競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

AJCC2018 出走予定馬:ショウナンバッハ

time 2018/01/19

AJCC2018 出走予定馬:ショウナンバッハ

日程:2018年1月21日(日)
第59回 アメリカジョッキークラブカップ(GII) 中山芝外2200m
予想用・出走予定馬一覧

一昨年のアメリカジョッキークラブカップでは3着の実績もあるショウナンバッハが今年もアメリカジョッキークラブカップに出走予定だ。一時期はかなりのスランプに陥っていたが、近走はようやくこの馬らしい末脚を発揮してきたがそれでも馬券圏内には届かずじまい。長らく勝負に加われていないが、2018年早々重賞3連勝と勢いに乗る戸崎圭太とのコンビで一発を狙えるか?

最序盤のポジションさえ取れれば場合によっては…というところまでは来ているかなと。レジェンドセラーやブラックバゴと違うのは、意外とトップスピード勝負でも戦えるという点にある。ポテンシャルとトップスピード両面で勝負できるのは武器だが、後ろからだとやっぱり難しい。中団の内目ぐらいを確保して、ミラノ劇場の中で戸崎らしく3~4角で内内我慢、捌ければ…という絵は浮かぶかな。

●AJCC(GII) 3着 16頭4枠7番
中山芝外2200m良 2:12.0 60.8-59.2 S^2
12.3 – 11.2 – 12.8 – 12.2 – 12.3 – 12.0 – 12.0 – 11.8 – 11.6 – 11.8 – 12.0

かなり遡ることになるが、直近で馬券に絡んだのが実はここまで…ということで。一昨年のAJCCから振り返る。ペースは1.6でかなりのスロー、L3最速で11.6とポテンシャル戦。ディサイファ&武豊がポテンシャルで捻じ伏せるという中でこの馬も3着に差し込んできた。

7番枠からまずまずのスタート、そこから下げて中団の中目で進めていくという形になる。道中もゆったりした流れの中で中団の内目で我慢しながら、マイネルフロストの後ろで見るような形で3角。3~4角でも中団の内で我慢しながらマイネルフロストを意識しつつ直線まで持って行く。序盤で中団の中目から追いだされてジリジリと伸びてきて2列目の一角。L1で2着争いに食い込んでスーパームーンとの争いに屈しての3着だった。

ひとまずポテンシャル面ではある程度のものを見せたと。ただ3~4角でディサイファが外から勝ちに行ったところもあって、そこで流れて4角最速をロスなく立ち回れたというのは大きい。この時点では噛み合った中での3着ではあり、重賞で勝ち負けとなるとまだもうワンパンチ足りないかなと。

●オールカマー(GII) 5着 17頭2枠3番
中山芝外2200m良 2:14.0(+0.2) 63.1-58.2 S^5
12.8 – 11.7 – 13.2 – 12.9 – 12.5 – 12.5 – 12.1 – 11.3 – 11.2 – 11.6 – 12.0

そこから二桁着順が続いてスランプを味わい、さらにそこから復調してきたのが今年。その中で3走前のオールカマーを振り返っておく。中山2200で5秒近い超超々スロー。ラップ推移的にもL3最速でTS持続特化戦となっている。

3番枠から五分に出てそこからある程度促されつつ中団の内目に入っていくが、前のパリカラノテガミが下がってきたのでそれ以上は上げられず、中団やや後方ぐらい。道中も縦長の展開の中で内内で我慢の展開。3~4角でも中団の内目から4角でパリカラノテガミの外に出して進路を外に誘導。直線序盤で少し手前を換えるのが遅れて外に誘導しきれず。L1手前で外に持ち出しそこからの伸びはなかなかのインパクト、タンタアレグリアと互角の脚で差し込んでの5着だった。

まあタンタはL4-3で速いラップを外目から動いていったのでそれでL1互角の脚色なら完敗ではあるんだが、それでも結構高いレベルのTS持続特化戦の中でここまでやれたのは収穫だろうと思う。この馬自身もゲートはまずまず、枠も良かったので本来ならもうちょっと前もとれた可能性はあるが前にいたパリカラノテガミが下がってきたので下げざるを得なかった面はある。そこでいい位置を取れていたら或いは、というだけの競馬はしてきたかなと。紆余曲折はあったがパフォーマンスそのものは上げてきていると思う。

●中日新聞杯(GIII) 4着 18頭8枠17番
中京芝2000m良 1:59.6(+0.3) 60.7-58.6 S^2
12.5 – 10.8 – 12.7 – 12.6 – 12.1 – 12.2 – 12.1 – 11.6 – 11.2 – 11.5

前走の中日新聞杯では思った以上に伸びたな、という感じ。ペースが2秒近いかなりのスロー、ラップ推移的にも3F勝負でL2の坂の上りで最速11.2とトップスピード戦。直線勝負で切れ味をある程度問われた中での4着は結構意外だった。

17番枠から坂スタートで出負けして後方からの競馬を余儀なくされる。道中も後方馬群の中目で折り合いを意識して特に動かずに3角に入っていく。3~4角でも後方馬群の中目で進めて外に誘導しながら直線。序盤でマウントロブソンの後ろから外に出しジリジリと伸びてくる。L1でもしぶとく伸びて3着争いで際どいところまで伸びての4着だった。

ロードヴァンドールに対してL1までしぶとく差し込んできているし、L2の地点でスパッとというわけではないがそれでもL2-1まで伸び続けてきたようにトップスピードの質が案外高いなと。スランプ時はどういう展開になってもダメダメで難しかったが、逆にそこから全体的に底上げができている感じ。結果は出切ってないけど重賞でも通用するだけのものは見せていると思う。後一歩をどう詰めるか。

●2018AJCCに向けての展望

ポイントとなるのは最序盤だと思う。ゲート自体は少なくとも下手ではないし、坂スタートの中日新聞杯はイマイチだったがそれ以外は割と安定している方。またここ2走が木幡初也で仕掛けの意識が薄かったのはある。戸崎も仕掛けの意識は薄い方だが全体の技術という点で見れば流石に雲泥だろう。それにミラノ劇場なら3~4角で我慢する戸崎の競馬は噛み合いやすい。その点も含めて鞍上はかなり強化されたなと。相手関係として考えた時にレジェンドセラー辺りは撃破したいところだが、前半のポジションはこちらの方が良い位置を狙えるチャンスはあるかな。福島記念では仕掛けが遅れたのもあったがマイネルディーンには先着を許しているし、その辺りとの比較でどうか。オールカマーも含めてある程度速いラップを踏んだ方が良い気もするし、純粋なポテンシャル戦よりはTS持続特化の方が良いかも。その点では今の時計がかかる馬場でどう出るか。この面子で強く狙えるほどではないと思うが、連下から3着ヒモで押さえるレベルでは考えたいところ。ゴールドアクターやダンビュライトの後ろを取れれば豊やミルコということもあってある程度3~4角で外から動いていくと思うし進路の心配もしなくていい。この馬に限らない話だけど、枠の並びや馬場状態で最終的に判断したいところかな。

 

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