本命15イミグラントソング＠関屋記念2025予想

関屋記念2025予想

新潟7R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：西北西3m/s想定（風向き不安定）

馬場・風向き

　馬場は超高速馬場かもうちょっと軽いかも。コンクリまでは何とも。風は西北西からなので４角地点が完全向かい風も風向きが前後で不安定なのであまり気にしないでおく。

展開予想

　展開的にははっきりとした逃げ馬は不在。シンフォーエバーが主張し切れるかどうか、このメンツならハクサンバードかシヴァース辺りもじわっと前をという感じ。この辺を見ながらレイチェル・キングのカナテープが前を狙ってくる可能性もある。フォーチュンタイム辺りもカナテープを意識しつつ好位の中目ぐらいを狙ってくると思うし、アルセナールもこのメンツなら好位ぐらいは狙えるだろう。ボンドガールはゲートが安定しないのでポジションを決めつけ過ぎない方が良いとは思う。一応中団ぐらいとみておくが、ポンと出れば好位もあり得なくはない。

　ペースはあまり上がらないだろうというかバランス的にね。47.0-45.0前後で想定、1:32.0前後。ペース次第では余裕で31秒台もあると思う。

予想

◎15イミグラントソング
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△11ボンドガール
△14カナテープ
×07ハクサンバード08シヴァース
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎イミグラントソング

　本命はイミグラントソングにした。まああれこれ考えても仕方ないなって夏競馬は特に思うので。直前追い切りイマイチだったけど１週前はWでこの馬比較で82.8-37.0-11.3を馬なりで出していて結構良いし、まあ気にし過ぎないでおこう。

　まず馬場が超高速だなというところで後傾で鋭く長くという末脚を引き出せる馬を狙いたいってのはあった。その点でNZTは強い競馬だった。中山マイルで45.7-46.7とややハイで11.4 – 12.0 – 11.9 – 11.2 – 11.6とL3-2再加速。前が飛ばしてコーナーで落とした中で中団外で中弛みで取り付きつつとはいえ直線鋭く。L1でしぶとく伸びて前のアドマイヤズームを捕えてきたし、後半4Fで恐らく44秒台後半は使えていてなおかつL1で２馬身ちょっとの差ほどの差を捕えてきたのでね。11.1~11.2ぐらいではまとめていて素材面で底を見せなかった。

　それと右手前スタートになりがちなのでスタートから３角までという観点なら左回りの方が良いとは思う。実際前走のNHKマイルCでは乗れてしまったのが逆に良くなかったがポジは取ってきた。44.6-47.1とかなりのハイで11.2 – 11.8 – 11.9 – 11.6 – 11.8と淡々とした流れ。これで先行できてしまったのは流石に痛かった。ただ右手前でスタートしていたように、左回りで右→コーナー左→直線右と運べるのは理想。

　もちろん位置取りはある程度取れるに越したことはないが、好位～中団外で折り合い重視で良いだけの後半の素材を持っている。ある程度の位置は欲しいが、そのうえで外からしっかりと仕掛けてロングスプリント的になれば物量で届き切るかな、という見立て。

○？

▲？

△ボンドガール

　まあ連下が妥当かな。ゲートが甘くなってしまっているし、ルメールに替わってその辺が解消すればいいんだけど。パフォーマンス的には東京新聞杯だけやれれば最上位ではある。ただ２月東京で馬場が軽くない、46.1-46.5と平均で11.5 – 11.6 – 11.3 – 11.6 – 12.0とラップも淀みが小さくL3最速を前のメイショウチタンが刻む。これを少し離れた中団から追いかける形で出し切ってロングスプリントで良さ。本質的にエンジンのかかりがちょっと遅いタイプで紫苑Sではコンクリ馬場の中山2000で58.8-57.8とややスローでも11.9 – 11.9 – 11.6 – 11.4 – 11.0と仕掛けが遅い形。これで後方から捌きつつもジリジリで伸び切れなかった。スパッと切れる印象ではないので馬場が軽すぎるのがどう出るか。まあ他もそういう馬が多いと思うので、出負けしてもある程度差し込んでくる期待は出来るし、出遅れリスクは高いがパフォーマンスそのものは最上位なので連下に。

△カナテープ

　連下にカナテープを。キングだしある程度前を取るだろうという期待と、基礎スピードを結構持っている馬なので自由度が高い。２走前の初音Sが良く、２月東京で良でもそこそこかかっていた、46.4-47.3とややハイで11.8 – 12.1 – 12.0 – 11.6 – 11.6のラップ推移で中団で温存、直線で外からスッと伸びてL2で先頭に立つレベルで反応も良かった。ただ馬場が軽くない中でのものなので、軽い馬場で前後半ともに質が求められてどうか。５走前の佐渡Sが新潟1400で32.4-35.4と激流にある程度乗って対応しての３着は一定の評価は出来るし、適性の幅も広いので連下では押さえたい。

×ハクサンバード

　後は追い切りが良かった＋逃げ馬候補で逃げが好結果を残しやすい関屋記念ということもあってハクサンバードを押さえたい。湘南S勝ちは好位からの競馬だが、34.1-34.5と平均で11.0 – 11.2 – 11.4 – 11.5 – 11.6のラップ推移を少し離れた好位で進めて直線で外に出してからしぶとく伸び切った。まあレッドシュヴェルトにL1では物量でちょっと差を感じたので1600でとなると前を狙ってスローで支配してという条件が欲しいところかなと。

×シヴァース

　後はシヴァースも軽めに。どうしても血統的にそこそこ人気しちゃう馬だけど、左回りの新潟マイルは合うかなと。この馬ここ２走も右手前でスタートしていてほぼ右手前で３角まで走っているから右回りだと３～４角も右手前になる。前走のしらさぎSはそこで外外になったうえに12.1 – 11.9 – 11.2 – 11.1 – 11.6とL3の４角地点でも結構速かったので甘くなったかなという見立て。スローで前目内目からの一足勝負なら２走前の夢洲S勝ちが悪くないし、ここでも対応してくる可能性はある。

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「里見正人の競馬ブログ」より