本命18チュウワノキセキ＠中京11R 豊明ステークス 予想

豊明ステークス(3C)予想

中京11R 芝1400ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：南4m/s想定

馬場・風向き

　先週を見ると馬場は極端ではないがそれでも高速馬場を維持という感じかな。風は南からなので３角地点が完全追い風。

展開予想

　ここは多頭数の中京1400なので基本的にはある程度流れる可能性を考えた方が良いだろう。その中で、外からラクスパラディーがハナを主張。内からはゲートを出ればリヴェールあたりだが、これは当てにならない。ペースセッティングが積極的にラクスの内から抵抗しつつ競っていく感じになるのかなと。タイセイシェダルは岩田息子だしハナを狙うよりは２，３列目の内狙いでペースセッティングを意識しながら内に切っていくだろう。サマートゥリストが外から坂井瑠星だしある程度強気に絡んでいくかなとか、ちょっと読みにくいところもあるが流れるとは思う。34.5-34.5ぐらいで平均前後想定。1:20.2前後かな。

予想

◎18チュウワノキセキ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△09ケデシュ
△10タイセイシェダル
×07メイショウベッピン17ダルエスサラーム
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎チュウワノキセキ

　本命はチュウワノキセキにした。大外枠なのでそこが鍵だが、今回はちょっと展開が読みにくいし、外から素材で何とか出来るのと坂の登りで動ける、基礎スピードを持っているというこの辺での評価かな。

　まずは２勝クラス勝ちから。これが中京1400で33.8-35.0とかなりのハイだが11.1 – 11.4 – 11.6 – 11.3 – 12.1とL3-2での再加速が起こっている。これで好位３列目の内で我慢して４角で進路を取れてない状況から出口で最内に切る。序盤の再加速のところでスッと伸びて一気に先頭列まで来たし、そのままL1で突き抜けての１馬身1/4差と完勝だった。３着がジュビリーヘッドで1200の馬だが重賞でも好走できるレベルの馬だからね。これを相手に流れた中で坂の登りでスッと動けていたのは良い。それとここは出負けしていたんだけど、二の足が速くてリカバーできていたのも好材料。ゲートがあまり安定しないので外の方がレースはしやすいはず。

　そのうえで、外からの素材面の勝負でも対応できる。直近でも良いが、敢えて言えば６走前の六甲アイランドS４着。ここに入って実は最先着馬になる。阪神1400で33.7-35.3とかなりのハイから10.9 – 11.3 – 11.4 – 11.7 – 12.2と単調な基礎スピード特化戦。これで中団の外から３～４角でも外目を通してメイショウホシアイをマークしながら出口で外。ジリジリとだったがL1まで伸び続けて３着争いまで伸びてきた。ここの６着がタイセイシェダルになるわけで、これに対して素材面で一枚上のパフォーマンスは大きい。

　スローの渡月橋Sでも戦えているし、基本的には一枚上の馬だと思うんだけどね。前走のストークSは単騎で前が34.7-34.8と平均、中団外外でロングスプリントをロスがある状況で押し上げる形になったのも痛かったと思う。前半もうちょっと流れに乗って良い馬なので、ペースがある程度上がる中でしっかり２，３列目外辺りを取ってくれればやね。

○？

▲？

△ケデシュ

　後はケデシュを。坂路の追い切りが良く52.5-24.2-12.1を馬なりで減速せずにまとめている。まあ坂路は走る馬だがこれは一ついい材料。それと、前走のストークSは本来なら基礎スピードを活かしたいところで中団外から、前が単騎で34.7-34.8と緩めの流れで３～４角外から勝ちに行った。これではしんどいし、馬体増もあって馬の方も？というところ。５走前の１勝クラス勝ちが中京1400で33.4-35.3とかなりのハイを好位で流れに乗ってねじ伏せての1:20.4とまずまずの時計。札幌1500の勝ち方が良かったし本音を言えばもう少し距離が長いか馬場が重いかの方が良いとは思うが、人気もないし追い切りも良いし流れに乗れればもうちょいやれて良い。

△タイセイシェダル

　まあどういう競馬でも大きく崩れるところがないのでそれなりには評価したいが、人気で強く狙うほどの魅力はないという感じ。前走のストークＳは割と噛み合った方で、34.7-34.8と平均で前が単騎、これを少し離れた好位で運べていたのは良かった。まあそれでも少し外を通して勝ちに行く競馬だけど、11.1 – 11.4 – 11.4 – 11.2 – 12.2と前がコーナーで緩んでいない中で押し上げているので他の有力馬との比較で相対的には良い横の位置を回せたことで結構踏ん張ったという感じ。ただ、ペースはこの馬の位置だと明確にスローだし、流れたトリトンSがサトノラムセスに完敗のレベルなので強気に狙えるほどではない。33.7-35.3とかなりのハイだった六甲アイランドSでは後方からジリジリでチュウワノキセキに先着を許している。追い切りもこの馬比較で特段、という感じなのでまあ連下が妥当かなと。

×メイショウベッピン

　メイショウベッピンはこの枠はちょっと悩ましいところ。本質的にちょっとエンジンのかかりが遅いタイプで、多少前半で縦の位置が悪くても出し切ってなだれ込んで良さが出る、またペースが遅ければ質を高めてくる。この２点で豊と結構合っていた印象ではあるんだよね。４走前の京都マイルでも45.1-47.3とかなりのハイを中団外から勝負に行って大味な競馬で踏ん張っての３着なぐらいだからね。素材は良い物を持っている。ただ1400でペースが落ち着いて内枠で要所の加速がとかになったときに？という点でちょっと不安はあるので軽めの押さえまでにした。ゲートがそんなに良くないからどうしても前に入られてしまうし。

×ダルエスサラーム

　後は現時点での評価が難しいダルエスサラームを×で押さえる。この世代は短距離路線は面白いかな？と思いつつもいざ古馬と戦って見ると結構苦戦している印象が強い。紅梅Sの感じなら稍重で34.6-35.5とややハイで流れに乗ってねじ伏せているし…と思うんだけど、２着バークスライがさほど。つわぶき賞２着もまずまずだけど、全体のレベル的には微妙な戦いの中でのものだからね…ここは外枠である程度先行して正攻法の勝負になると思うけど、それで圏内を取りこぼしてというところは結構あり得そうだし、軽めの保険までかな。

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「北条直人の競馬ブログ」より