中山記念 2021 予想：本命01トーセンスーリヤ

time 2021/02/28

folder 2021重賞まとめ予想

中山記念2021の予想

中山11R 芝1800ｍ
馬場想定：良、かなりの高速馬場想定
風向想定：南南西1m/s想定

展開予想

　予想はしていたけど想像以上に軽いんじゃないかな。土曜メインでようやくまともなペースを作ってきたという感じで結果として３勝クラスのマイルで1:31.8。この感じだと超高速までは行かないけど、かなり軽い。このメンツだとしても流れれば45秒台は余裕で出ると思うのでその辺りは意識して入った方が良いと思う。風向は南南西1m/s想定。ＨＳで追い風だが微風なのでさほどの影響は無いかな。

　展開予想だが、行くのはバビットだろう。これに対して外からパンサラッサやウインイクシードといった所が絡んでくると思うし、馬場が軽いことも分かっただろうからこの辺は坂スタートの1800でも激化するんじゃないかなと予想。内のスペースを拾うのがトーセンスーリヤやコスモカレンドゥラ、マイネルハニーあたり。ただ前の３頭がある程度引っ張って少し離れたところで収める可能性が高いか。ヒシイグアスなんかはそこまで無理はせず恐らく中団～悪ければ後方もあると思う。前がそこそこ引っ張りそうだからね。ペースは恐らく47.5-46.5ぐらいの感じかなと見ている。1:45.8ぐらいを想定しておけばいいかな。1000通過で大体59秒台前半を想定。

予想

◎01トーセンスーリヤ
○？(note版のみ)
▲？(note版のみ)
△04ケイデンスコール
△10ゴーフォザサミット
×03ノーブルマーズ11クラージュゲリエ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎トーセンスーリヤ

　追い切りを見てこれならと思ったのと、枠の並び的に見てもここまでかみ合いそうならトーセンスーリヤで良いだろうという感じかな。本音を言えば1800は若干だけ短いかな？とは思っているんだが、坂スタートの中山1800なら新潟大賞典の感じで運べていれば前半は対応できると踏んだ。

　新潟大賞典が良馬場で58.7-58.9と平均ペースから12.0 – 11.5 – 11.2 – 11.4 – 12.8とロングスプリントの競馬となっていて、これで先行しながらうまく内目を通して３～４角で３列目内から直線しぶとく伸びてＬ３の地点でしっかりと反応して動けていたというのはある。Ｌ２の地点で明確に先頭に立っていたし、ラップ推移からの逆算で見ても1800通過が1:45.8となるのでひとまず絶対的に対応できたというのは良いし、その中で伸び始めが良かった。また新潟外回りで主流となりつつある４角からのロングスプリントの形に内内で対応。ロスがなかったという面もあるが、新潟は外回りでもある程度コーナーがきついので３～４角でペースが上がりにくいという側面もあった。これがコーナー最内でしっかりと立ち回って直線入りでもう一段の加速で鋭く動けていた。この辺りの器用さはＡコースの中山でも活きてきそう（右左周りの差はあるがこの馬は右回りでも器用だからね）。

　まあこの新潟大賞典を最大限に評価したというところで、2000で58-58の流れに対応して加速して早めのロングスプリントで伸び始めが早かったという点でも1800は対応できると思う。出来ればそこまで超高速化しない方が前半からペースが上がるリスクがなくなるだけ楽だったと思うが、まあそれでもそこまで極端にハイペースにはならないだろうと思うし、仮に前が飛ばしても少し離れた３，４番手から進めてくれればロングスプリントもできるので小倉大賞典で勝ったテリトーリアルみたいな感じで捕えに行って３～４角Ａコースの中山内で引き上げてしまえば後ろがなかなか押し上げることは難しいと思う。

　条件はかなり揃ったと思うが、仮にバビットやパンサラッサが謎のドスロー団子の競馬とかになっちゃうと難しい。流石にそんなことは無いと信じたいけど、美浦の騎手のレースメイクは当てにならない部分はあるからね…。まあそんなことを言っていたら予想が出来ないので、ある程度は流れると決め打って。出来れば想定したペース通り、多少スローで48前後で２列目内とかならいい。ドスロー団子とハイペースについて行きすぎるのパターンだけは避けてほしいね。

○？

▲？

△ケイデンスコール

　1800は毎日杯だけなので何とも言えないが、先行策を取ってくれればというところかな。前走の中京での京都金杯は個人的に思ったよりパフォーマンス的には高かったと思う。ピースワンパラディをしっかりと抑え切ったのはそう簡単ではないと思うし、46.9-46.2と平均で流れた中で２列目の内まで持って行った。そこからしっかりと11.7 – 11.6 – 11.3 – 11.3 – 12.0のラップ推移で直線しぶとく抜け出しての勝利。ここでしっかりと勝ち切れたのは高く評価していいと思うが、やはり前半を詰めたからというのは大きい。今回の中山記念はある程度には流れると思うが、坂スタートの1800で１角までの距離が短いというのは変わらないわけで、この枠の並びでトーセンやコスモの後ろ辺りを取れてしまえば向こう正面では好位～中団にはという競馬もできそう。後は中山1800で内内で立ち回るという点では最強と言って良い岩田だからね。パフォーマンス的には上位の一頭だし、適性不安はあるが内枠を引けたことと前走がフロック視されているなら連下での押さえも十分ありやね。

△ゴーフォザサミット

　蛯名は幹夫になれるか…というところだね。ただ、今回のメンバー構成はかなり恵まれたなというのと、個人的にメイＳだけやれれば勝つところまではともかく好走するレベルは期待していいだろうと。メイＳが高速馬場の東京1800ｍ戦で47.2-45.6とかなりのスローからの11.5 – 11.3 – 11.2 – 11.3 – 11.8とロングスプリントでコーナーで速いラップというところを中団外外からとかなりロスが多かったけど、Ｌ１まで悪くない感じでだらだらと脚を使ってきていた。軽い馬場でもやれているし、昨年の白富士Ｓでは59.7-59.4と平均ペースを先行策という形から捌くのに苦労して内から外に誘導してからジリジリという競馬での４着もある。割と前半で脚を使っても大丈夫なタイプだと思うので、後は上手く流れに入っていければやね。蛯名に頑張ってほしい気持ちも当然あるが、シンプルにワンチャンスはある。

×ノーブルマーズ

　1800は微妙に短いようで、２走前のカシオペアＳはハイレベルな中でそんなに悪くなかった。京都の1800なのでワンターンだが、47.1-46.7と平均で流れての12.3 – 11.9 – 11.6 – 11.1 – 12.1とＬ２最速という一足勝負。これで外枠でもあり中団外外からとなったが直線序盤でジリジリ、Ｌ１でもジリジリとなだれ込むような感じで８着。内枠ならもうちょっとおもしろかったかなと思うし、ちょっと仕掛けが遅かったのもあるからね。夏の小倉記念の高速馬場でも前に入れているように馬場自体は軽くても良い、枠も良いので上手く前を取れればという狙いは立つかな。12番人気なら拾いたい。

×クラージュゲリエ

　まあ正直ちょっと悩んだけど消さずに押さえておく。消しても良いかなと思っているのは確かだが、引っかかったのはやっぱり皐月賞がそこそこやれたことかな。超高速馬場の中山2000で59.1-59.0と流れた中で12.1 – 12.2 – 11.7 – 11.6 – 11.4とＬ１最速の中でサートゥルら３強が加速するというところで中団外からジリジリだった。ただ軽い馬場での基礎スピード戦に対応できていたし、ダービーも含めて高速馬場は合うと思う。そのうえで外枠からなら自分のタイミングで動けるのでそこは悪くないだろう。1800はちょっと短いとは思うし、外枠なので中弛みとかトリッキーな展開にならないと勝つところまでは？とは思うがそれでも押さえておく。