本命16ディヴィナシオン＠アイビスサマーダッシュ2024予想

アイビスサマーダッシュ2024の予想

新潟7R 芝直1000ｍ
馬場想定：良～稍、高速馬場想定
風向想定：西4m/s想定

馬場・風向き

　馬場は土曜でも雨が降っていたんだけど、それでも全く影響ないほど軽い。日曜も雨予報だしそこそこ降るが、それでもそこまで悪化しないと思う。超高速まではともかく、高速馬場では見ておきたい。風は西からなので向かい風に近い状況になる。

展開予想

　展開予想もアレも無いのが新潟1000だけど、一応内外で分かれる可能性が高いかな、開幕週なので。外はテイエムスパーダやモズメイメイといったちょっと出足がイマイチなタイプが揃っていて、アビッグチアやグレイトゲイナー辺りが外ラチ沿いに切ってきて主張。それまでに外の２頭が勢いづくかどうか。内はジャスパークローネとマウンテンムスメがいるが、中目の逃げ馬が結構厄介なので、この並びだとギャンブル的に内ラチ沿いを取ってくる可能性もあるかなと。

　ペースはある程度は上がると思うが、道悪の意識とその割に馬場が悪化してこない感じはある。21.8-22.4ぐらいかな。0:54.6前後を想定。

予想

◎16ディヴィナシオン
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△12ウイングレイテスト
△13チェイスザドリーム
×03ロードベイリーフ15モズメイメイ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ディヴィナシオン

　本命は枠順と土曜の馬場を見てディヴィナシオンに決めた。もともと後傾で弾ける馬なので新潟1000は良いと思っていたんだけど、雨が気になっていた。それが土曜がもう関係ないぐらい軽かったのと、枠も良いからね。これならという感じ。

　まずスローで鋭く、というのが持ち味。オパールS３着が京都1200ｍで33.6-34.5とややハイ、11.9 – 10.7 – 11.0 – 11.2 – 11.3 – 12.0と淡々とという流れ。これで後方内内で待ちつつも馬群を捌いて外に誘導してL1でしぶとく伸びてきての３着。この馬のバランスで見れば35.0-33.3とかなりのスローバランスで運んでこの鋭さを引き出している形になる。

　そのうえで韋駄天Sが良かった。５月の新潟で22.0-22.5と平均程度、11.8 – 10.2 – 10.5 – 10.9 – 11.6のラップ推移。これで後方馬群の中目を捌きながら後半で外ラチ沿いから伸びてきていたが、L1で前のマウンテンムスメが下がってきたので接触してしまって下がった。伸び始める感じがL1であっただけに、捌ければ…というのはあった。

　それと、馬場自体も軽い方が良いと思うので良馬場とはいえ５月でそこそこ時計が掛かっていた状況よりは夏の新潟の方が良いだろうというのはある。その点で雨が？と思っていたが、土曜を見てこの極端な超高速馬場なら多少降っても軽いだろうという判断。枠も良く追い切りも21日に24.0-11.9と優秀ならラップでまとめてきている。ディヴィナシオンは結構追いかけている馬だけど、ここで勝負したいかな。

○？

▲？

△ウイングレイテスト

　後は直千で59kgはカギだが斤量自体はクリアできているウイングレイテストを連下に。３走前の阪神Cが結構激流で甘くなったが途中までは悪くなかった。33.1-35.0とかなりのハイで飛ばしたし、10.6 – 11.2 – 11.4 – 11.6 – 12.0のラップ推移で消耗。ただ1200通過が1:07.3とかなり速い走破で進めているし、この感じなら高速馬場である程度時計を詰めることを求められても対応しそうだなというところ。パフォーマンス的には一番、適性面でもまずまず。59kgと多少の不安はあるんだけど、追い切りも良かったし連下で。

△チェイスザドリーム

　後は韋駄天S最先着馬チェイスザドリームを。まあここは結構上手く噛み合ったのはある。新潟1000ｍで５月、時計が少し掛かっていた。その中で22.0-22.5と平均から11.8 – 10.2 – 10.5 – 10.9 – 11.6のラップ推移。これで外枠から前のマウンテンムスメを目標にしながらその一つ内からしぶとく抜け出しての勝利。まあしっかり勝ち切れたのは良い材料で、今回は恐らく少し雨が降っても高速馬場だと思うしその辺で質的にどうか？って問題はある。１番人気となったときにその辺の不安はまだある、軽い馬場で1000通過で見ても凄い馬が多い中で、まあ前走評価も連下までが妥当かな？という判断。

×ロードベイリーフ

　後は枠がどうかなんだけど、仮に内ラチ沿いに向かう馬もいたとしたら、その後ろを通しながら嵌るとすればのロード、という感じかな。後傾での鋭さを引き出した方が良い馬で、馬場は軽い方が良い。ラピスラズリS３着時も中山1200ｍで33.9-33.9と平均程度、12.0 – 10.7 – 11.2 – 11.5 – 11.0 – 11.4と少し緩んで再加速だが、これで中団外からしぶとく伸び続けてラストで差を詰めて２着争い僅差まで持ってきた。この馬自身は34.4-33.5とスローバランスでまとめているように、多分前半そこまで脚を使わない方が良いんだろうと。内枠に絞るか外ラチ沿いまで持って行って後方か、という選択だけど…個人的にはここはマウンテンムスメ辺りが内に切ってくることに期待して内を狙うのもアリかな。

×モズメイメイ

　後はモズメイメイを。ただどうしても出足が落ちているので縦の位置は良くて２、３列目ぐらいかなと思っている。外ラチ沿いを取りやすいのと、テイエムスパーダを追いかけつつ運べれば。というところ。前走の北九州記念では稍重で時計が掛かっていたし、32.3-35.6と極端なハイで11.4 – 10.2 – 10.7 – 11.1 – 11.9 – 12.6と消耗。これで中団で温存しつつ直線しぶとく雪崩れ込んで３着争いで粘り切った。葵Sでは後傾でやれているので高速馬場でもとは思うが、葵Sのレベルそのものはスローの競馬としては何とも言い難い。悩んだけどこの評価までかな。

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「里見正人の競馬ブログ」より