本命12セファーラジエル＠札幌11R 札幌日経オープン 予想

札幌日経オープン(L)予想

札幌11R 芝2600ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：南南東7m/s想定

馬場・風向き

　先週が稍重でもそこまで重くなかったかなという感じ。読みにくいが一応標準馬場ぐらいで見ておく。風は南南東からやや強めに吹く。４角地点が完全追い風に、HSも追い風に近い。BSは向かい風に近いので多少仕掛けに影響するかもしれんね。

展開予想

　展開的にはショウナンバシットがハナを主張できる形ではある。外のフルール、ディナースタも前目をというところで進めてきそうで基本的にはこの３頭のハナ争いだけど、消極的な感じになるかなと。それを見ながらセファーラジエル辺りも前を狙い、内からはアドマイヤハダルが前を取ってくるかな？ぐらい。向こう正面で捲る馬…特にアドマイヤハレー辺りがどういう仕掛けをするか次第というのはある。

　ペースは上がらないだろう。62.5-59.0前後で超スロー。ロンスパになる可能性はあるが、風向き的には向こう正面は向かい風なので仕掛けていきにくい意識ではあると思う。この辺がどう出るかやね。

予想

◎12セファーラジエル
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△05キミノナハマリア
△10アドマイヤハレー
×06プラチナトレジャー08ショウナンバシット
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎セファーラジエル

　本命はセファーラジエルにした。結構面白いと思うが今年がイマイチなのでその辺やね。

　ただこの条件は面白いと思っている。札幌はコーナーが緩く長いので馬場が重めでもある程度速いラップを求められることが多いし、個人的にはそこでフィットしそうかなと。大阪ハンブルクCが稍重の阪神2600ｍ戦で２着。これが61.5-59.5とかなりのスローからの12.4 – 12.0 – 11.6 – 11.1 – 12.4とL2最速。これで外枠から先行して２列目の中目ぐらいから立ち回って直線最速地点で追われてジリジリも食らいついて、L1で粘るアーティットに対して差を詰めての3/4差２着という形。ただスローバランスで後半ある程度速いラップを踏んで、しかも馬場が重い中で良さが出た。

　そのうえで、アル共５着が強敵相手に頑張った。東京2500ｍ戦で61.0-59.1とかなりのスローからの12.0 – 11.9 – 12.0 – 11.8 – 11.6 – 11.8とロンスパで府中としては珍しくポテンシャル戦。向こう正面からの超ロンスパという競馬の中で先行策からしぶとく踏ん張って掲示板は死守してきた。前目で残ったのはこの馬だけだし、こういう後半の有酸素運動の競馬で良さが出ているのは大きいし、馬場が重い中で速いラップを求められても対応できる。

　距離を延ばしたことで前半の位置取りが楽になったというのが好走してきた要因だと思う。万葉Sが崩れたのは位置取りが悪くなって３～４角で外々になり過ぎたというのも大きいし、シンプルに3000ｍ以上は長い気もする。2500前後がちょうどいいという感じだし、西村なのである程度前を狙ってくれるだろうと。スローの段階で前を取れれば戦いやすいと思うので、先行レベルが低い今回はここから勝負したい。

○？

▲？

△キミノナハマリア

　後はキミノナハマリアを連下で。悩ましいところだけど、ポテンシャル戦は安定しているし距離も対応するとは思うんだけど中距離から一気に2600ｍなのでそこらへんはちょっと気になる。ただ前走の五稜郭Sでも函館1800ｍ戦で48.4-48.8と平均から12.2 – 12.2 – 12.2 – 12.4 – 12.0と淡々と。これで後方外から３～４角で外々を押し上げながらしぶとく差し込んできた。馬場が重い中でのポテンシャル戦で良さ。ただ今の札幌はそこまで重くないかなと思うし、ある程度速いラップを求められる中でとなったときにはちょっと怪しいところもあるので。連下にした。

△アドマイヤハレー

　アドマイヤハレーは捲りでの粘り込みを警戒。向こう正面が向かい風になると思うのでそこを怖がらずに一気に動ければ面白い。前走の日経賞が中山2500ｍ戦で60.0-60.7と平均からの12.2 – 12.3 – 11.8 – 12.0 – 12.4とL3最速。ただ単騎逃げ馬が刻んでいるので２番手以下は実質ポテンシャル戦。これで向こう正面で押し上げてそのまま逃げるマテンロウレオにプレッシャーを掛けに行ったがラストで甘くなっての６着。だが難しい形で前の馬にはしんどかったと思うし、しっかりと仕掛けてこの形で0.4差と僅差で踏ん張れたのなら悪くない。どうしてもゲートが甘いので向こう正面で動く必要はあるが、迎春Sでも60.6-59.2とややスローから12.0 – 11.8 – 11.9 – 11.9 – 11.7 – 11.9とロンスパ。これで最後方から向こう正面で捲ってロンスパの形でコーナーでも速いラップを維持しつつ最後までしぶとかった。まあどうしてもこういう競馬なので詰めは甘くなりがちだし、このレベルでどうかってのはあるが不気味さはあるので連下で。

×プラチナトレジャー

　後はプラチナトレジャーを軽く押さえておきたい。距離は微妙な所なんだけど、割とコーナー勝負で内内で温存してしぶとく差し込むイメージなので札幌2600で無欲で乗れば怖い。３走前の福島民報杯が福島2000ｍで60.0-58.9とスローからの11.9 – 11.3 – 11.7 – 11.8 – 12.2とL4最速。ポテンシャル戦に近い形で中団内内で温存しながら直線で捌くのに苦労しつつもラストでしぶとく差し込んでの３着。コーナー勝負で良さが出る馬なので、向こう正面んでアドマイヤハレーが捲って３～４角で速いラップを踏むような形の中で上手く好位～中団内内を立ち回ってくればやね。

×ショウナンバシット

　後は悩んでショウナンバシットを軽めに押さえておく。正直不安定な馬なので狙いが難しいけど、3000ｍ以上はシンプルに距離が長いと思うし、AJCCが悪くないので警戒しておく。不良の中山2200ｍ戦で、62.2-62.1と平均で12.3 – 12.2 – 12.1 – 12.2 – 12.5 – 13.1と淡々と。これで番手外で進めてマイネルウィルトスに対して食らいついてラストでちょっと甘くなっての９着。着順は悪いが0.5差なので着差は悪くないし、ここは強敵が揃っていたのでね。メトロポリタンSでも悪くないのでこれぐらいの距離でスローで前目からなら警戒しておきたい。

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「里見正人の競馬ブログ」より