本命11ソールオリエンス＠宝塚記念2025予想

time 2025/06/15

folder 2025重賞まとめ予想

宝塚記念2025予想

阪神11R 芝内2200ｍ
馬場想定：重～不、タフな馬場想定
風向想定：北北西2m/s想定（不安定）

馬場・風向き

　馬場は土曜の時点で重馬場だし既にややタフ馬場まで落ちている印象を受けた。まだ速いラップは出ている状況ではあるけど、それでも開催中も雨が降っていて使われている、土曜は基本雨だし日曜も午前中までは雨が降りそうではあると。もう一段は悪化するだろう。タフな馬場～かなりタフぐらいまでで想定。風は北北西からではあるが、風向きがかなり不安定なので気にしないでおく。

展開予想

　土曜でも書きましたが日曜は所用があるので出来るだけ早めに色々やろうと思います。宝塚記念のレース回顧も出来るだけやって、やった分だけとりあえず出していきたいと思います。予定が終わり次第追記していく形で。

　展開的にはメイショウタバルが行くしかないだろう、という状況。リビアングラスがどこまで競ってくるかだけど、メイショウタバルの逃げで想定。内からこれを追いかけつつベラジオオペラも２，３列目の内ぐらい。プラダリアがどこまで積極的に競っていくかというところ。ドゥレッツァもこの辺の後ろで好位の内。ロードデルレイの川田がこの枠で好位の外ぐらいで進めていく、ヨーホーレイクは中団の内目を狙ってくるかなと。レガレイラやアーバンシックは阪神2200ｍでこのメンツだと流石に好位よりは後ろだろう。中団～後方ぐらいだとみている。

　ペースは上がるかなとは思うがそれでも馬場が重い中で無理には上げないだろう。60.0-61.0ぐらいで想定。ややハイで2:13.2前後で見ておく。

予想

◎11ソールオリエンス
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01ベラジオオペラ
△15ロードデルレイ
×04プラダリア07ジャスティンパレス
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ソールオリエンス

　ここでソールオリエンスで勝負したいかな。枠の並びや土曜の馬場状態を鑑みて、パワー型基礎スピード持ちの馬に特化して大勝負しようという判断に至った。

　まず皐月賞がいまだにベストバウトだと思っているが、これにかなり条件は近くなりそうかなと思っている。中山2000ｍの重馬場で58.5-62.1と超超ハイで前がぶっ飛ばす流れ。後方でついていけずに後方外々、４角で前がペースダウンしていたがここで逆手前になってむしろ動けずに最後方付近でちんたら。それでも直線で伸び始めるとL1で３馬身ほど前で抜け出していたタスティエーラを捕えて１馬身1/4差。なので推算で11.5ぐらいでこの馬は加速でまとめているということに。まず個人的にはこの皐月賞で前提として前半のパワー型基礎スピードを求められて各馬が消耗した、前半型のレースだったというのが一つ。それとシンプルに道悪が得意だなと感じたのが一つ、そして中山内回りだと４角でペースダウンしてもここで逆手前になってどうしても押し上げられんなってのがあった。

　そのうえでもう一つは昨年の宝塚記念２着。あれも重馬場だったが62.0-58.9と超スローだった。12.9 – 12.2 – 11.4 – 11.7 – 11.3 – 11.5と馬場が重い中でのロングスプリントとここは後半特化の競馬。これで馬場の良い外外を後方から進めていたとはいえ、L2手前でブローザホーンとベラジオオペラの間で狭くなって、ブローザホーンの後ろから外に出しての追い出しでラストまで伸びての２着。スローで出し切って最後まで伸びてきているし、L1手前で狭くならなければもうちょっと面白かったかもと。なんにせよ馬場は大きいと思うんだよね。

　そのうえで、まず近走だが大阪杯はコンクリ馬場で後方外外から届くわけない。JCは前受けしてギアチェンジ特化で動けなかった、不満はあるが秋天も含めて軽い馬場でトップスピードの質でスパッとって馬では無いでしょうと。２走前の京都記念だけ条件的に５着は不満だが、川田の仕掛けが酷かったのは間違いない。62.9-59.7と超スローで13.3 – 11.8 – 11.4 – 11.3 – 11.9とL2最速だがこれで後方から内目を通しながら出口で進路が無いので半端に外に誘導、挟まれて進路を取れずに外に出してからやっとL1で伸びてきた。基本的にエンジンがかかってからの馬なのは間違いないし、少なくとも右回りではコーナーでそんなに加速して入って行けない。なので３～４角が連続コーナーの中山内回りでは上手く運べないことが多かった。大阪杯を見る限り３～４角でそこまで問題なかったので阪神内回りみたいに３角入り４角出口は急でも３～４角中間が緩やかな方が戦いやすいかな。大阪杯の松山は位置取りは最悪だったが仕掛けのイメージはあれで良かったと。今回は重馬場で前もある程度ペースを作る、パワー型基礎スピードが前提となるのでそんなに速いラップを後半前が踏めないだろう。その中で後方からでいいので３～４角でしっかりと仕掛けて行ってスペースを潰して出口で外に持ち出してくれればズドンまで。ソールオリエンスに本命を打つならここしかないと思っている。

○？

▲？

△ベラジオオペラ

　う～ん…悩んで連下に下げた形。馬場が普通なら対抗では…と思っていたが、展望での想定よりも重いなってのが本音。まあでも前走の大阪杯は噛み合ったとはいえ強かったんだけどね。阪神2000でコンクリレベルの超高速、57.5-58.7とややハイで流れて内枠を利して２列目の内を確保、11.7 – 11.9 – 12.0 – 11.4 – 11.7のラップ推移で上手くスペースを詰めながら出口で外に出してと完璧な仕掛けとはいえ１馬身抜けてきた。ただ完璧に１～４角を立ち回ってコンクリレベルの高速決着でパフォーマンスを上げてきた。昨年大阪杯も悪くはないがそこやね。宝塚記念３着も重馬場で超スローロングスプリントなので合わなかったとは思うが３着。重馬場が苦手とは思わないけど、ベストは高速かなというのはあるし、そういうタイプで2200ｍでこの馬場だとちょっと下げなあかんか…という判断やね。内の馬場がまだいいので連下までにした。

△ロードデルレイ

　こちらも一段下げた。枠の並びを見たときに、うわっ言ってしまった。良くない枠だなってのは。馬場は重いけど内が結構良い開催序盤って外からだと適性が高くないと結構怪しいところがあるんよね。ロードデルレイの場合基礎スピード戦は歓迎。日経新春杯勝ちが中京2200ｍで57.9-60.9と超ハイで11.4 – 12.1 – 12.2 – 12.7 – 12.5のラップ推移を中団の内目から３～４角で馬群の内目のスペースを拾いながら押し上げて直線でも伸び始め良くしっかり突き抜けてショウナンラプンタに３馬身差は立派と言っていい。ただ、この時の中京は高速馬場では無いものの標準ぐらいにはあったし、その中で上手く立ち回ってはいたと。これまでの競馬を見ても2000ｍで小雨がぱらついて気持ち時計が掛かっていたアンドロメダSのL1の伸びがもうちょっとほしかったとかもあるのでね…。前走の大阪杯はかなり強い競馬の２着だし、あれで宝塚記念はこっちかなと思ったんだけどね。ただちょっと展望の時点からの予想以上に雨が降ったのでね。枠も微妙なのでちょっと下げる。

×プラダリア

　ヒモ枠はここで遊びたいって感じかな。プラダリアはやはり馬場が重いのが良いのと、基礎スピード色が強い馬なのでこの馬場の阪神2200ｍで浮上させたい。そもそも京都記念勝ちが少し時計が掛かる良馬場で59.7-59.9と平均、12.2 – 12.0 – 12.3 – 11.6 – 11.8のラップ推移で好位から前受けしてベラジオオペラの追撃をL1で寄せ付けずに3/4差で勝利している。個人的にはある程度前後半のバランスが求められた方が良いタイプという認識だけどね。昨年宝塚記念４着の善戦がむしろ以外で、61.0-58.1と超スローからの12.2 – 11.4 – 11.7 – 11.3 – 11.5とL2最速だがL4から仕掛けが強い。これで前受けしていたとはいえ結構しぶとく踏ん張って２着争いには残っていた。この感じなら今の馬場の阪神2200ｍで全体の競馬になったら噛み合いそうやなと。超大穴で狙いたいのはこれ。

×ジャスティンパレス

　最後にジャスティンパレスをヒモで拾っておく。まあ拾わない方が正解かもとも思うんだが雨が残っていた春天を勝っているというのともう一つは宝塚記念３着。イクイノックスが勝った年で、58.9-59.9とややハイ、12.5 – 11.9 – 11.7 – 12.0 – 11.8のラップ推移で中団外目からジリジリとだが最後までなだれ込んでイクイノックス・スルーセブンシーズの２頭から１馬身差の３着。ここの５着がディープボンドになるしこれに対して１馬身近くの差を作れている。基礎スピードは意外と持っている馬だし、馬場もさほど問題ないのでね。もうちょっとやれて良いパフォーマンスを見せ続けているけど、見事に馬券に絡めてないからね。狙いが難しいが、ここは警戒しておく。