2019/02/02
天皇賞秋2022の予想
東京11R 芝2000m
馬場想定:良、超々高速馬場想定
風向想定:東北東1m/s想定
展開予想
まず馬場だが、正直かなり軽い。恐らく超々高速馬場で、相当時計は出やすい状況だと思う。風は東北東からなので3角地点が完全向かい風、HSは追い風に近いが弱めの風なのであまり気にしなくていいだろう。
展開予想だが、ひとまずyoutubeに展開予想動画をアップロードしてますのでそちらもよろしくお願いします。そのうえで、枠の並び的に内枠のパンサラッサが最初から押して押して出していくしかない状況。外のジャックドールは恐らくこれに無理に競りかけたくはないと思うので行かせて2番手を目論むが、これに対して内のマリアエレーナや外のバビット辺りがどこまでパンサラッサを追いかけるか?というところだろう。それらを見つつポタジェやシャフリヤールといったところが好位辺りとなりそうかな。ペースはパンサラッサが刻むペースで見れば恐らく57-59.5ぐらいで1:56.5…56秒台に入ってくる可能性の方が高いかなと見ている。離れた2列目で大体58前後とみてこれでも平均~ややハイぐらいを想定。相当基礎スピードの質を求められると思うので、その辺を意識した予想、後ろからなら暴力的にロングスプリントを引き出せないとなかなか突っ込み切るのは難しい状況を想定する。
予想
◎08シャフリヤール
○?(noteのみ)
▲?(noteのみ)
△07イクイノックス
△09ジャックドール
×02カラテ06ジオグリフ
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×
◎シャフリヤール
本命はシャフリヤールにした。正直言ってこれは週の頭からパンサラッサやジャックドールがいて間違いなく流れるだろうという決めつけができていたのでほぼ決めていた。
シャフリヤールはまず超々高速馬場巧者と言っていい。ダービーと毎日杯がそれを証明していると思う。ダービーに関しては60.3-57.0と超スローの流れで後半1000がレースの上がりで57.0という中での差し切りなのでもちろん56秒台を出せている。12.8 – 11.7 – 11.4 – 11.5 – 10.8 – 11.6と緩い流れからの2段階加速でL2最速で10.8とトップスピードの質も求められた。これで中団馬群の中で包まれた状態で3角に入っているし、この時点で大体4列目ぐらいなので大体3馬身半差ぐらいとみても56.4ぐらいは必要になる。その中で直線で外への誘導を加速しながら進めていたし、出し切ってL2で3列目からすっと伸びてここでエフフォーリアとの差も詰めて1馬身半差。L1でそのまま伸び続けてハナ差とは言え捕え切ったわけでね。これはかなり強い競馬だったと思う。最速地点で差を詰めているのでもちろん10.8のレースラップより速いし(1馬身は詰めていないので0.1程度だと思うが)、L1も1馬身半を詰めたので11.4ぐらいは出せている。そしてこれを自身後半1000で56秒台半ばの走破の中でやってきたと。これはかなり大きな武器。
もう一つ、毎日杯は異なるパターンで強い競馬。阪神1800mで45.9-46.3と平均ペースから11.7 – 11.9 – 11.5 – 11.2 – 11.7のラップ推移。超超高速馬場で流れた中での一足勝負というイメージで良いだろう。これで好位の中目で流れに乗り、2列目付近から直線でスッと反応して先頭列に来た。L1で外差しのグレートマジシャンとの一騎打ちだが踏ん張ってクビ差と粘り通しての1:43.9。1000通過は57.6となるし、この馬自身も好位でついて行ったので58前後で入っているからね。2000mで走破を1:56.5と置いても、ここから1F延びたとしても12.6でまとめればいいのだから、11.5-11.2-11.7-12.6と考えれば現実的だと思う。L1で12秒台とかで落としていたら減速度合いはさらに…となるけど、L1の坂で11.7でまとめているからね。実際ここの3着がプログノーシスなわけでレベル自体本来かなり高かったはず(グレートマジシャンは本当に残念)。
今年はシャフリヤールとしては得意条件を封印しての海外遠征だったと思うし、ドバイシーマクラシックはそれでも頑張ったと思う。標準馬場ぐらいだったと思うし、61.99-60.48と日本式で61.0-60.5ぐらいの平均、12.24-11.95-11.94-11.49-12.86のラップ推移。その中で2列目で先行しながらL2最速のところでしっかりと進路を取って反応しながらしっかりと抜けてきた。ユビアーには強襲されたが平均で流れてのユビアーは強敵だし、何よりシャフリヤールにとっては馬場がちょっと重かったと思う。前走のプリンスオブウェールズSではアスコットの高低差化け物コースに苦戦したのもあるがそれでも大きく崩れなかったからね。
ジャパンカップで甘かったのもこじんてきには馬場かなと思っているし、本音を言えば2400は若干長いタイプだと思う。基礎スピードの質で相当いいものを見せているし、東京2000でペースが上がる形はシャフリヤールにとってはベスト条件かなというのもある。ここで本命打たないという手はない。競馬に絶対はないけど、自分の中では迷いなくシャフリヤール本命。56秒台の決着でこのメンツで、最も勝つ・馬券に絡む可能性が高いのはシャフリヤールだと素直に思っている。クリスチャンはそんなに良い騎手とは思ってないけど、ミルコと違って静の騎手だから単調な競馬の方が良いと思うしその点ではフィットしやすいだろうと。
○?
▲?
△イクイノックス
悩んだけどイクイノックスを連下で。とにかくダービーみたいな競馬では脚を使ってきてもこのメンツだと差が大きくなりすぎて物理的に難しいので、最低限の位置を取ってほしい。ただ、ダービーで見せたロングスプリントの物量面では世代屈指と言っていいとは思う。58.9-59.0と流れた中で外枠からちょっと消極的に後方からになってしまった。そこから12.0 – 11.8 – 11.5 – 11.7 – 12.0とL3最速の流れの中で脚を温存しつつ直線で外に出してドウデュースを追撃する形での2着。クビ差まで詰めたと言っていい。上がりが33.6なので残り2Fを23.4と見れば後半1000mで57前後は現実的に使っていると思うし、2400でこの流れでやれているのである程度基礎スピード面が求められても後半を削がれないタイプだと思う。後半の素材面だけなら通用するのは確かだが、前半は質的には微妙。56秒台半ばを使えるとしても、前半1000で60で入る必要があるんだが、この辺に関してはまだ何とも言い難い。皐月賞が60.2-59.5の流れで好位でやれているし、馬場を踏まえればクリアできる範囲だとは思うんだけどね。ただ、シャフリヤールとの比較で見たときに前半の基礎スピードの質でシャフリヤールの方が現時点で見せている部分なら明確に上だと思うので、シャフリヤールとの差が序盤で広がると難しくなる。1番人気は正直ちょっと見込まれたとは思うが、後半の素材で超超高速2000に対応できるだけのものは示しているので、自分としては連下は必要かなという判断やね。
△ジャックドール
悩んで連下にした。結構直前までは対抗まで考えていた馬なんだけど、思ったよりも馬場が軽いなというのと、最内を取り切れるかどうかという点で後半のロングスプリント面でコースロス次第では少し落とすかも?というのを踏まえての連下。ただ金鯱賞のバランスで走れれば好勝負出来るとは思う。59.3-57.9とややスローだが後半1000でしっかりと58秒を切ってきた。11.7 – 11.7 – 11.6 – 11.0 – 11.3 – 12.3と中盤以降をしっかりと早めに踏んで仕掛けも強くL3最速で4角地点で仕掛けている。これでL1は12.3と落としているが、レイパパレを突き放してきている辺りは後半のロングスプリントの性能をこの位置で引き出せる強みだなと。ただ、ここは逃げて最短距離を通せているというのはある。札幌記念は2列目外からロスはあったんだけど、59.5-61.7とかなりのハイで12.2 – 11.8 – 12.4 – 12.6 – 12.7とL4最速ではあるけど消耗気味で有酸素運動の範囲内。コーナーでさほど速度を求められなかったのでロスはそこまで気にならないし、勝ったけど時計的には実は平凡でこの一戦自体をそこまで評価していない。ジャックドールのベストは前後半をしっかりバランスとって後半のロングスプリントを良い位置から引き出せるのが強み、だとは思う。ただ今回は飛ばすパンサラッサに、基礎スピード面も良いものを持っているシャフリヤールがいて、後半のロングスプリントの素材面で非凡なイクイノックスがいる。これらを抑え込むバランスってのは結構難しいかな?加えて言えば恐らく2,3番手までだと思うしマリアエレーナやバビット辺りの入り方次第では3~4角で外から動く羽目にもなりかねない。そういった面を踏まえたときに、勝ち切るところまでは難しいかな…という2番人気の馬で連下までが妥当と判断した。
×カラテ
後はヒモ穴枠でカラテを押さえておく。カラテに関しては結構前からマイルよりは中距離の方がとは思い続けていて実際そういう結果が出ているのに上手く予想的に使ってこれなかったというもどかしいところはある。ただ、やはり前走の新潟記念なんかでも60.5-58.4とかなりのスローからの12.5 – 12.1 – 11.2 – 11.0 – 11.6と加速の形でスッと反応してギアチェンジを見せてきたしラストまで余裕。相手関係楽だったとは思っているけど、それでもこのギアチェンジをこの距離でゆったり好位から引き出せたというのは意外だったし、前半が楽になったのが大きいと。中山記念がパンサラッサの競馬で46.3-48.8とかなりのハイ、11.3 – 11.5 – 11.6 – 12.2 – 13.5と単調な流れで3~4角で中団外から進めて直線しぶとく伸びてアドマイヤハダルを捕えるところまでは持ってきた。1800での激流で対応できたのはあるが、ちょっと忙しいというのは感じたしね。この枠で東京2000、前が飛ばしそうで内に先行馬が揃って序盤のスペースは困らないというのもある。中団内内で前から少し離れて3~4角で各馬が仕掛ける中で内に拘って運べれば不気味な馬なのはカラテになるかな。
×ジオグリフ
後はジオグリフを押さえておく。追い切りが良かったのはあるかな。正直ロングスプリントが合うのかどうか?というのは微妙なところはあるが、ダービーは枠も悪かったし運び方も最悪に近かったからね。本来もう少し位置取りを取れる馬だと思うので。皐月賞は60.2-59.5と平均で12.3 – 12.3 – 12.0 – 11.4 – 11.5のラップ推移。2F戦でコーナーでは緩めだったというのもあるが、好位の外からしっかり動いて直線でイクイノックスを目標にラストでグンと抜けて1馬身差と強い競馬。ここからも個人的には少し息が入って有酸素運動の競馬がある程度求められる中での機動力で良さが出るタイプかなとは思っていて、距離はもっとあっていいだろうという判断だったんだよね。それがダービーでは58.9-59.0と超超高速でペースが上がってしまってそのうえで後方からの競馬を選択。12.0 – 11.8 – 11.5 – 11.7 – 12.0と前も緩めない中でコーナーでかなり外を回す羽目になったし、それでも直線半ばぐらいまでは悪くなかったからね。1~4角全てのロスは痛い展開だった。喉鳴り云々は何とも言えないが、序盤の入り方が良かった中で変に下げることなく運べていたらとは思うけどね。東京1800の新馬戦ではあるがアスクビクターモア相手にしっかりとトップスピード戦で捕えて抜け出せているので、高速馬場そのものはそこまで問題ないはず。朝日杯からマイルはちょっと短いと思うし、この条件なら押さえておきたいというところかな。
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コラボ指数:12月28日(木)的中率結果
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単勝:87% 複勝:100% 馬連:66.7%
ワイド:91.3% 3連複:54.2% 3連単54.2%
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コラボ指数:12月24日(日)的中率結果
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単勝:79.2% 複勝:95.8% 馬連:45.8%
ワイド:75% 3連複:41.7% 3連単41.7%
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コラボ指数:12月23日(土)的中率結果
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単勝:87.5% 複勝:100% 馬連:62.5%
ワイド:83.3% 3連複:25.0% 3連単25.0%
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一般的に3連単の的中率は10%程度なので、
平均の約3~4倍、、