本命07ガイアフォース＠オールカマー2023予想

time 2023/09/24

folder 2023重賞まとめ予想

オールカマー2023の予想

中山11R 芝外2200ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向想定：北東4m/s想定

馬場・風向き

　土曜は金曜での想定よりも雨が長く降り続いたことで道悪スタートだったが、結果的にはそこまで悪化してなかったかなと。標準～やや高速ぐらいだったので、日曜はやや高速～高速ぐらいのイメージで入りたい。風は北東からなので３角地点が完全追い風になる。

展開予想

　まあここはとりあえずタイトルホルダーがハナを主張していくだろう。外からノースブリッジ岩田も絡んでは来るだろうがそんなには主張しないで２列目の内を狙いに行くかな。マテンロウレオとノリもある程度前目でレースを進めていくと思うし、この辺が様子を見つつ。外のウインマリリンがこれらに対してある程度競っていくかな？というのは松岡なのであるが、それでも番手、２列目外ぐらいまで。ガイアフォースはマイルから2200への延長で、鞍上がどう乗ってくるかだけどコントロールしながらになるとみておいた方がいいだろうね。

　ペース自体はタイトルホルダーがどこまで作ってくるかだけど、正直前哨戦だしそこまで飛ばしてくると思わない方がいいのかなと。60.5-58.5ぐらいで2:11.0前後を想定。極端ではないがスローで後半ロンスパ気味と見ておく。

予想

◎07ガイアフォース
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△06ジェラルディーナ
△08ゼッフィーロ
×04マテンロウレオ10エヒト
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ガイアフォース

　素直にガイアフォースから勝負したいかなと。セントライト記念のパフォーマンスが高い中で、AJCCの負けを考えるとやはり窮屈な形になったのがあると思う。しっかりとコーナー勝負で出し切る競馬を期待したいし、タイトルホルダーが前にいるのである程度各馬も仕掛けていかざるを得ないだろうからね。

　そのセントライト記念は強い勝ち方だったし、ここでもそこそこ人気のローシャムパークを問題としていない。60.3-59.2とややスローで12.3 – 12.2 – 11.7 – 11.6 – 11.5 – 12.2と4F戦。３～４角でロンスパ気味でというところで前で受けるアスクビクターモアに対して一つ外から勝負を仕掛けに行った。この形で最後でしぶとくこれを捕えてアタマ差での勝利と横綱競馬だったのが印象的。コーナーで速いラップを外から素材で勝ち切ったし、菊花賞は予想外に甘かったが2200ｍならローシャムパーク、セイウンハーデス、ラーグルフといった後の古馬重賞馬たちを完封できている。っ世代トップレベルに近い競馬ができていた。

　AJCCの敗因は展開と仕掛けによるところが大きいかなと思っている。同じ中山2200ｍで61.3-60.2とややスロー。ただラップ的には12.6 – 12.4 – 11.9 – 11.3 – 12.0とL3-2でギアチェンジをある程度求められた。好位の中目で追走していたが、４角で包まれていたしそこで仕掛け切れずに要所で置かれていた。ラストも伸び切れなかったのでそこは不満もあるが、勝負所でギアチェンジを求められない方がいい馬だとは思う。これは中京2000ｍのあずさ賞でもそうだったからね。

　マイルで化けた面もあるが、シンプルな競馬で加減速がそこまで無いというのも大きかったかなと。特にマイラーズCは46.1-45.4と平均で11.7 – 11.3 – 11.1 – 11.5 – 11.5とコーナーで速いラップを維持し続ける競馬。これで中団から外目を通しつつもラストでソウルラッシュは捕えてきているしね。

　本質的にコーナーで分散して勝負したい馬だと思っているので中山2200ｍは本来合うと思う。タイトルホルダーが主張してペースが多少落ち着いたとしても、３～４角でペースが上がってくれば戦いやすいし、北西からの風も３角追い風という点でこの馬にとっては良い材料。追い切りも良かったので総合的にこの馬かな。馬場がもうちょっと重めが残れば少し下げたかもしれんが、土曜の感じを見てこれなら回復するだろうという判断。

○？

▲？

△ジェラルディーナ

　後は連下にジェラルディーナを。正直ベストはエリ女のパターンだとは思う。阪神2200ｍで重馬場でも60.3-60.4と平均で流れて12.2 – 11.8 – 11.9 – 12.3 – 12.2とL4最速で11.8とパワー型基礎スピードを求められたうえでの後半ポテンシャル戦。これで中団外から正攻法で進めて直線最後までしぶとくバテ差してウインマリリンに１馬身3/4差。これは素直に評価したいけど、終始アクセルを踏みっぱなしのシンプルな競馬だったのが良かったと思うし、基礎スピードをある程度求められた方が安定しやすいかな。ただ、有馬記念でも61.2-59.6とかなりのスローからの11.8 – 11.9 – 12.2 – 11.4 – 12.3と２段階加速の競馬で仕掛けが遅れてボルドグフーシュに動かれての後追いとなったし、そこからL2で動き切れずにL1再加速でジリっと差し込んできた。なのでまあ相手関係を考えて、騎乗も仕掛けをミスっている中でも最後に差し込めているのでポテンシャル面はトップクラス相手でも戦える。今回は前哨戦、ペースが落ち着活きそうなのでそこでどうか？ってのはあるが、３～４角からの勝負になればやはり素材面的にここは最上位。連下では押さえたい。

△ゼッフィーロ

　ゼッフィーロは思ったより穴人気している感じはあるが、追い切りとスローでロングスプリントレベルまで求められた時の一発要員。目黒記念では東京2500ｍ戦で62.0-57.9と超々スローからの12.0 – 11.7 – 11.7 – 11.2 – 11.3 – 12.0とロングスプリント特化。これで最後方から直線で大外に誘導してラストまでしぶとくなだれ込んできた。正直極端に後ろ過ぎたし３～４角でも中目から外だったのでちょっとしんどい競馬だったと思う。割と軽い馬場でトップスピードの質を求められても対応できる馬だし、前がペースを落とし過ぎてコーナー勝負になってくれれば内内で立ち回って直線でのバテ差しは狙えそうかなというところで連下で。

×マテンロウレオ

　後はある程度の位置からポテンシャル戦で戦える２頭を選んだ。マテンロウレオは５走前の中山金杯４着がまずまず。中山2000ｍで60.6-59.6とややスロー、11.8 – 11.9 – 12.0 – 11.4 – 12.5と２段階加速の流れ。これで中団で包まれながらもラストでしぶとくなだれ込んできた。まあこの形でもそれなりにやれるし、良かったのが４走前の京都記念。阪神2200で59.5-59.0と平均、12.3 – 12.2 – 11.6 – 11.3 – 11.6と中弛みからのL2最速。これで２列目で入れていたけど、前にキングオブドラゴンに入られたことでちょっと痛かったかなと。３列目から直線での加速で捌くのに苦労しつつもL1でしぶとくプラダリアを差してきた。この流れでプラダリアは結構手ごわいと思うしこれを一列後ろから捕えたのは良い材料。前走の札幌記念が崩れ過ぎたので不安もあるが、タフ馬場でプログノーシスが千切ったので実質的にはハイペースだったと思うしある程度の流れで２列目の内を取れていたら面白いと思う。ただワンパンチは足りないのでこのメンツだとこの評価までかな。

×エヒト

　後はエヒトを軽めに。ゲートはカギだが基礎スピード自体はあるので二の足で位置を取って行けるかどうかがカギ。枠の並び的にはノースブリッジやウインマリリンが前に行くと思うのでその辺を見ながら好位まで持っていければ。前走の小倉記念は58.7-59.1と平均で流れて11.9 – 11.9 – 11.9 – 11.6 – 11.8とL2最速。これで出負けからリカバーして３列目の内で前にスペースを維持しながら３～４角で最短距離から直線外に出してしっかり前のテーオーシリウスを捕えてきた。この展開でマリアエレーナがちょっと物足りなかったにせよ、これらを問題としなかったからね。AJCCでは61.3-60.2とスローでも12.6 – 12.4 – 11.9 – 11.3 – 12.0とL2最速。これで中団外からある程度出し切る形で入ってL1でジリっと伸びてきたし、後半型のバランスでも素材的には良さを見せている。個人的にはもう少し強く狙っても良いかなというところで、追い切りが物足りなかったのと枠が微妙。この辺でこの評価に。