競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

小倉大賞典 2021 予想:本命03テリトーリアル

time 2021/02/21

小倉大賞典2021の予想

小倉11R 芝1800m
馬場想定:やや高速馬場想定
風向想定:西南西3m/s想定

展開予想

 馬場は流石にちょっと時計が落ちてきているが、それでも1200では速いラップを維持していたりするのでまだ軽いと思う。やや高速ぐらいで昨年よりは明確に軽いし時計ももっと出ると思う。風は西南西から3m/s想定。小倉の立地だとBSからHSに吹くので3~4角でちょうど追い風になるという感じ。

 展開予想だが、ひとまず内からトーラスジェミニがハナを主張。これを目標に外からベステンダンクやディアンドルが主張。恐らくディアンドルは絡んでいく形でベステンダンクは行かせて3番手ぐらいかな。内からはテリトーリアルが先行、バイオスパーク辺りは好位ぐらいになるとみる。ある程度縦長でペースも上がって47.5-47.5ぐらいのイメージで、1:47.0をベースに置くが、46秒台の走破時計も十分考えている。

予想

◎03テリトーリアル
○?(note版のみ)
▲?(note版のみ)
△07フェアリーポルカ
△15ボッケリーニ
×02ヴァンケドミンゴ12デンコウアンジュ
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎テリトーリアル

 ここではおなじみテリトーリアルだけど、1800だと結構好走条件が広いイメージ。昨年の小倉大賞典で甘かったが、あれは外差し馬場というのもあったがそれ以上にタフな馬場で48.2-48.0と平均でも12.1 – 12.1 – 12.0 – 11.9 – 12.0と淡々と進み過ぎた。その中で好位の中目から直線で馬場の悪い内目を選択して外差しに屈している。まあ馬場は今回も外有利なのでそこはポイントだが、もう少し今回は時計が出やすい状況になるし、前半の基礎スピード面を質的に求められるのは良いと思う。

 それと、この馬は割と高速馬場でも戦える馬で、負けはしたが一昨年の都大路Sが面白かった。京都の1800m戦で46.7-46.3と前後半を46でまとめての平均ペース、11.8 – 11.6 – 11.3 – 11.3 – 11.4 – 12.3と淀みなくのロングスプリントというような競馬で好位の内目から仕掛けを待ちつつ直線に入ってきたが、序盤で一気にソーグリッタリングには交わされて質的に完敗も、L1までなだれ込んできてここでは差を詰めていたからね。ここまで速いラップをとなると難しいが、意外と息が入れば後半長く脚を使える馬で、中山金杯3着時でも上手くスローロンスパに対応してきていた。

 単調なタイプでは無いしこういう馬場で展開が読みにくい中では流れても対応できて3角までに前を追いかけに行く形でも踏ん張ってくれる期待が持てるのは大きい。中日新聞杯は切れ負けだし、前走の中山金杯は流石にドスローすぎて厳しかったと敗因がはっきりあるからね。人気の観点で見てもこの馬から入りたいかな。

○?

▲?

△フェアリーポルカ

 フェアリーポルカは割と1800で流れた中での良さが出ていたというのはあるし、どちらかと言うと一気に動くより早めに仕掛けてポテンシャルを引き出す方が良いので怖さはあるかな。福島牝馬S勝ちが47.4-47.2と平均から12.2 – 11.8 – 11.9 – 11.7 – 11.8のラップ推移で後半4F戦。これで後方で脚を温存しつつも中団馬群の中目で包まれながら捌いて直線しぶとく伸び切ってという競馬。前半で流れた中でのポテンシャル戦という中で強さを発揮してきているし、窮屈な中で包まれても戦えているからね。前走のターコイズSでも中山マイルで46.5-48.1とかなりのハイでマイルで流れても中団で追走してジリジリ差し込んできていたし、流れる分には個人的には問題ないと思う。2000は高いレベルだとちょっと長いかなという感じだしこのメンバー構成でも押さえておきたい。

△ボッケリーニ

 逆にここは試金石の一戦かな。ボッケリーニもある程度流れてやれている馬だけど、小倉日経オープン2着は47.6-46.8とやや高速だったのでこれでもややスローのバランス、11.7 – 11.8 – 11.7 – 11.8 – 11.5のラップ推移でL1最速でというのが示す通りで余力がある中で後半勝負のウエイトが大きかった中で中団外から進めていたがコーナーで動き切れないまま直線で一気にサラキアに抜けられた。L1最速ラップでL1で食らいつけていたのは好材料だが、コーナーでの動きの甘さと前半でペースが上がったときがカギやね。前走の中日新聞杯の好走も結局61.5-58.6と超スローからの12.3 – 11.9 – 11.5 – 11.1 – 11.8とL2最速戦でL2でシゲルを目標にしながらL1でしぶとく差し込んできた。無酸素運動で良さが出てきたという印象でもあるし、個人的にはこの馬場でタイトに流れて外枠で追走に脚を使ってどこまで弾けるかやね。その点での疑問はあるので1800基礎スピード型を上位に取ったという感じ。

×ヴァンケドミンゴ

 ちょっと1800が短い印象なので、今の小倉でどうか。ただエンジンが掛かってからの良さがヴァンケドミンゴの持ち味。2走前の福島記念でも59.6-60.0と平均から11.8 – 11.7 – 12.0 – 12.1 – 12.4とL4最速、福島らしい向こう正面~3角からの競馬だが、これで中団外から正攻法で進めたが4角でちょっとロスがあって最後はかなりバイオスパークとの差は詰めたんだけど…という感じ。ただ前を追いかけて良さが出る馬なので縦長になって早めに前を追いかける展開になれば常に安定しているのは良い材料。

×デンコウアンジュ

 蛯名引退記念で押さえておきたいというところかな。馬場も軽いし3走前の福島記念でも59.6-60.0と平均から11.8 – 11.7 – 12.0 – 12.1 – 12.4とポテンシャル戦で外からの競馬になっても結構最後まで差を詰めてきた。もともと基礎スピード戦でも戦える馬だし、愛知杯を勝った時も小倉2000の重馬場ではあるが60.1-61.0とややハイの流れで12.0 – 12.0 – 12.2 – 12.4 – 12.4のラップ推移で中団内から捌きながらしっかり伸びて接戦を制してきている。まあ正直言ってタイプ的に不安定で適性の不安が大きくある馬でもないのに戦績が安定しないから、蛯名引退とはいえ現時点でそれなりに人気してしまっているのは嫌だが、それでも流れてポテンシャルを発揮して重賞を買ってきた馬だからね。押さえておきたい。

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何悪。分析note2023



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