本命10キングズパレス＠日経新春杯2025予想

time 2025/01/19

folder 2025重賞まとめ予想

日経新春杯2025予想

中京11R 芝2200ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：東北東1m/s(不安定)

馬場・風向き

　馬場は土曜を見るとあれ？ちょっと軽くなっているか？って感じかな。標準馬場ぐらいでちょっと上方修正する。風は東北東からではあるが風向きが不安定なのと弱いので気にしないでおく。

展開予想

　展開的にはメイショウタバルがハナを主張するが、内のケイアイサンデラがゴリゴリに行くなら無理はしないかな、という感じで自分のリズムで様子を見てからだと思う。内のケイアイサンデラがどうするか次第で、流石にハナを狙うかなと。メイショウタバルが番手外のイメージ。外のタッチウッド武豊がこれに対して大外枠からどこまで入っていくかだけど、内の２頭はそれなりに歯引き上げるから結局３番手外を取れればッてところまで。内からはバトルボーンも前目でこの辺が先行争い。ちょっと離れたところでホールネス辺りが好位。ヴェローチェエラも外から好位～中団ぐらいまでは持ってくる。ロードデルレイも中団内目を狙うというところまでかなと。

　ペースはそこそこは、という感じかな。60.0-59.5ぐらいで2:11.5前後で想定しておく。

予想

◎10キングズパレス
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△06メイショウタバル
△11サンライズアース
×07ホールネス13ヴェローチェエラ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎キングズパレス

　悩んで本命をキングズパレスにした。本当は展望の段階ではある程度違う馬を本命にしようかなと思っていたんだけど、追い切り面を踏まえてちょっと難しくなったなと。

　キングズパレスは展望では触れなかったが面白い馬の一頭ではあると。個人的に印象的なのは六社Sの重馬場での２着。東京2400ｍ戦で重馬場、60.3-59.8と平均ペース、12.1 – 12.1 – 11.9 – 11.8 – 11.9と淡々としたパワー型基礎スピード＋ポテンシャル戦。これで中団の内目から馬群を捌いてL2で内からスッと伸びてきた。ラストは外の２チャックネイトに対して食らいついて内外離れての叩き合いでクビ差２着だが強敵だったわけでね。３着エンドウノハナが豪お祭りGIメルボルンC２着というのは逆に評価としては難しいが、こういう競馬で良さが出ているのは今回の中京2200ｍという舞台では結構大きいかなと。

　そのうえで前走の中日新聞杯の負け方が良かった。中京2000ｍで58.8-59.6とややハイ、基礎スピード色がそこそこ強い流れだったが、そこでゲートは普通に出たが下げ切るのを意識し過ぎたが、必要以上に最序盤で下がり過ぎた。前半1000がこの馬の位置だと62前半ぐらいなので後半は56秒台で上がっているというようなちょっと酷い競馬になっているんだが、４角で外をぶん回して取り付いて最後まで伸びてきたからね。これは結構インパクトがあったかな。

　今回は１角までの距離が長いし下り坂スタートとなる中京2200ｍなので前半が結構上がりやすいのが2000との違い。それに外枠なので下げ切る意識もそこまで持たなくてもいいし、入りやすくなるだろうなと。全体でタイトに流れてタフな競馬になっても対応できる馬だし、距離もこれぐらいが合っているかなというのもある。左回りでタフな競馬でやれているのは強みだし、ここで人気が落ちているなら普通に勝負したいかな。４歳世代もトップレベル～グループAにはっきりいる馬が来ているわけではないし。

○？

▲？

△メイショウタバル

　メイショウタバルを連下にした。まあちょっと悩んで若干引き上げての連下にはなる。昨年の神戸新聞杯は自分はスタッツ的にはそこまで評価してないが、それでも何とか2200は持ったな…という感じ。60.0-59.8と平均から11.8 – 12.0 – 11.8 – 11.7 – 12.5のラップ推移でL2最速11.7という程度。４角から軽めに促しつつ早めに仕掛けて粘り込んだが、ラストはラップ通りちょっと甘かった。当日の馬場を考えると稍重で難しいが時計は水準には出してきたと。ただ出し切ってのこれなので高いレベルで？ってのはある。馬場自体は重い方が良いと思うが、ベストはワンターンの中距離で仕掛けが遅れる形での加速の鋭さだと思うんだよね。いまだに毎日杯がベストバウトだと思うし。連下まで。

△サンライズアース

　後はサンライズアースを。捲ってくる馬だけど、全体で流れているならあまり捲りを意識しすぎないで欲しいかな。もちろん向こう正面で落ちれば動いてほしいが。池添なので決め打ちそうでそこだけ。ただパフォーマンス的に見ればこの世代で今回のメンツでは最上位の一頭で、メイショウタバルよりは適性的にこちらの方がとは思う。ダービーは62.2-56.8とドスローとはいえ12.7 – 11.7 – 11.3 – 11.1 – 11.2 – 11.5と後半ロングスプリント。これで向こう正面遅い内に捲ったこと自体は正解だけど、捲り切れなかったので３～４角で一気に上がったときに外々でロスが大きくなった。それでも踏ん張ったのは結構評価しているのと、ロングスプリント特化の競馬とはいえ、そういう競馬でレガレイラとダノンデサイルが有馬で１，３着。トップスピード戦だったとはいえシンエンペラーがJC２着とここが明確にハイレベルだったと思っている。まあもちろん捲れるかどうかは中盤のペースに依存するし、今回は馬場も想定よりは軽いと言ってもせいぜい標準なので有酸素運動要素も求められるのでその辺かな。ここでやれれば本物だと思う。皐月賞は忙しかったと思うし距離はこれぐらいがちょうどいいかな。対抗も悩んだけど、なんか４歳勢がかなり人気しているので自分的には有酸素運動の競馬ではまだ古馬相手に世代レベルはそうでもないってのが引っかかって連下にしたという感じ。中日新聞杯でコスモキュランダが案外だったのは自分としてはちょっと下げる要素ではある。

×ホールネス

　軽めにホールネスを。個人的には当落線上の一頭という位置づけだったが、馬場が思ったより軽いかなと見て逆に引き上げて拾う形に。エリ女で少しパフォーマンスを上げたと思っている。京都2200ｍ戦で59.6-59.0と平均で12.6 – 12.0 – 11.7 – 11.1 – 11.6と緩んでのL2最速。まあ流れたと言っても息が入っての要所のギアチェンジ戦ではあるが、好位の内目からしっかり捌いて内から伸びてきたのは良い。最後はラヴェルに差されているが、この形で息を入れて要所でやれたのは収穫。新潟牝馬Sも悪くないけどレベルを考えるとエリ女の方がパフォーマンス的に上、少し温存して要所である程度速いラップをという方が良いかなと見て、標準馬場なら警戒しておこうと。

×ヴェローチェエラ

　後はヴェローチェエラを軽めに押さえておく。まあ悩んだけど、前走を評価かな。比叡Sで京都2400ｍ戦、60.0-59.8と平均で流れたし12.5 – 12.1 – 11.8 – 11.5 – 11.9と緩みもそこまで無い中でのL2最速。これで中団外から動いて４角で一気に上がってきてそのまま直線序盤で抜けてきた。L1はその手応えからは突き抜けきれなかったがそれでも捌いてきたマイネルエンペラーは１馬身差と振り切ったからね。割と全体で流れて良さが出たので、割と流れやすい中京2200ｍなら戦いやすいってのはあるし要所で鋭かったのも短縮で良い材料ではある。ただジューンテイク相手には４走前の京都新聞杯で完敗なので、物差し的に見ても４歳勢の中では序列はちょっと下げるべきなので。前走を評価するしペースが上がればというところでの警戒と、追い切りは良かったと思うので最後にこれを拾うことにした。