競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

府中牝馬ステークス 2019 予想:本命10エイシンティンクル

time 2019/10/13

府中牝馬ステークス2019の予想

東京11R 芝1800m
馬場想定:重~不、標準馬場想定

展開予想

 馬場ははっきり言ってわからん。府中は気象庁のデータを見る限り300mm近く降っているみたいなので、普通に考えれば超超高速馬場から開催されなかったとはいえ影響が小さいとは思わない。淀の場合は開幕週からそこまで極端な高速ではなかったし、雨の中での開催もあったからね。明日の府中は雨も降る可能性があるので全く読めないが、ひとまずは標準馬場~ややタフぐらいのイメージで入って予想したい。あまりにも想定の範囲外なら明日の正午までを目途に変える可能性は残しておきます。

 展開予想だが、行く馬が多くこのメンバー構成だとまずはクロコスミアが様子を見ながら内に切り込みつつハナを主張、これに対して中目のエイシンティンクルが逃げの手を主張するかどうか。さらに内のジョディーも含めてこの3頭の兼ね合いがまずは出てくると思う。これらを行かせながら外からラッキーライラックもある程度ポジションを取っていき、内からはオールフォーラヴも前目に持って行く。ディメンシオンやカンタービレは好位の内目を狙ってくるかな。ペースは馬場がそもそも読めないので何とも言えないが、一応標準ぐらいには出るとみて、47-47で1:46.0前後を想定しておく。道中少し息が入る可能性も考えたいところかな。

予想

◎10エイシンティンクル
○13クロコスミア
▲04オールフォーラヴ
△08スカーレットカラー
△15ラッキーライラック
×03カンタービレ06フロンテアクイーン
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎▲軸○△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎エイシンティンクル

 まあ馬場が読めない以上、あまり正攻法での予想というのは好ましくないかなと。遊びたいけどアソビモ本気でエイシンティンクルという感じ。まずエイシンヒカリの全妹なわけで、この時期の毎日王冠を勝った兄と被る面はある。この馬自身も道悪は苦にしないタイプで豊明Sなんかは重馬場の中京1400で好位から抜け出せているしそう心配していない。

 個人的にはこの馬は割と後半の素材で勝負している印象ではあり、1400~マイル路線を使われてきたと思うのだがちょっと短いと思っていた。そんな中で3走前の都大路S3着の内容が良かった。京都芝外1800m戦で良馬場、ここで46.7-46.3と平均、11.6 – 11.3 – 11.3 – 11.4 – 12.3と後半型でもかなり早めの仕掛けでロングスプリントに持ち込んで粘り込みを狙った。流石にこれだと前半が速い中で仕掛けも早すぎたがL2まではかなり踏ん張っていた。後半型のロングスプリントを一定レベルで見せてきたし、関屋記念でもそうだったが割と平均で流れた中で後半も分散して良さが出ている。

 一方でクイーンSでは外枠でもあったので難しかったとはいえ48.4-46.4とかなりのスローからの12.2 – 11.9 – 11.5 – 11.1 – 11.9とL2最速戦で中団外から切れ負けしていてL1までジリジリだった。札幌記念では59.9-60.2と平均で引っ張って結構最後まで踏ん張っていたし、クロコスミアには先着、相手関係を考えても立派だと思う。タフな馬場への目途だけでなく距離への目途も立ててきた。そのうえでワンターンの1800ならバランス的にハイまでというのはあまりないし、ある程度引っ張って早めの仕掛けで粘りこむイメージで勝負してほしいかな。ここ3走はパフォーマンス的には悪くないので自分のリズムで運びやすい枠、予想オッズの段階だがこの人気薄は正直能力を考えると侮られていると思うので。

○クロコスミア

 相手はクロコスミアにした。今のクロコスミアならある程度流れてもいいだろうというのと、渋った馬場でもやれているというのが強みの馬。もともと府中牝馬Sを勝った時が稍重で雨が残っている中でドスローに落としていたとはいえ12.4 – 12.5 – 11.2 – 11.0 – 11.5と3F勝負で逃げて出し抜いてヴィブロスやアドマイヤリード、クイーンズリングといったトップスピード型の追撃を振り切っているように、渋った馬場でもやれるのはある。

 そのうえで今年に関して言えばやはりヴィクトリアマイルがいい意味で意外で、44.8-45.7と超超高速馬場でマイルの基礎スピードを問われた厳しい競馬で好位の外目から流れに乗って直線最後までしぶとく踏ん張って11.1 – 11.3 – 11.2 – 11.5 – 11.7のラップ推移ということを考えても質的に基礎スピードを向上させてきたのは大きい。今のこの馬なら1800ならある程度ペースの幅をもって入れると思うし、スローでももちろんギアチェンジが活かせる、平均で流れたとしても対応できる。札幌記念もエイシンティンクルに先着を許す形にはなったが、瞬間的なトップスピードの質やギアチェンジはこちらの方が上。エイシンが仕掛け遅れの形になった時にこの馬の瞬時の反応でというのはあるかな。

▲オールフォーラヴ

 3連複的にはエイシンーオールフォーラヴの軸を中心にしたいかなと思う。オールフォーラヴは噛み合わないと難しいが噛み合うと怖い。まず力の要る馬場適性が高く、2走前の米子Sが結構強敵相手に48.4-46.3とかなりのスローからの11.8 – 11.4 – 11.0 – 11.3 – 12.6と4F戦で上手く番手で先行策から直線しぶとく抜け出しての勝利。リライアブルエースには少し詰められたが内容的にも出し切って良さが出ている。関屋記念では結局高速馬場の新潟で46.5-45.6とこれでもややスローに支配されてしまって11.8 – 11.5 – 11.8 – 10.8 – 11.5とL2の最速、ギアチェンジ戦で加速は悪くないがL2の最速地点で置かれてしまったのが痛かったと思う。切れ負けだと思うし、力の要る馬場で質的なものをフォローできればというのと、前のクロコスミアやエイシンティンクルがある程度離してくれれば3~4角で追いかける形になるのも良いと思う。

△スカーレットカラー

 道悪に関しては正直やってみないとわからんが、夏の少し時計が掛かっていた阪神内回りのマーメイドSでも59.8-60.5と平均で流れている中でしっかりと中団で脚をある程度使いつつも12.4 – 12.1 – 11.8 – 11.4 – 12.8とL2最速戦で進路確保で待たされながらL1で内から鋭く伸びてきた。ちょっと待たされたのが響いたがそれでも進路を取ってからの反応が良かった。前走のクイーンSはもっとわかりやすく、48.4-46.4とかなりのスローからの12.2 – 11.9 – 11.5 – 11.1 – 11.9とL2最速で中団最内から直線内を捌いて鋭く伸びてくる競馬。最後の伸びは目立ったし、基本的には前半無理せず走れば後半の末脚を高めてこれるし、前目で進めても一瞬のギアチェンジを活かせるタイプ。総合力は高いが強敵が多い中で良い位置を取れるかどうかやね。

△ラッキーライラック

 個人的には休み明けで状態も良くなかった可能性もあるが秋華賞の負け方がちょっと引っかかる馬ではあると。ただ、普通に考えれば中山記念で強かったし、1800まではまず問題ないはず。46.7-47.3とマルターズアポジーが単騎で引っ張る中で、少し離れていたものの番手である程度ついていきつつ11.5 – 11.7 – 12.1 – 11.6 – 11.9のラップ推移で早めに動いてマルターズを捕らえての粘り込みを図ってきたし、相手もウインブライトやステルヴィオといったところだからね。ある程度力の要る馬場で全体の競馬でも問題ないし、ヴィクトリアマイルも悪くなかったが1800ぐらいが一番バランス的には合っていると思う。後は極端なトップスピード戦とかにならなければ。特に府中の上り坂で加速が問われたときに少し反応が鈍い感じもあるので(ヴィクトリアマイルみたいにコーナーで流れた状態なら気にならなかったが)。

×カンタービレ

 ディメンシオン辺りとちょっと悩んだんだけど拾うことにした。カンタービレは個人的にはちょっとつかみどころのない馬、という認識ではあるが基本的には総合力の高さで勝負してきた馬だと思う。ローズSでは47.5-45.8とかなりのスローからの12.4 – 12.2 – 11.0 – 10.8 – 11.8と3F勝負で番手外から早めに勝ちに行ってそのまま抜け出し完勝。秋華賞ではちょっと意外で59.6-58.7と平均でもスローより、ミッキーチャームの11.8 – 11.9 – 11.8 – 11.5 – 11.8 – 11.9と早仕掛けのポテンシャル戦で後方外からの正攻法の競馬で最後まで差し込んできた。フラワーCみたいに器用に一脚でという競馬はできたがエリ女ではそのパターンで完敗。今年2走の内容もそんなに良くないが窮屈だった阪神牝馬、ペースが速かったヴィクトリアマイルと各々言い訳はできる。押さえてはおきたいかな。

×フロンテアクイーン

 悩んでこの評価。本当はもう少し上げたいところで、ペースが上がってもいいタイプだしスローになってもいいタイプだしどういうパターンでも府中の1800なら好走できるだけのパフォーマンスを見せている。昨年は超ハイレベルのメンバー構成だったが46.4-46.5とカワキタエンカの単騎、実質は超スローからのトップスピード戦という感じの中で中団からジュールポレールを目標にしぶとく食らいついてL1で捕えた。もちろんその外からリスグラ、さらに外からディアドラに差されているが要はそういうメンバー構成。超高速馬場でのトップスピード戦でもやれれば標準馬場での平均ペースで中弛みもありながら外から待たされつつL2でスッとの中山牝馬S勝ちもある。本来何でもできるんだが、ヴィクトリアマイルで質的に基礎スピード面でオーバーペースとなって崩れてからの反動が気がかり。前走のクイーンSは本来ならばもうちょっと上位に来ないといけないからね。ここはもう少し様子を見たくて悩んでの保険。

その他の馬

 悩んだけど…というのがディメンシオンは関屋記念でも46.5-45.6とややスローからの11.8 – 11.5 – 11.8 – 10.8 – 11.5と後半型の競馬で中団外からしぶとく伸びてはきたしミッキーグローリーとの比較で見て悪くはない。ただ米子Sでは力の要る馬場状態で好位内から伸びあぐねてしまっているし、基本的に高速馬場でパフォーマンスを上げてきた感はある。この辺りをどう考えるか?という点で少し引っかかった。まあ馬場次第では浮上させるかもしれないけど。

 プリモシーンも同様かな。特にプリモシーンの方が高速馬場が欲しいイメージで、ロングスプリントで明確に良さが出ていると。ヴィクトリアマイルなんかは超超高速馬場で44.8-45.7と絶対的に速いペースとなったわけだが中団で脚を残していたとはいえ11.1 – 11.3 – 11.2 – 11.5 – 11.7とL3最速、コーナーでよどみなくという競馬にしっかりと対応して長く脚を使ってきている。こういう競馬で良さが出ている一方で、現実的に時計が掛かる中ではターコイズSも物足りなかったし、前走の中京記念も甘くなっている。高速馬場巧者だと思っているので力の要る馬場になっての1800がどうかやね。中京記念を見ても成長しているというよりは超高速馬場がフィットした感じはあるからなあ。自身スローバランスのほうがいいので1800そのものは良いと思うけど、1800での強敵も多いのでさあどうかという感じ。

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何悪。分析note2023



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