高松宮記念 2021 予想：本命16レシステンシア

time 2021/03/28

folder 2021重賞まとめ予想

高松宮記念2021の予想

中京11R 芝1200ｍ
馬場想定：稍～重、ややタフな馬場想定
風向想定：南南東6m/s想定

展開予想

　雨が読みにくいところはあるが、豊明は午前にはもう降りそうなので恐らく道悪になる可能性は高くなったと思う。土曜は今のところ標準ぐらいかなとは思っているが、思ったよりは軽くやや高速もあり得るかも？というぐらい。ただ、この雨の影響はどうしても出てくるので標準よりは重くなる可能性が高い。ややタフ～タフな馬場辺りで想定しておきたい。昨年に近い馬場になるかな。風向は南南東からの風が吹く可能性が高い。これは３～４角中間でちょうど追い風になるという感じになるので北西方面から吹く傾向の宮記念の例年の形とはちょっと違うかもしれない。この辺は興味深く見ておきたい。結構強めの風だしね。

　展開予想はひとまずyoutubeの方にアップロードしてますのでそちらの方をよろしくお願いいたします。そのうえで、行くのはモズスーパーフレアだろう。ペースをコントロールしてくる可能性は十分あるが、それでも行き切るしかないタイプなので。それを見ながらの番手がそれなりに熾烈かな。まあ速度的にはレシステンシアが２番手を窺うとは思うし、それを行かせないよう手抵抗したいラウダシオンやダノンスマッシュは各々ゲートと二の足で前を取る所まででは不安もある。となると番手レシステンシアになるかな。この２頭がある程度支配して３～４角追い風で後ろから動く馬がどこまで出てくるかというところだろう。イメージとしては昨年に近いイメージで入りたいし、34.0-34.5ぐらいの感じで平均～ややハイを想定したい。Ｌ３－２の加速は問われる可能性が高いと思うが、３～４角の追い風がどう影響するかもあるし、結構そこは注目して見ている。

予想

◎16レシステンシア
○？(note版のみ)
▲？(note版のみ)
△02レッドアンシェル
△10ラウダシオン
×05ダイメイフジ15マルターズディオサ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎レシステンシア

　今週は堅めの本命になってしまっているけど、レシステンシアに関してはやはりこの馬を軸にしたいという気持ちが強かったかな。まず前提として雨が降ったとしても問題ないのと、バランス的にハイペースで強さをこれまで見せてきたうえで、阪急杯でしっかりと息を入れての再加速で鋭さを見せてきた。中京1200で求められるものをすべて高いレベルでまとめている馬だと言って良いと思う。

　前走の阪急杯では阪神1400で超高速馬場ではあったがレコード勝ち。とはいえ、ラップ的にはかなり余裕のある走りだった。34.0-33.8と平均ペースだし、後半を33.8でまとめている。またラップも11.2 – 11.4 – 11.2 – 10.8 – 11.8とL2最速で10.8とかなり速いし、コーナーで息を入れての再加速でここで楽にジャンダルムを寄せ付けずに２列目以下を離す鋭さを見せてきた。この時がHSで左前方からの風、向かい風に近い中でのものだったのでラストは少しラップを落としているが、1200通過時計が1:07.4なのでシンプルに質的に通用したのは大きな材料（もちろんL1を省いていて、ここが上り坂なのであれだが、あくまで指標として）。

　それと、個人的にはやはり桜花賞は面白かったと思う。これが重馬場でかなりタフな馬場状態。46.5-49.6と超ハイからの11.6 – 11.5 – 11.7 – 12.6 – 13.8と消耗戦だが、この時はBSが向かい風となっていたのでここで外枠からスピードに乗って番手に持って行ったというのはかなり状況的にしんどかったと思う。その点を踏まえてもタフな馬場適性は高いはず。

　敢えて言えばラウダシオンに敗れているNHKマイルCだが、それでも他の２列目は要所で離していたからね。46.0-46.5と平均でコントロールして11.9 – 12.0 – 11.3 – 11.2 – 12.0とL2最速の流れで逃げてしっかりと加速まではもってきていた。ここでは後半どの地点でもラウダシオンに見劣っていたのでこれはカギだが、重馬場の1200ならパワー型基礎スピードを求められるのでラウダシオンには前半部分で優位性を取れるだろうという期待は持てると。その点を踏まえても総合的に隙が無くて前目の馬としては末脚の絶対量はそれなりに持っている方。モズを目標にしながら番手が取れれば今のレシステンシアにはそれで十分通用すると思うので。

○？

▲？

△レッドアンシェル

　まあ後は道悪実績があって枠が良いレッドアンシェル辺りを連下では狙いたいかな。基本的には厳しい流れのほうが合っているとは思うが。北九州記念勝ちがモズが飛ばして32.4-35.4と激流の流れの中で中団内内でロスなく進めてしぶとく内から差し込んでの勝利。完璧に乗られていたし、風も北北西から5.4m/s（博多）だったのでBSが向かい風だったしモズにとっては難しい風だったことを考えてもかなり恵まれた面はある。ただ今回も内内で我慢しながらという競馬ができそうだし、不良の中京1200という条件のCBC賞でセイウンコウセイを撃破しての勝利があるようにタフな馬場の中京というのも合うからね。内枠有利の傾向が強いレースなので押さえておきたい。

△ラウダシオン

　雨はそこまで悪くはないんだけど、やはりNHKマイルCがベストバウトである以上は高速馬場の方が良いと思う。46.0-46.5と平均で進んでの11.9 – 12.0 – 11.3 – 11.2 – 12.0という流れでレシステンシアについて行きながら直線加速が求められた坂の登り地点でしっかりとレシステンシアに差を詰めながらL2で並びかけてL1で抜け出しての１馬身半差完勝は立派。ただ重馬場のファルコンＳが33.8-35.8も単騎逃げのもの、11.0 – 11.7 – 12.1 – 11.5 – 12.2のラップ推移でコーナーで逃げ馬が逸走したのでそこでラップが落ちているが、恐らく離れた番手以降は淡々とした平均ペースぐらいだったかなと思う。その中で直線坂の登りで好位からスッと伸びてはきたが、それ以上に伸びてきたのがシャインガーネットということを考えても、悪くは無いが条件的にタフな馬場で1200で更にとなるとやね。NHKマイルＣも出負けしてのリカバーでの番手なので、この1200ｍという距離でとなったときにレシステンシアほどの前を取れる信頼度というのは無いかな、というところと思ったよりは人気だったのもあるかな。連下とする。

×ダイメイフジ

　あとはyoutubeの方でも触れているけど、総合力を求められる時のダイメイフジってのは結構侮れない。過去になってしまうが、ラピスラズリＳでモズスーパーフレアを撃破しているが、これが34.0-34.1とモズがコントロールして11.6 – 11.4 – 11.1 – 11.0 – 11.6とL2最速でというところで好位からL2で食らいついてL1でこれを捕えてきているわけでね。結構戦績が不安定なのでいつ来るかわからない時もあるんだけど、割と展開に紛れがある方が良いし、力の要る馬場でも強いので中京で内目の枠、上手く好位内目に潜り込んでのL2の一足が求められれば一発やね。単勝万馬券、最低人気だがそういうレベルの馬ではないと思っている。穴目で拾っておいて損は無いかな。

×マルターズディオサ

　ん～まあちょっと悩んだけどね。まあ良馬場なら質的に足りないだろうからサウンドキアラ同様消したと思うんだが…。桜花賞がいまいちなのが難しいんだよね。ただタフな馬場そのものは決して悪くないはずで、紫苑Sなんかは61.8-60.3とスローではあったが、12.4 – 12.0 – 11.8 – 12.0 – 12.1と後半のポテンシャル戦の中でしぶとく抜け出している。馬場自体は重くなって問題ないとなれば恐らくペースの問題だとは思う。良馬場なら基礎スピードの質的について行けずにというリスクがあるが、道悪で前がコントロールしてくれればついて行けるタイプの馬だと思うし、平均までなら何とかなりそうというのは阪神Cで外枠から難しい形でも34.0-34.3で淀みなくをついて行ってやれていたからね。内容的には強い競馬ができている馬なのでやはり消し切るまでは怖かったかな。ただやはり内目の枠が欲しかったのが本音やね。レシステンシアほど速度が無いから外枠だとどうしても３～４角で脚を使わなきゃいけないから中京1200でこの形は結構難しいと思う。パフォーマンス的には評価しているけど、現実的には押さえまでかな。