ダイヤモンドステークス 2022 予想：本命10レクセランス

ダイヤモンドステークス2022の予想

東京11R 芝3400ｍ
馬場想定：良～稍、標準馬場想定
風向想定：北北東1m/s想定

展開予想

　まず馬場だが先週が雨が結構降った割にそこまで悪化しなかった。ややタフぐらいかな…というところなので、今週土曜の段階では雨も降りはじめぐらいだし標準ぐらいで見ておきたい。風は北北東からだが安定していないし1m/s程度なので気にしないでおく。

　展開予想だが、はっきりとした逃げ馬はグレンガリーぐらいでこれがハナを主張していくのかなというのはある。それを行かせながらテーオーロイヤル、カウディーリョ辺りもじわっと先行、アンティシペイトがこの距離でどこまで主張するかだがゲートが安定しない馬なので難しい面もある。ゴースト辺りが外から先行しても北村宏司だしそこまで上げていかないだろう。ペースは落ち着くと思うし、入りで63ぐらいにはなるんじゃないかな。中盤も上がらず後半２段階加速寄りで直線でロングスプリントぐらいは求められるとみる。63.0-91.0-58.5ぐらいでかな。3:32.5ぐらいを想定。

予想

◎10レクセランス
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△03ヴァルコス
△07アンティシペイト
×05カレンルシェルブル08アンティシペイト
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎レクセランス

　ん～まあいろいろ考えたけど、結局レクセランス本命が無難かな。追い切りも良く感じたし。正直ここは混戦ではあると思うし、適性面での不安がほとんどないというのは大きい。

　まず前走の万葉Sが強い。中京3000ｍ、60.3-64.6-59.4と中弛みが起こった長距離戦で、12.2 – 11.5 – 11.7 – 11.8 – 12.1 – 12.3とL5の向こう正面終盤が最速。そこで中団外から正攻法での競馬で３～４角で外を回してそのまま直線しぶとく伸び続けてラストまで。内から上手く伸びてきたマカオンドールに対して捕え切れなかったけどロスの分を考えれば内容的には上だし３着のシルヴァーソニック以下を１馬身1/4以上離してきた。後半のポテンシャルで良さを出してきたのがまず一点。

　それと、２走前のアル共もこのメンツなら威張れる内容。東京2500で63.4-58.0とドスローからの12.1 – 11.8 – 11.1 – 11.1 – 11.9と3F勝負に近い。これで中団の内目で包まれて直線外への誘導でジリジリとではあるがくらいついてL1の減速で差し込んできての４着。切れ負けは覚悟だがエンジンがかかってから長く脚を使ってくるロングスプリントは悪くなかったし、今回のメンツでは最先着。

　後半の素材面はこの２走で十分なものを見せているし、そのうえで左回りでのコーナリングで負荷がかかるポテンシャル戦のケース、直線勝負のウエイトが強くてロングスプリントのケース、どちらでもやれているのは強み。3400ｍなのでそこまで後ろにならないと思うし、武史なので中団ぐらいは取ってくれそう。そこから３～４角での競馬になっても良いし直線勝負でも…というところで考えるとレクセランス本命かな。追い切りも含めて総合的に。

○？(noteのみ)

▲？(noteのみ)

△ヴァルコス

　ん～まあこれはロマン枠かなあ。まあ敢えて言えばやはり府中が良いと思う。青葉賞はフロックではありえない。60.4-57.9とかなりのスローから12.2 – 11.7 – 11.6 – 11.6 – 11.5 – 11.5と後半5Fで11秒台半ばを維持。向こう正面で捲ったのは良かったが内に収めきれずに３～４角で外々を回す羽目に。それでも直線までしぶとくしぶとく伸び続けていたし、左手前で３～４角で負荷を強めに求められながら右手前、L1で左手前に戻してしぶとかったので、多分左手前でロングスプリント気味の競馬というのが合っている印象かな。東京の3400ｍなら直線最速になったとしてもコーナーからある程度というのは期待できると思うし、ここ２走はギアチェンジでちょっと置かれていた印象なので色々噛み合えばやね。屈腱炎からの馬なので難しい面もあるが押さえておきたい。

△ヴェローチェオロ

　連下にした。やっぱりちょっと京都新聞杯の負け方が引っかかったかな。マカオンドールに明確に見劣ったのと、59.9-59.0で前半そこそこ流れて先行したとはいえ、12.3 – 11.4 – 11.5 – 11.5 – 12.0 – 12.6と向こう正面からの競馬でコーナーで速いラップを内内で進めていたのにここで反応に苦しんでしまって直線で甘くなるのが早かったからね。左回りでコーナリングを求められるのがイマイチな可能性はあるなと。まあ直線勝負ならひめさゆり賞みたいに対応してきているので何ともだが、府中で少し嫌いたいと感じる部分はあるので。菊花賞のパフォーマンスだけで見れば多分一番手になるんだけど適性面で少し下げた形。

×カレンルシェルブル

　ん～まあ悩んだけど押さえておくかという感じ。一応セントライト記念だけやれればここでも上位は間違いない。中山2200ｍで60.5-59.6とややスローから12.2 – 12.0 – 11.5 – 11.7 – 12.2のラップ推移でL3最速。４角地点で好位の外から正攻法で進めてちょっと甘くというところだが、それでもL1まで４着争いで踏ん張ってのものだしオーソクレースから１馬身差なら悪くはない。ただハービンジャーの仔って不思議と長距離馬が出てこないイメージなんだよね。東京自体はここ２走の内容からそこまで気にしていないけど、3400ｍでどうかやね。

×アンティシペイト

　追い切りが良く感じたのと、４走前のジューンS２着、過去の万葉S４着を総合的に評価。ジューンSはシルヴァーソニックには敗れたが62.0-58.2と超々スローから11.8 – 11.9 – 11.1 – 11.3 – 12.1のラップ推移でロングスプリント。これで２列目外からシルヴァーソニックが勝ちに行くのを追いかけながら最後までマッチレースを演出して４着以下は千切った上でのクビ差の２着。割と後半の無酸素運動の競馬も戦えるし、万葉Sではナムラ６ドノヴァンには完敗も12.2 – 11.7 – 11.6 – 11.9 – 12.2のポテンシャル戦で好位の中目から捌いてL1までジリっと伸びてきていた。ここの５着がゴースト、６着がアドマイヤアルバ。このあたりとの比較で見てもヒモで拾うならこの馬かな。

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「北条直人の競馬ブログ」より