本命16ディープモンスター＠京都11R アンドロメダステークス 予想

アンドロメダステークス(L)予想

京都11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良～稍、タフな馬場想定
風向想定：西南西6m/s想定

馬場・風向き

　馬場は金曜正午の段階で芝が重、ダートが不良。ここから金曜～土曜明け方にかけて少し降りそうで、そこまで回復はしないかなという感じ。日曜メインのころには重では無くなっていると思うが、それでもタフな馬場で雨は影響するとみておいた方がいいだろう。風が面白く、西南西から安定して少し強く吹く。京都だとHSが完全に追い風になり、BSが向かい風と言っていい状況。仕掛けに影響するかもしれんね。

展開予想

　展開的には雨の影響に馬場も重いので各騎手がどう意識するかやね。基本的にはテーオーソラネルがある程度前を狙うが、団野だし逃げるところまではどうかな。バジオウの吉田豊が主張していく可能性は結構高く、これがペースを作りそうで単騎もあり得る。シフルマンが内からこれについていく可能性もあるが、近走行き過ぎて甘くなることも多いのでそこまでは追いかけないかな。プライドランド和田がこれにどこまでついていくかが個人的にはポイントになりそう。シャーレイポピーは前走の感じだとここは控えるかな。ディープモンスターはこの辺の先行勢を見ながら好位外で正攻法だろう。向こう正面でミルコのマイネルクリソーラ辺りが動いてくる可能性はあるのでその辺に対応できるかだが、向こう正面は恐らく結構強めの向かい風なのでそこもポイントになると思う。

　ペースは馬場が重いことを含めても、実質的には上がらんだろう。バジオウが単騎の可能性はあるが、それで60前後だと思う。そこから５～６馬身後ろと見て、実質は61前後ぐらい。まあそれでも後半そこまで上がらない馬場だと思う。一応60-61ぐらいで、実質は61-60ぐらいの感じ。パワー型基礎スピードとポテンシャルのバランスを求めたいが、風向き的にL2-1辺りでもう一足はあるかもしれない。。

予想

◎16ディープモンスター
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02マイネルクリソーラ
△03スパイラルノヴァ
×07バジオウ13ホウオウリアリティ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ディープモンスター

　本命は割と迷わずにディープモンスターにした。有酸素運動の競馬においてはある程度高いレベルのものを見せているし、道悪でも問題ないからね。

　個人的には関門橋Sは結構評価している。小倉の2000ｍ戦で56.6-61.3と前のレッドベルオーブが文字通りの暴走ではあるが、それでも11.7 – 12.4 – 12.7 – 12.6 – 11.9のラップ推移で中団の内内から上手く立ち回りつつ直線でしっかり抜けて１馬身半差。ここの２着が福島記念２着のダンディズム、３着がマーメイドS勝ちのビッグリボンで、４着バジオウには0.8差つけているように高いパフォーマンスだった。

　そのうえで、昨年のアンドロメダSでも２着と安定。阪神2000ｍ戦で60.2-59.1とややスローからの11.8 – 12.0 – 11.8 – 11.6 – 11.7 – 12.0と中盤以降のポテンシャル戦という中で中団外外からコーナー最速でロスを作ってここで置かれたけど、L1でジリっと伸びてのバテ差しで完璧に立ち回ったマテンロウレオに１馬身1/4差まで詰めての２着。このマテンロウレオが大阪杯でも４着なわけで、戦っているレベルがここでは１枚上。

　前走のいオクトーバーSでは重馬場でもラップ的にロングスプリントに近い競馬ではあったが、それでもジリジリとなだれ込めた。ただ基本的にはもっと明確に消耗した方がいいタイプだし、道悪の京都内2000ｍで外枠、３角下りからじわっと進めながら正攻法でというのと、強気の仕掛けの浜中はディープモンスターにとっては合うと思う。まあ勝ち切れるかは焦点としてはあるが、連軸としては最適かなという感じやね。

○？

▲？

△マイネルクリソーラ

　後はここに入っていきなりどうかはあるが、適性面からマイネルクリソーラを。２走前のWASJ第２戦が強い。札幌2000で60.5-60.2と平均で12.1 – 11.7 – 12.1 – 12.0 – 12.3と淡々からのL4最速11.7という程度でポテンシャル戦。良でも時計が掛かっていたし、これで中団外から豊らしく出し切っての勝利。外から動いて直線でも右手前だったし、右手前でタフ馬場、有酸素運動で維持するのが得意なんだろうと思う。京都も良いと思うし豊が合う馬だが、ミルコも強気の仕掛けの騎手だからそこは問題ないだろう。内枠を引いたのでどこで外に出して仕掛けていくかだと思うが、向こう正面が向かい風なのがちょっと嫌なのと、２走前サンストックトンには完敗しているので、ここの上位は結構手ごわい。適性面では最上位だと思うので連下が妥当かな。

△スパイラルノヴァ

　穴目からスパイラルノヴァを狙いたい。割とタフ馬場で良さが出ているのと、距離も2000ｍぐらいで良いだろうというところで狙って見る。もともとスピカSが重馬場で３着。中山1800ｍで47.2-49.6とかなりのハイだが前が飛ばしていた。11.8 – 12.1 – 12.4 – 12.1 – 13.0と消耗戦で少し離れた好位で流れに乗って直線入りでは地味だがL1でジリっと伸びて３着争いでダークエクリプスを最後で捕え切っていると。まあこれだけなら地味だが、オリオンS３着が個人的には補完する感じで良い。阪神2200ｍで60.7-60.4と平均から12.2 – 12.1 – 11.7 – 12.0 – 12.4とL3最速でポテンシャル面も求められた。これで番手から進めて２列目の内から立ち回ってしぶとく粘っての３着。スタッドリーには完敗だがこれがそこそこ強敵だからね。重馬場の2000ｍで面白そうだし、ある程度は流れそうだから一発期待。

×バジオウ

　後は距離が微妙に長いかもだが、思い切ってのハナで粘り込みのバジオウを警戒。小倉大賞典では重の小倉1800ｍで48.4-49.4とややハイ、11.9 – 12.4 – 12.5 – 12.0 – 12.5とL3-2で再加速の競馬だが離れた２列目外から３～４角で勝負に行ってここで２馬身ほど離していた。L1で甘くなったがある程度は流れた中での良さが光る馬なのは確か。関門橋Sでディープモンスターに完敗なのでその点を踏まえると強く狙うところまでは難しいが、軽くは押さえておきたい。

×ホウオウリアリティ

　こちらは逆に本質的にはもうちょっと距離があった方が良いと思うが、道悪なら。前走の魚沼Ｓは新潟2000だがド不良で62.1-61.5と平均で、13.0 – 12.6 – 11.4 – 11.7 – 12.8と中弛みからのL3最速。まあ馬場が重い中での無酸素運動要素もちょっと入っているとは思うんだが、２列目外から直線での伸びは地味。それでもL2以降で徐々に伸び始めてL1バテ差しだからね。基本的には消耗する中でばてずに突っ込んでくる馬だと思う。もともと長距離でのポテンシャル戦で安定していた馬だし、京都の重馬場2000で時計も明確に掛かってくるようなら浮上してきていいだろう。

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