行しつつ2列目辺りに入っていたんだが、最終的にはブレーキして3列目となる。ドスローの流れで3~4角でも3列目の内内から直線。序盤で内を突いてスッと反応して一気に2列目、L2で追い出されて先頭列に近いところまで入ってくるがL1で甘くなっての3着だった。

早めに仕掛ける形にはなったのでそこも響いたと思うが、それでも要所の反応の良さは目立ったし、L2の地点では先頭列に近いところ。L1でちょっと甘くなったのでこの辺りを踏まえると加速していく過程の性能が高いのかも?というのは感じる。ドスローなので当てにはしづらいが、4着エングローサーはかなり離している。

2018ファルコンステークスへの展望

1400への短縮は血統的には噛み合いそうな感じはする。ヨハネスの仔で基本的には距離は短距離向きだと思うし、母系はイブキを出しているので何ともだが、タキオンにスルーオゴールドと割とボールドルーラー色が強い。これだけでは何とも言えないし、前走の様に緩い流れでコントロールしてスッと加速もできるので適性的な幅は広い。またサウジ戦で厳しい流れへの対応もある程度できているし時計的にも足りるのは強みだろう。中京1400でも自身で無理せず入れれば末脚を引き出すチャンスはあるかなと。このメンバー構成でダノンプレミアム比較でここまでやれる馬は少ないと思うし、フロンティアに対しても結局新潟2歳Sではポジションの差もあったと思うので。素質としては最上位に入ってくるはずで、後は中京1400を走ってみてどうかというだけかな。

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