本命07ロータスランド＠スワンステークス2022予想

スワンステークス2022の予想

阪神11R 芝内1400ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：北4m/s想定

展開予想

　まず馬場だが先週の感じだと内回りでも高速馬場ではあると思う。ただ、内回りはそこまで極端では無いかな。風は北からなので３～４角中間地点が完全追い風になる。

　展開予想だが、逃げるのは多分ヴァトレニになりそうかなと見ている。ベステンダンクはこの距離では基礎スピードの質的にそこまでのレベルではないので、ある程度は主張してくるだろうが番手外ぐらいまでになるとみる。それらを行かせながら岩田のダイアトニックは２列目の内を狙い、ホウオウアマゾンもその辺りとの戦いだがクリスチャンもまだ日本の流れに慣れてないので一列後ろぐらいで岩田に入られそうなイメージ。ロータスランドは２列目の中目～外、スカイグルーヴも好位の外ぐらいは狙ってくるかなと言いう感じでペースは落ち着くとみる。34.2-11.6-34.2ぐらいの平均ペースで1:20.0前後と想定しておく。多分単調な流れでは無く少し息が入るかなという感じで総合力重視。

予想

◎07ロータスランド
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△08トゥラヴェスーラ
△12サブライムアンセム
×06マテンロウオリオン17スカイグルーヴ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ロータスランド

　本命はロータスランドで。基本的に1400では総合力で一枚上の存在だと思っている。

　阪神での京都牝馬Sでは34.3-33.9と平均でもややスローで後半が33秒台に入っている。11.3 – 11.5 – 11.1 – 10.7 – 12.1と中盤で少し緩んでのL2最速で番手外からしっかりと直線加速でスッと抜け出してラストでスカイグルーヴの追撃をしっかりと振り切っていると。ここは別定戦で56kgを背負ってのものだったし、それで一枚上の総合力の差を見せてきたからね。

　それでいて宮記念みたいに重馬場でも対応できる。33.4-34.9とかなりのハイで進んで12.1 – 10.3 – 11.0 – 11.0 – 11.5 – 12.4と単調な基礎スピード特化戦。これで中団に近い位置で進めながら単調な流れで３～４角で少し置かれ気味だったものの直線でのバテ差しでしぶとく伸びてナランフレグが内から嵌ったのに対して最後まで差し込んできていたのは評価したい。こういう厳しい流れでもやれているのは大きな収穫と言っていい。

　安田記念は46.7-45.6とちょっとスローだったし後半型の競馬で少し切れ負けしていたのが大きいと思う。阪神1400でこのメンツ、この馬場なら極端なハイペースにはならないかなと見ているし、まあ多少流れても前半無理をしなければというのもある。総合的に本命にしたいなと。

○？

▲？

△トゥラヴェスーラ

　阪急杯の内容が印象的だし、スムーズならもうちょっといい位置を取れる。阪急杯は34.0-34.5と平均でもややハイ寄り、11.2 – 11.4 – 11.5 – 11.3 – 11.7とL3-2で加速する形にはなっている。これで後方２列目から直線で鋭く伸びてダイアトニックの直後まですぐに来たし、L1でそこから外にとってラストでクビ差までもってきている。ただ、そもそも前半も悪くないゲートだったんだけど、岩田の嫌らしい入り方で内の馬が下がってきてこちらも下げざるを得ない形。ちょっとかわいそうな展開でもあった。その点では個々も重い印候補の一頭だったのは確か。ただ、前走のスプリンターズSでは詰まったのもあるがちょっと物足りないのでそこから上げてこれるかどうか。32.7-35.1と超ハイで前半が質的に求められたのもちょっとしんどかったかなというのはあるしね。追い切りもまずまず良かったし判断に悩んだが連下で。

△サブライムアンセム

　３歳勢の中で割と人気薄だけど、普通に戦えるだけの下地はあると思うけどね。フィリーズレビューはちょっと嵌った面はあるがそれでも相手が相手。阪神1400で33.5-35.0とかなりのハイ。11.0 – 11.4 – 11.5 – 11.7 – 11.8と単調な基礎スピード戦で中団の内目を上手く通しながらロスなくコーナーを進めて直線で捌いてナムラクレアを捕えた。ただ、ここの３着がアネゴハダになるのでこれに対して２馬身近くの差というのは結構決定的だったと思う。桜花賞で46.8-46.1と平均でも12.2 – 12.0 – 11.1 – 11.5 – 11.5とL3最速で11.1とトップスピード面もある程度求められた中でそこそこやれていて決して前半特化というほどでもないと思うからね。ゲートはカギだが流れに乗って運べれば十分チャンスはあると思う。連下で。

×マテンロウオリオン

　ちょっと悩んで引っ掛けることにした。正直このパターンではそこまで狙いたい馬では無いけど、NHKマイルCは強かったし内にそれなりに面白い馬が多い中で内のスペースを拾いつつ最短距離を通せればのチャンスはある。NHKマイルCでは45.6-46.7とややハイで11.5 – 11.8 – 11.1 – 11.5 – 12.3のラップ推移。後半特化で後方から進めながら直線外からしぶとく伸び続けての２着。ダノンやセリフォスが富士Sで上位だったし力という点では通用する目途は十分立てている。ただし、やはり後半特化での鋭さが一番の魅力だとは思うので、阪神1400で後ろからの競馬となったときに前が34-34レベルで支配して加速が要所で求められた時に３～４角で内を捌きながらどこまでスムーズに運べるかという問題はあるかな。正直条件的にも枠順的にもリスクはあると思うし、これが１番人気なら信頼し過ぎない方がいいとは思うが…。まあでもパフォーマンス的には通用するはずなので軽めの押さえで。

×スカイグルーヴ

　ちょっと外枠かなというのと、面白い馬が内枠に結構揃ったので３～４角で多少緩んだとして外から押し上げても一足を使ってくる馬に対してそこまで？というのはある。出来ればもうちょっと中目の枠が欲しかったね。京都牝馬Sではロータスランドに対して34.3-33.9と平均からの11.3 – 11.5 – 11.1 – 10.7 – 12.1とL2最速で好位の内から上手くスカイグルーヴの後ろを通して最後に詰めてきた。L2の最速地点ではジリっぽかったが１馬身ちょっとの差をL1で半馬身まで詰めてきたのでそこは評価できる。ただかなりかみ合った枠の並びでゲートがそこまででもなかった中で好位の内を拾えたし、終始スムーズ。そして2kgの斤量差をもらっていた立場になるので、その点を踏まえても外枠で出し切れても…という点で素材は評価するも押さえまでかな。

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「北条直人の競馬ブログ」より