本命03スレイマン＠マーチステークス2025予想

マーチステークス2025予想

中山11R ダ1800ｍ
馬場想定：良～稍、標準ダート想定
風向想定：南南西2m/s想定

馬場・風向き

　馬場は土曜は思ったより雨が降った感じで、ダートもやや高速ぐらいまで時計が出ていたかなと。まあ明日は回復すると思うが、それでも多少残るかもしれんし標準ダートとしておく。中山としては出る方、で想定。風は南南西からなので３角地点が完全向かい風、HSは追い風と言っていい。

展開予想

　展開は最内のロードクロンヌが主張するだろうが、外の吉田豊ピュアキアンもここはハナを取りに競ってくるだろう。ペイシャエスも大外なのでどう出るかだがピュアキアンを追いかけつつ内の動静で、という感じ。内からはスレイマンも先行してロードクロンヌを意識しつつで先行争いはこの辺までかな。好位を狙いにブライアンセンス、距離を延ばしてコパノニコルソン辺りもこの辺を狙えるか。初ダートのマテンロウスカイもある程度位置を取れるか。この辺次第かなと。

　ペースは上がると思う。48.5-50.5ぐらいで想定。1:50.8前後で見ておく。

予想

◎03スレイマン
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01ロードクロンヌ
△06ハビレ
×02キタノリューオー15ペイシャエス
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎スレイマン

　本命はスレイマンで勝負。ここはロードクロンヌが枠の並び的に結構難しい状況もあるなと見て、積極的に穴狙いで。正直馬券的には宮記念も良いけど、自分的にはこっちの方がメインレースかもしれん。

　まず６走前のアンタレスSが面白い。阪神1800ｍで49.4-49.7と平均だが12.2 – 12.1 – 12.1 – 12.6 – 12.3 – 12.7と6F戦。阪神らしく１～２角で緩んでからの向こう正面ロンスパで楽に番手外、ポテンシャルで分散しつつ３～４角でも楽な手応えで進めて勝負所ですっと加速で抜けてきた。ミッキーヌチバナには捕え切られたがこの展開で後半これだけ長く脚を使えているなら、ペースがある程度落ち着いても出し切れば戦えると思う。ここの３着がハギノアレグリアスでこれに１馬身半差だからね。これはかなり立派。

　そのうえでの基礎スピード。４走前のプロキオンSが小倉1700ｍで46.4-50.3と超々ハイ、12.0 – 12.5 – 12.6 – 12.6 – 12.6と単調。これで少し離れているとはいえ好位の外で進めて前のヤマニンウルスをマークしつつ直線でもしぶとく踏ん張って２着を確保。まあ最後はちょっと甘くなったが、ここまでペースが速い中で流れに乗って粘れているのは良いね。

　今回はある程度前が飛ばすと思うし、このメンバー構成なら控えて少し離れた３，４番手を狙えそう。前がぶっ飛ばすならそこで無理せずに良い位置を取れそうだし、仮に前がそこまでペースを引き上げなくてもアンタレスS２着の内容から向こう正面でしっかり追いかけて出し切ればチャンスだなと。左回りで左手前でスタートする癖があるので高いレベルでハイペース、ゲートから速度に乗せる必要がある場合だと右回りの方が良いと思う。その点も含めて条件が完璧に噛み合ったとしてスレイマンから勝負したい。

○？

▲？

△ロードクロンヌ

　連下にした。展望の段階でも単純なパフォーマンスそのものはかなり高く評価している。ただ、少し雨の影響があって吉田豊が競ってきそうな状況で最内枠で最序盤ある程度出していく必要がある。個人的には良い馬だと思うけど、ベスト距離はもうちょっと長いかな。２走前の花見小路特別が圧巻で、京都1900ｍで48.0-51.0と超ハイではあるんだが13.2 – 13.1 – 13.0 – 12.2 – 12.7としっかりと息を入れて４角出口で加速してぶっちぎった形になる。個人的には最序盤で脚を使っても良いけど中盤ペースが上がったままだと？ってのが３走前の札幌1700勝ちでの物足りなさとしてはある。多分突き詰めると有酸素運動で分散するけどギアの上げ下げは起こった方が良いタイプで、長距離大井とか川崎向きの馬だと思う。中山としては馬場が軽めだと思うし、そこで快速タイプに競って来られてそれに対抗してってなっちゃうとリスクはあるかな。逆に楽に自分の形に持ち込めればこのクラスでも完勝しちゃうレベルではあると思うので…あと地味に藤岡佑介の継続騎乗は結構いらんことする場合が多いってのも自分の中ではある。悩んで連下。

△ハビレ

　連下にハビレ。２着マン三浦の腕の見せ所。ここは結構流れそうだけど、最序盤どうしても遅いので前半である程度基礎スピードの質を持ってないと届くまでは簡単ではない。ただ前走の総武Sでも中山1800ｍで重馬場、49.4-50.0と平均程度で12.5 – 12.1 – 12.0 – 12.4 – 12.7 – 12.9とロンスパの形。これでヴァンヤールが動いてくれた中で後方から上手く中目のスペースを使って３角を通し、４角でその勢いで大外なので結構上手く仕掛けている。そこから出し切って突っ込めたハビレのポテンシャルも評価のポイント。ペースが上がり過ぎて前半である程度位置を取れんとっていうのはあるのでね。連下まで。

×キタノリューオー

　後はキタノリューオーを軽めに押さえておきたい。結構ハイペースが良い馬で、ヴァルツァーシャルを破った師走Sが49.3-50.2とややハイ、12.5 – 12.6 – 12.6 – 12.4 – 12.6と淡々と流れた中で中団外目から押し上げつつ２列目外まで来て直線しぶとく抜けてきた。ここが強かったし、多分ある程度流れた方が良いかなと。近走ちょっと物足りないのは確かなのでこの評価。

×ペイシャエス

　ペイシャエスは案外流れ過ぎない方が良い感じはあるので外枠からどう乗ってくるかやね。エルムSみたいに49.3-48.8と平均ぐらい、12.4 – 11.9 – 11.9 – 11.9 – 12.3 – 12.7と仕掛けが強い中で案外ポテンシャルを発揮する、という感じだからね。前を取ろうとすれば３角は内目を通せるけど前半でしんどくなりそう、かといって中団で温存したら３角で外になりそう。悩んで人気もさほどだし×で拾うか、という感じにした。

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「北条直人の競馬ブログ」より