本命04テンハッピーローズ＠京都牝馬ステークス2024予想

京都牝馬ステークス2024の予想

京都11R 芝外1400ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：北北東2m/s想定

馬場・風向き

　ちょっと時間がかかりましたが、最終的に先ほど電気が完全復旧しました。一部は通してもらっていたので仕事自体は火曜日夕方から出来たんですけど、離れの電気が通ってなかったのでそこがしんどかった。やっと日常に戻れます。電気系統は大変やわ、完全に事が起こってからでは相当苦労する。

　馬場は先週の感じからも基本は外差しで良いと思うが、ラップそのものはある程度出ていて標準ぐらいだと思う。風は北北東からなので４角地点が完全向かい風になる。

展開予想

　ここは内のウインシャーロットがハナを主張するだろう。石川裕紀人なのでそんなに引き上げない可能性の方が高いと思う。外のモズメイメイもある程度は競っていくが、そんなに前目で引き上げてって意識は持たないだろうなと。この２頭が基本的には前目でとなるし、ロータスランド辺りも松山がどう出るか？はあるがハナまではどうかな。まあ可能性としては考えているが、いずれにせよ馬場も読みにくいので前目がそこまでペースを引き上げていけるかは微妙。

　ペースは個人的にはそこまでは上がらないだろうと思う。34.7-34.0前後ぐらいかな。中盤の仕掛けもそんなに強くならないと思うし、1:20.7前後としておきたい。

予想

◎04テンハッピーローズ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△05ウインシャーロット
△18ロータスランド
×09コムストックロード15ソーダズリング
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎テンハッピーローズ

　本命はテンハッピーローズで勝負したい。まず津村だとある程度ポジションを取ってはくれるだろうと。康太みたいに最初から下げるとスローで対応できなくなる。

　前走の朱鷺Sの勝ちっぷりが印象的。新潟の1400ｍ戦らしい競馬だが、それでも34.5-34.4と平均で落ち着いて11.4 – 11.9 – 11.5 – 11.3 – 11.6とコーナー減速直線加速という感じ。まあL3から動いているんだけど、緩んでのギアチェンジ戦で中団外から進めながら直線鋭く伸びてしっかりとサーマルウインドの勝ちパターンを捕え切ったからね。ここの３着がルガルになるし、サーマルウインドもすぐに信越Sで完勝している。ここは結構高く評価している一戦だし、自身のバランスでも35.5-33.5と２秒の後傾でギアチェンジを引き出しているので、右回りはあるが京都外1400にはフィットしやすいだろうなと。

　安土城Sでは上がり最速で突っ込んできたが、流石にムリゲーだったと思う。京都1400で超高速、34.4-33.3でかなりのスロー、前目のママコチャが11.4 – 11.3 – 11.5 – 10.8 – 11.0とL3-2で一気にギアチェンジで弾けて抜け出してノーチャンスという中で、最初から後方に下げて後方外から突っ込んできて２着争いに近いところまで来た。仕掛け自体は強めに進めているけど、あまりにも後ろ過ぎたし物理的に難しい一戦だったが鋭さははっきり見せてきたからね。個人的には後傾で鋭くというのと、ギアチェンジを持っているのがこういう馬場の京都外で紛れやすい流れでは活きてくると思っている。

　まあ競馬だから先週の京都記念みたいに紛れるかな？と思ったら紛れず結構シビアな競馬とかもあるので難しいが、今の馬場で前がまともにレースを作るのは結構難しいと思うんだよね。その中でこういう馬ではポジションをできるだけ取ってくる津村は良いと思うし、基礎スピードも持っているので全体で１秒ぐらいのハイについていくようならともかくある程度なら許容できる。好位で平均～スローなら前が仕掛けてギアチェンジになっても対応できるし３～４角で流れてもそこまで悪くない横の位置を通せそう。ルガルやサーマルウインド比較でみてもパフォーマンス的に期待もできる。本命はここからかな。

○？

▲？

△ウインシャーロット

　後はウインシャーロットを軽く押さえておきたいかな。マイルで前走の阪神牝馬Sみたいにスローに落としてしまうと後半の素材は量的に足りないのでラストで甘くなる。阪神マイルで48.0-45.9とかなりのスローに落として11.9 – 11.7 – 11.2 – 11.0 – 12.0とL2最速でもL3で11.2と速いラップ、L1は落とす形。これだと甘くなる。基本的に緩い流れでコントロールしても後ろの脚をある程度削がないと1600ではちょっと足りない。ただ1400だと多少スローバランスでも対応してくる。京都牝馬S２着でも35.1-33.9とかなりのスローで進めて逃げ粘っての内容。個人的には1400がバランス的にはベストの馬だと思うし、後は脚部不安で結構な長期休養明けがどう出るか？というところかな。

△ロータスランド

　ロータスランドは悩んで連下にした。今の松山だとこういう馬で思い切った騎乗が出来ていないのが現状だと思う。バランスが重要な馬なので、前半攻めていけるかが焦点。押さえは必要かなとは思うが。京都牝馬Sを勝った時は阪神1400ｍ戦ではあったが、ペースも平均で進めて、34.3-33.9と平均でも11.3 – 11.5 – 11.1 – 10.7 – 12.1と中弛み気味からのL2最速10.7で鋭く出し抜いた。基本的にはある程度流れての一足勝負が魅力で典型的な総合力タイプだと思っている。直近で惜しかったのがヴィクトリアマイルで、46.2-46.0と平均では進めたが、コーナーでちょっと緩めすぎた。L2最速までは抵抗できたがL1で失速したように良的には足りないので前半でもう少しシビアにレースを作ってやる必要があるタイプ。岩田父だと後ろからになって鋭さは増すが届かない。やはり勝ち負けを考えるとペースをある程度引き上げて前目から一足で抜け出すイメージが欲しいね。良いころの松山ならこれを勝たせてくると思うよ。意地を見せてほしいが人気も落ちそうにないし信用は置きづらいので連下にした。

×コムストックロード

　大穴枠でコムストックロードを持ってきた。まず前提としてここはそんなにペースが上がらないだろうというのと、基本ポジショニングに拘るムルザバエフなのでスローで前目は結構あり得るかな？というのは一つ大きい。1200を使ってきているが、この距離だと基礎スピード的にちょっと苦労している印象だし、前走のカーバンクルSが中山1200で33.1-34.7とかなりのハイだが中団からと温存しながらロスがあっても最後までなだれ込めていた。これが自身で34.0-34.2と平均でまとめていて着順はともかく内容的にはちょっと良化しているので、あんまり前半で無理はしない方が良い。無理のない範囲で好位を取れる可能性が高いので、ここでムルザバエフの一撃大穴を期待したいというところかな。

×ソーダズリング

　後は豊の追い込み一手を警戒してソーダズリングを軽めに押さえておく。正直ここも人気しそうなので切っても良いかなとは思ったんだが、２走前の三年坂S勝ちは無視できないかな。京都のマイルで48.7-45.0と超々スロー、極端に遅い流れだが、後半が12.5 – 11.6 – 11.3 – 11.0 – 11.1と３角の下りから加速してギアを上げつつ末脚の絶対量を求められる形となった。これで中団の外から勢いをつけながら直線しぶとく伸びてモズゴールドバレルを捕え切っていると。個人的にはロングスプリント的にじわっと加速させながら速いラップを維持する競馬が合っていると思うし、あんまり前で流れに乗せて勝負所で急かせるよりは後ろから勢いに乗せて嵌るのを待つ形の方が良さそうかなと。その点で今回は嵌る可能性もあるし、豊がそういう選択を取ってくる可能性も高いかなと見て軽めに。

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